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2019年もあとわずか [日々のあれこれ&つぶやき]

こんばんは、gonanaです。
今年2019年もあと5時間ほどになりました。
So-net改めSSブログでは初の年越しになりますが、その前にやっていた某ブログも含めると、ブログでその年最後の記事を書くのも何回目でしょうか。

視覚障害者になって一時中断を余儀なくされた個人ブログを再開してから1年、途中でまさかのブログ開設先の変更というハプニングはあったものの、日々ブログであれやこれや書くという楽しみを久しぶりに再会でき、それが1年経過しても続けられているというのは嬉しいことです。
また、ブログ開設後8か月少々で延べ30,000人以上の方に当ブログををお読みいただいたということにも感謝を申し上げたいと思います。
来年も、このような駄文ばかりの日々ではありますが、これからも当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

実は、今年は父が亡くなったため年末年始のご挨拶を遠慮させていただくこととなりました。
ただしブログの更新は明日も行うつもりでいますので、もしお暇でしたらご訪問お待ちしています。

ということで、来年もよろしくお願いします。
タグ:2019年
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やっぱりこれが一番信頼できる? [ノンジャンル]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:情報は何から一番得る?

私はラジオ 派!

今でこそネットでニュースなどを知ることがだいぶ増えてきたものの、やっぱり個人的にはラジオが一番情報を知る手段としての信頼度は高いですかね。
小学5年生の時にラジオのおもしろさにハマって以来はや40年近く。
今やテレビをオンタイムで見ない日はあってもラジオを聴かない日はないというくらいのラジオ派人間ですし、視覚障害者になってみると、ラジオは情報を得ることへのハードルがほぼないに等しく、実にありがたい存在です。
ラジオ、特にAMラジオは、耳に入ってくるものすべてが情報といってもいいほどの情報の宝庫だと思います。
しかも映像や画像を見られないことで得られる情報に製薬のあるテレビやネット、新聞や雑誌などに対し、ラジオは電波が入りさえすれば、あるいはネット環境が整っていてネットでラジオを聴くことができればどこでも、何かをしながらでも情報を得られるので非常に便利です。
ニュースにしても、各局ほぼ横並びで内容的にもほとんど個性のない情報番組やニュース番組ばかりが、朝から夕方までダラダラ続くテレビより、1本1本の時間は短くても簡潔でわかりやすく、余計な演出などもほとんどなく、しかもテレビよりも高い頻度で最新のニュースが聴けるラジオの方が好きです。それぞれのニュースに対するパーソナリティーやキャスター、コメンテーターのコメントもテレビよりも主張がはっきりして深い内容まで斬りこんでいるイメージもあるのも気に入っています。
それに、ラジオで聴くことができる情報は放送局側から提供されるものばかりではありません。
ラジオのリスナーは、「受け身」で放送を聴くだけでなくハガキや封書、電話にFAX、メールやツイッターなどで番組に参加する人も多いですが、こういったリスナーさんの投稿の中にもたくさんの情報があふれています。
ラジオ局側もネットやメール、ツイッターとの連携をかなり早いうちからテレビよりも数段積極的、かつ上手にやっているので、きめの細かい情報を早く聞くことができるのもラジオの利点でしょう。
日常だけでなく、遠くへ鉄道旅をした時などでも、関東にいてはわからない地元の情報を手軽に入手できるラジオは必須アイテムです。
もうすっかり、ラジオ抜きの生活は考えられなくなってしまってますし、この傾向は当分ほとんど変わらないでしょうね。

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あまり早寝しようとしても [ノンジャンル]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:寝るの早!何時?

やはり22~23時ぐらいが早寝かどうかの一つのボーダーラインじゃないかと・・・
普段は早くても23時半頃、大抵は0時を回ったあたりで寝ることが多いので、22時台以前となると早い感じがします。
それに、よほど体調が悪い時でもなければあまり早寝しようとしても逆に眠れないんですよね・・・

以前、体調不良で検査入院した時は、本当に体調不良だった最初の2日ほどはともかく、体調も回復してくると21時半頃の消灯はいつもと比べ速すぎ、たいてい23時ごろまでは眠れませんでした。
また、視覚障害者となった後の自立訓練で入所していた国立障害者リハビリテーションセンターの寮でも、同様に22時の消灯後もなかなか眠りにつけないことが結構ありました。
夏や冬は、消灯後は冷暖房も切られてしまうので(まあ、効きはいずれもそれほど良くはありませんでしたが)、消灯後眠れないでいるときは消灯後の特に寒さが結構身に染みた思い出があります。
いずれの時も、眠れないからといって何かほかのことをして時間をつぶすというわけにもいかないので、ひたすらイヤホンでラジオや音楽を聴きながら眠気がやってくるのを待っていました。

