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【2013-2014冬の18きっぷ旅】静岡県西部のローカル鉄道めぐり その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2013年末から2014年正月にかけての冬の青春18きっぷ旅の振り返りシリーズ、今回からは最後のPart5に入ります。

2013年から2014年にかけての冬の青春18きっぷは、ここまで記事にしてきたPart1~4までで4日文を使い、有効期限はあと1日文を残すだけになりました。
そこでこの、あと1日分残った18きっぷを使い切るべく、この期の18きっぷの有効期間最後の週末になった2014年1月5日に、新年第2弾の乗り鉄に出かけることにしました。
この期の18きっぷの旅は過去4回とも北関東方面へ出かけていたので、最後は気分を変えて西へ向かい、静岡県西部のローカル私鉄&第三セクター鉄道を日帰りで巡ることにしました。

当日はまたまた始発で地元駅を出発し、東京駅からはE231系の沼津行325Mに乗車し、沼津からは211系の浜松行745Mに乗り継ぎ、10:12着の金谷駅で下車しました。
ここで下車した目的はもちろんこの駅から出る大井川鐵道。
ただしこの日のターゲットはSLではなく、この18きっぷ旅から間もなく引退した元京阪旧3000系。
京阪旧3000系は私の生まれたのと同じ1971年に登場した形式で親近感もあり、大井川でも一度乗車してみたいと思ううち、引退近しとの報を聞き、せめて姿だけでも見たいとやってきました。
金谷駅の大井川鐵道のホームは、JRの上りホームとは胸の高さくらいのフェンスで仕切られているだけだったので、JRホームからでも大井川鐵道の電車を撮影できました。
その大井川鐵道ホームに停車していた10:18発の新金谷行は、元近鉄16000系の16002F。
たった1駅だけの運転の列車だからか、乗客はあまり多くありませんでした。
新金谷行を見送り、次の大井川鐵道の列車までの間に駅周辺をぶらぶら歩き、再びホームに戻りました。
次に狙うのは折り返し10:52発の千頭行となる新金谷からの列車でした。
しかしやって来たのは、先ほどの16002F。短時間でかなやー新金谷間を往復する運用になっていたとは時刻表のリサーチ不足でした。
旧3000系に2回連続で出会えなかったので、11:02に大井川本線の終着駅千頭からの列車がやってくるので、「泣きの一回」とばかりもう1本粘ってみましたが、これもまた元近鉄16000系(車番未確認)でした…
まあ、事前に運用予定がつかめないのでこういうこともありでしょうが、やはりお目当ての旧3000系に出会えなかったのは残念でした。
実は、最初にこの日のスケジュールを考えた時には、本線・井川線ともまだ乗車経験のない(これは2021年現在も同じですが)大井川鐵道のみ(時間の都合で本線だけですが)に乗りに行く予定でしたが、どうせ行くならこの後乗車する他の2つのローカル鉄道に乗りたい気持ちもあり、結局大井川鐵道は乗車せずに終わってしまいました。
今にして思えば、最初にホームで見かけた16002Fに飛び乗ってせめて新金谷までだけでも乗っておけばと悔やまれます。
もしかすると、当日旧3000系は新金谷の車両基地で休んでいる所を見ることができたかもしれないし、3回連続で見る(撮る)ことになった元近鉄16000系も、元南海6000系の投入で今後の動向が注目されているという話もあるようで、これも惜しいことをしたと思います。
大井川鐵道自体も、一度乗りに行きたいとずっと思っていながらいまだに乗車できていないので、いろいろな状況が落ち着いたらぜひいつか初乗車といきたいものです。

この後は浜松へ移動し、遠州鉄道に乗車します。
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今後どうなる?オール2階建て電車215系の思い出 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
毎年3月に行われるJRグループのダイヤ改正では、国鉄型車両をはじめとする様々な車両の引退が話題になり、今年も「踊り子」などで活躍した国鉄型特急電車185系の定期列車からの撤退が大きな話題ですが、その185系とともに東海道線東京口の朝夕のライナー列車「湘南ライナー」で活躍してきたJR世代の215系電車も、「湘南ライナー」の特急「湘南」への格上げに伴い、今後の動向が気になる存在になっています。

