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学級通信の思い出 [いろんな思い出]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:小学校の時の担任の先生の思い出

私の中で、小中高12年の担任の先生の中で一番印象に残っている、小学校5・6年生時の担任だったI先生のことは以前の記事(https://gonana57.blog.ss-blog.jp/2019-06-06)にも書きましたが、もう一つI先生のことで思い出に残っていることを今回は書きたいと思います。

それは、I先生が担任だった時期を通じて定期的に発行してくださっていた学級通信の思い出です。
学級通信といえば、クラスの生徒やその保護者に向けて、そのクラスや学校全体の近況や行事などのお知らせや報告、その他連絡事項などを伝えるのが一般的な内容だと思います。
I先生の学級通信でもこういった内容が掲載されるのは同じですが、I先生のものはそのような少々事務的な内容だけでなく、先生の日ごろ感じていることや、生徒や他の先生方との学校生活の一コマ、最近読んで感動した本の話など、毎回いろいろな話題をメインの記事にしていて、毎回配られて読むのが楽しみだったのを今でも思い出します。
I先生はいつも私たち生徒に非常に情熱をもって接してくだ去っていましたが、それは学級通信を読んでいても十分感じられました。
特にこれといった連絡事項などがなくても最低週1会は学級通信を発行してくださっていました。当時(約35年前)はパソコンはおろかワープロもほとんど普及していなかったので、ほぼすべてが先生の手書きによるガリ版刷りでの発行でした。
それだからこそ、先生の私達やクラスに対する思いがストレートに伝わって来たのかもしれません。
私の母親は、私が学校から持ち帰った学級通信を毎号保存してくれ、小学校卒業から何年もたった頃にそれを読み返す機会があり、改めてI先生と小学5・6年生の頃の思い出に浸ることができました。
気がつけば小学校卒業からもう35年、I先生が若くしてこの世を去ってからでももう結構年数が経ちました。今も自宅のどこかに眠っているかもしれない当時の学級通信の数々も、わら半紙が経年変化でかなり変色した状態かと思われますが、可能ならばぜひもう一度読み返してあの当時に思いを馳せたいものです。

今では、クラスや学校の連絡事項などもネットやメール、LINEなどで保護者に伝達されることがほとんどになったのではないかと思われ、学級通信の類もメルマガのような形態に変化しているのかもしれません。(子どもがいないので正確な現状把握はできていませんが)
もう昔のような紙の、それも手書きの学級通信を発行してくれるような先生はいないのかもしれません。そう思うとよりI先生の学級通信が懐かしく思える今日この頃です。
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