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一度使ってみたい! [視覚障碍者としてのあれこれ]

こんばんは、gonanaです。
私のような視覚障害者にとっても、スマホとの連携やAI技術の進歩などによる生活や行動などの変革は無縁のことではなく、これまでは不可能だったり難しかったことが、可能になったり負担が軽減されたりする例が多くなっています。
そして、その波は私も含め多くの視覚障害者が持つ白杖にも及んでいて、スマホやGoogle マップと連動して視覚障害者が安全に単独歩行できることを目指した「高機能白杖」が開発されたそうです。
この白杖は「WeWALK Smart Cane」(ウィウォーク スマート・ケーン)といい、トルコ在住の視覚障害者エンジニアによって開発されました。
詳細は下記のリンクをご覧ください。

視覚障害者のエンジニアが開発「高機能白杖」の優れた性能とは ライブドアニュース
https://043.jp/diary/?p=37
盲目のエンジニアが作ったスマート白杖。スマホ、Google マップと連動 (ギズモード・ジャパン)
https://www.gizmodo.jp/2019/09/wewalk-smart-stick.html

これはなかなか便利な機能が多いですね。
特に胸の高さより高い位置にある障害物をセンサーで検知し、振動で警告してくれる機能や、専用のアプリ(iPhone・Androidともに対応するアプリがあります)をインストールしたスマホとこの白杖をBluetoothを介して連動させることで、スマホを手で持たなくてもアプリが音声で道案内をしてくれる機能はぜひ使ってみたい機能です。
私はこの白杖に関してはネットや、所属する視覚障害者団体のメーリングリストに寄せられた情報でしか知らず、実際の使用感などはわかりませんが、実際に購入して使用してみた方のコメントをメーリングリストで読む限りでは、さすがに使い勝手や白杖としての操作のしやすさなど、まだまだ開発途上な部分が多いようですが、逆にいえば様々な視覚障害者サポートのサービスや歩行ナビゲーションなどと連携すれば、この白杖の価値がかなり上がるのではないかということです。
価格が499ドル(約54,000円)と、普通の白杖よりもやや効果にはなりますが、安全な視覚障がい者の単独歩行を実現させてくれる様々な機能やその発展性はかなり魅力的で、機会があれば私もぜひ使ってみたいと思います。
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