本音を言えば、慢性的に睡眠時間が不足しがちな気がするのでせめてあと30分~1時間は長く寝たいとは思ってるんですけど、かといってあまりに早寝してしまうのも・・・という気持ちもあるので、悩ましいところではあります。

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親しみやすいのが一番 [ノンジャンル]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:自分の子供につけたい名前

正直、「これ」という名前にしたいという希望はありません。
姓名判断や名前の画数にもこだわらないし、鉄道好きの親に時々いる、子供に列車名など鉄道にちなんだ名前を付けるといったことも、嫌いではないけれど自分では必ずしもそうしたいとは思いません。
強いていうなら、妙に凝った字面や読み方の名前ではなく、シンプルで親しみやすく、覚えてもらいやすく、なおかつ名前のもつイメージに子供が縛られないような名前、といったところですかね。

視覚障害者になって退職するまで勤務していた会社では、主に人事部門にいた時期が長かったので、社員から提出される書類の中などで子供の名前に接することが時折ありました。
その時感じたのが、今の子供たち(当時すでに中高生という人もいましたが)の名前の多様さというか、私の世代ではなかなか見られないような名前の多さ。
今の子どもの名前は振り仮名がないと正確な読み方がわからないものが多く、しかも名前からは男女の別さえわかりにくいものもあります。
他人の子どもの名前に対してあれこれ言うものではないけれど、せめて自分の子供の名前は早くみんなに覚えてもらえ、親しみを持ってもらえるような、一生誇りを持てるような名前にしたいものです。

でも、その前にしなきゃいけないことがあるだろ、ってツッコミがどこかから聞こえてきますが・・・(苦笑)

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こりゃ年齢がバレるな(笑) [いろんな思い出]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:子供のころ流行ったもの

このお題を見て、改めて思い出してみると、私が幼稚園から小学生だった時代って、結構いろんなものがブームになったんですよね。
子供向けのおもちゃやグッズだけでも超合金にガンダムに、キン消し(キン肉マン消しゴム)になめ猫グッズに・・・
アイドルではキャンディーズやピンクレディーの大ブレイクもありました。
もっとも、これらは私の場合ほとんどスルーしてましたけど(笑)
あとインベーダーゲームも流行っていたし、任天堂が出していた「ゲームウォッチ」なんてのも2~3個持っていた記憶があるな・・・

私が覚えている初めての「ブーム」は、幼稚園に入ったか入らないかぐらいの時期の「スーパーカーブーム」。
すでに鉄道好きになっていた私も、CMなどで流れるかっこいいスーパーカーの映像に魅了されたものです。
当時確か東京12チャンネル(現在のテレビ東京)でその名も「スーパーカークイズ」という子供向けのクイズ番組がありました。番組の内容はスーパーカーに限らず乗り物全般についてのクイズ番組だったと思いますが、毎回番組の終わりに「宿題クイズ」として、スーパーカーがサーキットやメーカーのテストコースなどを颯爽と走る映像を見て、テレビを見ている視聴者が車種を充てるクイズコーナーがあり、そこで流れるスーパーカーの走りに、鉄道にハマりつつあった私も車大好き人間に傾きかけた思い出があります。

でも、個人的に一番のブームだったと思うのが、やっぱりブルートレインブーム。
東京駅でのブルトレウォッチングには、小学生の間に数回行きました。
日曜の午前中を東京駅で過ごしたのも、今や懐かしい思い出ですし、当時このブームに乗っていろいろ発売されたブルトレの写真や絵柄を使った文房具などもいくつか持っていました。
あの頃は、ブルトレどころか夜行列車そのものが絶滅の危機を迎えようなどとは露ほども想像もできない楽しい時代でしたし、かっこいい乗り物に純粋に憧れを抱くことができた、懐かしい時代でした。
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つかの間の「モテ期」・・・だったのか? [ノンジャンル]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:これまでの人生で「モテ期」と思ったこと、ある?