215系は、遠距離通勤客の着席通勤の促進を目的として、1992年に登場した形式で、10両編成4本が製造されました。
215系の特徴は、何といっても編成全体が2階建て車両になっていること(正確には、両側の先頭車各1両の階下スペースは機器室になっているので、客室は2階部分と両端の平屋部分だけ)で、これにより多くの座席を提供しつつ大量輸送を実現させることを目的にしていました。
215系は、その輸送力を生かして「湘南ライナー」「新宿湘南ライナー」に185系などとともに運用されるのはもちろん、一時期は日中に東京ー熱海間の快速「アクティー」や湘南新宿ラインの新宿以南折り返しの列車のそれぞれ一部に運用されたり、土休日には2階建て車両ならではの眺望の良さを生かして「ホリデー快速」に使用されたりと活躍してきました。
しかし、オール2階建てという車両構造ゆえ、1両当たりのドア数が2カ所ずつしかなく、ドアや階段周りのスペースも狭いことから乗降時間がかかる欠点があり、実際に運用してみると使いづらい面も目立つようで、最近は平日は「湘南ライナー」「新宿湘南ライナー」、土休日は中央線新宿ー小淵沢間の「ホリデー快速ビューやまなし」号が数少ない活躍の場になっていました。
そこへ今年3月のダイヤ改正での「湘南ライナー」の特急格上げとE257系への置き換えが決定し、215系の本来の活躍の場は失われることになります。
また土休日のホリデー快速は、もともと冬季は運休(215系の耐寒耐雪対応が十分でないため)になっていますが、臨時列車ということや現在の状況を考えると、春以降の運転が果たしてあるのかどうか、かなり不透明な状況です。
車両自体も登場から30年近く経過しており、引退の可能性もかなり大きいと言えるでしょう。
個人的には、編成を短縮した上で、景勝地を走るどこかの直流電化路線に転属させて観光列車的に運用することも一つの活用策だとは思いますが、編成の両端に電動車ユニットが配置される編成鋼製や、車椅子りようしゃが平屋部分にしか乗車できないというバリアフリー面の問題もあり、現実には難しいのかもしれません。

その215系、私も何度か乗車したことがあります。
「湘南ライナー」や湘南新宿ラインでの乗車経験はありませんが、東海道線の「アクティー」や中央線の「ホリデー快速やまなし」にはそれぞれ数回ずつ乗車しました。
「アクティー」の215系使用列車は、確か東京発10:40、熱海発13:00の1往復だった記憶がありますが、このダイヤは、埼玉の自宅から私が休日に乗りに行くには最適の時間帯でした。また、青春18きっぷを利用した鉄道旅の場面でも、下り列車で東京駅を出発し熱海からさらに西へと乗り継いでいくと、19時台には京都や大阪に到達でき、さらにそこから夜行快速「ムーンライト九州」に乗り継ぐことで翌朝には九州入りできるので、かなり便利に利用させてもらいました。
「ホリデー快速やまなし」も、18きっぷの旅では便利な列車でした。
新宿発の時刻が遅すぎず早すぎない絶妙な時間帯で、2階部分の座席に座って眺める車窓もよく、それでいて自由席者であれば18きっぷだけで乗車できるのは大きな魅力でした。

215系は普通車のボックスシートが通勤輸送向きでないとか言われ、評判は必ずしも良かったとは言いがたいという話も聞きますが、私個人としては好きな車両の一つでした。
215系のダイヤ改正以降の処遇についてはまだ何も公式な発表がないようですが、先ほども書いた通りこのまま引退という可能性もかなりありそうです。
できることなら、185系使用列車ともどもまだ乗車経験のない「湘南ライナー」でもう一度2階席からの乗り心地を味わいに行きたいところですが、今の状況ではそういうわけにもいかず、何とも歯がゆい気分です。
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【2013-2014冬の18きっぷ旅】上毛電鉄 乗り鉄&2014年新春イベント その4 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2013年末から2014年正月にかけての冬の青春18きっぷ旅の振り返りシリーズ、Part4の最終回です。

大胡車庫の新春イベント会場を14時少し前に出て、大胡駅に戻ってきました。
この日の当初の目的だったデハ101の臨時電車への乗車と新春イベントも一段落しましたが、現在の上毛電鉄唯一の定期営業車両の700形も8編成中6編成を撮影できたので、ここまで来たら残り2編成も、ということでもう少し乗り鉄を続けます。
大胡駅に着いてしばらくすると、14:02発の西桐生行で、さっそく未撮影だった713Fがやって来たので、もちろん乗車します。
713Fの前面カラーは、井の頭線時代には類似色がなかった「フェニックスレッド」。
700形の前面カラーには、このように井の頭線時代にはなかったカラーバリエーションもあれば、完全に同じ色ではないものの井の頭線時代に存在したカラーにイメージの近い者もあり、それを楽しめるのも魅力の一つです。
713Fには新年を祝うヘッドマークが掲出されていて、西桐生方の713号のマークは「迎春」、対する中央前橋方の723号はデザイン違いの「賀正」でした。