生まれてこのかた、本当にモテない私ですが、それでも過去のエピソードを無理やり思い出してみれば、もしかしたらこれは・・・というエピソードが何とか出てきたので、この機会に書いておきます。
まあ、こんなものはモテてるうちに入らないという声は重々承知ですが(苦笑)

あれは大学3年の時のこと。
季節は夏に入ろうという頃だったと思います。
ある朝、私はいつものように大学への通学途中、東京駅地下の横須賀・総武快速線ホームにいました。
1限目の授業に出る時はいつも利用していた千葉行の113系総武快速がホームに到着。
ラッシュ時間帯ながら大量下車があってかなり余裕の出た定位置の9号車の車内奥へ入っていこうとすると・・・

背後からいきなり肩をたたかれ、同時に女性に「○○君!おはよう!」(○○は私の苗字です)と声をかけられました。
びっくりして振り向くと、そこには同学年で同じサークルのMさんが立っていました。
学校の近くでたまたま友人や先輩に出会うことはこれまでにも時々ありましたが、大学のある千葉市内から離れたこんなところで、しかも立ち客はだいぶ減ったもののラッシュ真っ只中で人の多い車内で知り合いに出会うとは・・・
それにMさんは大学の近くのアパートに住んでいるので、この時間に都内から千葉方面へ向かう電車に乗っているというのはなぜ?
次の東日本橋で目の前の座席が2人分まとめて空いたので、Mさんと並んで座り、そこから千葉駅到着までの40分間、お互いのことやMさんの故郷の静岡のことなどいろいろ話をしました。
聞いてみると、Mさんは前の日、品川区に住んでいる友達の家に遊びに行き、遅くなってしまったのでそのまま泊まり、これから家に帰るところだと言っていました。
Mさんもたまたま千葉行の電車が来たから乗ったというだけのこの電車で私に出会うなどとはもちろん思ってもいず、東京駅で私が乗り込んでくるのを目の前で見てかなり驚いたとか。

至福の時間というのは過ぎるのも早いもので、Mさんとの思わぬデートタイムも千葉駅到着とともに終了。
私は学校へ、Mさんは自宅(アパート)へ、それぞれ向かったのでした。

Mさんとはその後も同じサークルのメンバーとして仲良くさせてもらっていましたが、あの日の偶然がきっかけで次なるステップへ…ということも残念ながらなく、大学卒業とともにMさんが静岡へ帰って就職したこともあり会う機会もなくなってしまいました。
同じサークルのメンバーで、今もMさんと交流のある人によれば、Mさんも結婚し今は関東に住んでいるとか・・・

今にして思えば、同じサークルで顔見知りとはいえ偶然出会った女性から声をかけられそのまま40分間も会話を楽しむという、「モテ」という言葉とは全く無縁の生活を送っていた私にとってはまさに奇跡というべき出来事だったのに、この偶然の出会いをよききっかけとしようという気持ちがなぜなかったのか・・・
もう25年以上も前のことながら、悔やまれてなりません。。。

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こういうものを欲する年代になったということか [ノンジャンル]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:ファストフード、ファミレス、個人経営の定食屋、近所にあってうれしいのは?

私は個人経営の定食屋派

基本的にこの3つのどのタイプの店も好きなので、例えば最寄駅から自宅までの経路に何も店がないよりはどれかがあったほうがいいとは思いますが、その中でどれが一番欲しいかと言われれば、定食屋ですかね。
ファストフードはマックが自宅から最寄駅へ向かう途中にあるし、ファミレスだってそう遠くない場所にあります。
でも、どこで食べてもそう味や気分が変わるわけでもないファストフードやファミレスなら、わざわざ家のすぐ近くで食べなくても・・・というのが正直な所なので、それらの自宅から近いマックやファミレスもそれぞれ1~2回ほどしか利用したことはないし、私個人は別になくても不便は感じません(県道沿いなので、ドライバー目当てということを考えると一定の存在価値はありますが)

その点、個人経営の定食屋さんはぜひ身近なところに欲しいですね~(できればその日の気分や日替わり定食で選べるように2~3軒くらい欲しい)
安くて旨くて心のこもった食事ができて、ご主人や店員さんや他のお客さんとの楽しいコミュニケーションもとれ、家で食事ができるにもかかわらず毎日通いたくなる・・・
そんな定食屋が身近にあるような街ならぜひ住みたい!って思います。

日常的に定食屋にお世話になった経験がまだないのに何となく定食屋さんのよさがわかる気がするようになってきたのも、年齢のせいなんでしょうか・・・

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一品だけでもテンションUP [日々のあれこれ&つぶやき]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:クリスマス料理と正月料理、どっちが好き?

私はクリスマス料理派

そういえば今日はイブなんですね~
子供もいないので、クリスマスだからといって特別に何かをするということもないけれど、個人的には正月よりクリスマスの方が断然テンションの高さは違います。
そしてこれには、その日食べる料理も大きく影響していることは間違いないでしょう。

実は私、正月料理、おせちにしろ雑煮にしろ正直あまり好きではありません。
子供の頃から、正月になると数日間ほぼ毎食この種のものばかり食べていると飽きがきてしまうことや、餅や栗きんとん、黒豆などやや苦手な食べ物が多いこともあり、元日くらいはまだいいとしても2日にはもういつもの食事に戻りたいと思ってしまいます。
だから、かつて一世を風靡したククレカレーの「♪おせちもいいけどカレーもね!」のCMコピーには子供心にも激しく共感を覚えた思い出がありますし、浪人生時代の年末年始の自習会や大学生時代の郵便局でのバイトなどで正月家にいる時間が短かった時期は、堂々といつも通りのパンや弁当などが食べられることに安心感を覚えたものでした。

それに対して、クリスマスは同じメニューばかり何日も続くということはそうそうないし、豪華なコース料理などでなくても例えばチキン1ピース、ケーキ1個食べるだけでもそれ相応にクリスマス気分は味わえる気がするのがいいですね。
私が視覚障害者となり、埼玉県所沢市の国立障害者リハビリテーションセンターで自立訓練を受けていた年のクリスマスも、センターの食堂では我々入所者にもクリスマス気分を味わってもらおうと、イブの日の昼食だったか夕食だったかに鶏の唐揚げ、ピザ、(超ミニサイズだったけれど)ショートケーキが出ました。
特に寮に入って訓練を受けている訓練生にとっては、派手なパーティーや豪華なプレゼントはなくてもこういうちょっとしたメニューだけでクリスマス気分を味わうことができ、とてもテンションが上がったのを思い出します。

今年も、センターの食堂はつかの間のクリスマスムードに包まれるんでしょうね。

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「目標」になる番組 [ノンジャンル]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:有名になったら出てみたい番組は?

今さらこんな年になって「有名」になるチャンスがそうそうあるとは思えないですが・・・
私自身はタレントになりたいとか有名人になりたいなどと思っていたことはほとんどなかったけれど、子供の頃は単なる「テレビっ子」として、視聴者参加型のクイズ番組に出たいと思っていたことはあるし、その後ももし出られるのなら「笑っていいとも!」の「テレフォンショッキング」や、「ごきげんよう」のサイコロトークには人生の記念として出てみたかったという思いはあります。
「徹子の部屋」や「紅白歌合戦」もそうですが、かつてはそういった、タレントや有名人にとって一つの目標になるような番組って、結構あったんではないでしょうか。

今もし有名人だったら出てみたい番組・・・
そう聞かれると、俊二にはなかなか思い浮かびません。
強いて言うなら、「タモリ倶楽部」ですかね。
「タモリ電車クラブ」シリーズの回には鉄道好きとしてぜひ出たいですし、その他の企画の時でも企画内容次第でかなり前のめりで番組に参加できそうですから。
でも、あの番組で過度にやる気を出してしまうと、タモリさんに嫌われてしまうかもしれませんが(笑)

あとラジオ好きとしては、昔も今も「オールナイトニッポン」にはぜひ一度出たい(パーソナリティーをやってみたい)と思っています。
あの有名な番組テーマ曲「ビタースウィートサンバ」に乗せて自分の声が流れるとしたら、自分の声事態に自信があるかどうかはともかくかなり気分がいいのではないでしょうか。
たとえ放送されることのないパーソナリティー体験イベントなどでもいいから、一度体験してみたいものです。
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鉄道イベントの思い出03 品川運転所一般公開編 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
鉄道イベントの思い出、その第3回は、前回からの「品川」つながりで1987年10月(正確な日付は忘れてしまいましたが)に行われた、東海道線品川駅に隣接した車両基地品川運転所で開催された一般公開イベントの思い出です。

高輪ゲートウェイ駅の解説も含め周辺の再開発が進む品川駅界隈ですが、その再開発エリアには、東海道線の上下線に挟まれた狭い土地に国鉄時代には3つもの車両基地が固まって設けられていました。
それは、電気機関車が配置されていた東京機関区、ブルトレ客車などが配置されていた品川客車区、伊豆特急「踊り子」「スーパービュー踊り子」の185・251系などが配置されていた田町電車区でした。
このうち、国鉄末期に東京機関区と品川客車区が統合して生まれたのが品川運転所でした。
機関区と客車区を統合したといっても、1985年3月で東京機関区の機関車配置はなくなっていたため(構内への機関車の常駐や運用間合いの留置は行われていました)、書類上配置されていたのは客車だけでした。
その客車も、JR移行を前にブルトレ客車のかなりの両数がJR九州・西日本エリアに転出したため、両数や使用列車数という点ではかなり規模を縮小してしまいました。
それでも、日中に東京発着のブルートレインが多数折り返し整備を受けるのは変わらなかったので、民営化から間もない頃は子供の頃に本で見た東京機関区や品川客車区の華やかな雰囲気の面影が十分に残っていて、東海道線などで田町ー品川間を通過するときは田町電車区を含めた車両基地群の車窓にいつも釘付けになっていました。
そんな、ブルトレ好きの私にとっては憧れの存在だった品川運転所が一般公開されることを鉄道雑誌のイベント情報で知り、これはまたとないチャンスとばかり、行くことにしました。

1987年10月のとある週末に品川運転所の一般公開は行われました。
品川駅から運転所までどのようにアクセスしたのか、今となっては記憶が曖昧ですが、普段品川駅を利用する際に乗り換えなどで使う経路とは違う通路を経由して向かった記憶はあります。いずれにしても、線路に囲まれて一般道路からのアクセスが難しい立地なので、かなり特殊なルートを通って運転所に向かったのは間違いありません。
この日一般公開されていたのは主にかつての東京機関区のエリアだったようで、展示車両も電気機関車が中心でした。
屋外で展示されていたのは
・EF65PF特急色(一方のエンドに「出雲」、反対側に「瀬戸」のマーク付き)
・EF65PF特急色(一方のエンドに「サロンエクスプレスそよかぜ」、反対側に「踊り子」のマーク付き)
・EF65 1019号機(ジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」専用機、一方のエンドに「あけぼの」のマーク付き、反対側のマークの有無や種類は不明)
・EF66(一方のエンドに「あさかぜ」のマーク付き、反対側のマークの有無や種類は不明)
・EF58 61号機(一方のエンドはお召列車用装備、反対側に「つばめ」のマーク付き)
の5両だったと思います。このほか、検修庫内にも別のEF65PF特急色機(ヘッドーマークなし)1両が止まっていて、こちらも撮影可能でした。
これに比べ客車の展示車両はわずかでしたが、それでも当時品川運転所に所属していた「あさかぜ1・4号」用の24系3両(4人用B個室「カルテット」オハネ24 700番台、「オリエント急行風」食堂車オシ24 700番台、電源車カニ24)が展示され、車内にも入ることができました。
何しろ車内もかなりの人で、せっかくのオリエント風食堂車の内装もゆっくり眺めているゆとりはありませんでしたが、「あさかぜ1・4号」にはついに乗車する機会に恵まれなかったので、車内に入れただけでも貴重な経験になりました。
貴重な経験といえば、カニ24の車内に入ることもできました。機関室には入れませんでしたが、いつもはホームから中を覗くだけの荷物室に入ることはでき、さらに荷物積み下ろし用の扉から地上に降りるという経験ができたのもいい思い出です。
このほか、運転所事務所内の一部も公開され、品川運転所の機関車乗務員が運転を担当する「あさかぜ1号」の東京ー熱海間の運転時刻表や、機関車乗務員の乗務中の携帯品などを見ることができました。もちろん定番のグッズ販売もあり、見学できるエリアはそう広くはないもののかなり内容の濃いイベントでした。
私が運転所内にいた時間はさほどの混雑ではなかった記憶がありますが、あとで鉄道雑誌にこのイベントのニュースが掲載された時の記事には、一部入場規制が行われる時間もあったようで、昨今ほど鉄道イベントに家族連れなど幅広い層が訪れるという状況でなかったことを考えると、かつての名門車両基地である東京機関区・品川客車区の伝統を受け継ぐ品川運転所の存在の大きさが思い出されます。

子供の頃憧れた場所に入ることができ、テンション最高潮で展示車両の撮影に夢中だった、もう30年も前のあの頃の私は、将来ブルートレインが消えるなどとは想像だにしていなかったし、さらにまさかこの品川運転所が名実ともに消滅することになろうとも思いませんでした。
あの一般公開イベントから7年後の1994年12月には品川運転所から車両の配置がなくなり、1999年には組織上からも品川運転所の名が消えました。
そして今、旧田町電車区エリアのわずかな留置線を残して、日本を代表するともいえた華やかな車両基地群も跡形もなく姿を消すことになろうとは・・・
あと数年もすれば、鉄道ファンであっても若い人にはあの再開発エリアに車両基地が3つもあったことなど、想像もつかなくなるんでしょうね。
そう考えると、本当に時代の急速な変遷を感じずにはいられません。
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