713Fは14:37、西桐生駅に到着。
これで、残る700形の未撮影編成は718Fの1編成だけになりましたが、同編成とはここへ来る途中の赤城駅で交換してきたので、718Fが中央前橋駅で折り返して西桐生駅に戻ってくるまでには約2時間待たなければなりません。
幸い駅舎内にはベンチや自販機もある待合室があるのでそこで休憩したり、西桐生駅や近くのJR桐生駅の周辺をぶらついたりして時間をつぶしました。
しかしそれでも時間が余ったので、西桐生駅で718Fを待つのではなく、途中駅で同編成を「出迎える」ことに作戦を変更し、この後718Fが入ることになる中央前橋行の一本前の列車に乗車します。
この列車は赤城駅で718Fと交換するので、その一駅手前の桐生球場前駅まで718Fを「出迎え」にき、そのまま西桐生まで乗車しようというものです。

そして、桐生球場前駅に到着。
同駅は2006年に開業したまだ比較的新しい駅で、駅のすぐ近くには桐生市の運動公園があります。
開放的な待合室があるだけの1面1線の無人駅ですが、春には満開の桜と上毛電鉄とのコラボ写真の撮影も楽しめる駅です。
そんな駅で数分待っていると、狙い通り718Fが到着し、乗車しました。
718Fの前面カラーは「ゴールデンオレンジ」。
この編成にも713Fのものとは別デザインの「迎春」マークが掲げられていました。

桐生球場前から乗車した718Fで西桐生駅に戻ってきたところで、無事700形の全編成撮影を達成し、この日の上毛電鉄ののりてつは終了となりました。
JR桐生駅へ急いで向かい、当時まだ両毛線で活躍していた107系の高崎行に飛び乗り帰宅の途に就きました。

次回、Part5に続きます。
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【2013-2014冬の18きっぷ旅】上毛電鉄 乗り鉄&2014年新春イベント その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2013年末から2014年正月にかけての冬の青春18きっぷ旅の振り返りシリーズ、Part4の続きです。

旧型電車デハ101の臨時電車に乗って到着した西桐生駅から、700形716Fで大胡駅に戻ってきました。
ここで下車し、この日のもう一つの目的である、大胡駅に隣接する大胡車庫で行われる上毛電鉄恒例の新春イベント(今年はさすがに中止かと思いますが…)へ向かいます。
いかにもローカル私鉄の駅らしい小じんまりとした大胡駅の木造駅舎を出て、駅構内を左手に見ながら2分ほど歩くと、車庫内の展示車両の姿が見えてきました。
新春イベントはすでに10:00から始まっていて、すでにたくさんの人が集まっているのが外からもわかりました。
車庫の入口近くまで来ると、ちょうど会場内では電気機関車デキ3021と子供との綱引き大会が始まったので外から見物しました。
最初は子供たちだけで綱を引いていましたが、さすがに小型機とはいえ運転整備重量20tの同期はびくともせず、親たちが加わってようやくわずかに動くといった感じでした。
綱引きを見学し終わったところで、いよいよ会場内へ。
入場してすぐの所には、上毛電鉄からの新年のご挨拶の立て看板が立てられていて、正月のイベントならではの雰囲気が漂っていました。、
さらにそのそばでは、デキ3021の模型(スケール不明)が引くミニトレインが子供たちを乗せて走っていました。

それでは、この日展示された車両たちを簡単に紹介します。
★電気機関車デキ3021
先ほどの綱引き大会にも登場した、凸形で黒い車体を持つ電気機関車で、東急長津田車両工場の入換機として活躍した後、動態保存を目的に上毛電鉄へやってきたという経歴の持ち主です。
あくまでも保存目的での譲渡のためか、車籍はなく本線上に出ることはありませんが、この日のようなイベントではいつも展示されているようです。
またこの日はなかったようですが、構内での自力走行を披露することもあるようです。
★デハ104
先ほど乗車したデハ101と同じ、上毛電鉄開業時に投入されたデハ100形4両のうちの1両です。今でも現役で本線を走るデハ101に対し、こちらは本線に出ることはないものの、大胡車庫内の入換用などとして使用されているようです。
塗装はデハ101の茶色に対し、デハ104は黄色一色の鮮やかな塗装で、これは1980年頃に当時の営業車両が基本的に元西武351系の譲受車に統一されるまでの、上毛電鉄の電車のオリジナルカラーです。
同じデハ100形でも、デハ101とは前面形状の貫通・非貫通の関係が逆で、こちらは中央前橋方が非貫通、西桐生方が貫通型となっています。
デハ104にも、デハ101に掲げられていたのと同ヘッドマークや日章旗が掲げられていました。
★700形電車
もちろん現役の営業用電車700形も展示されていました。
展示されていたのは、前面カラーが「フィヨルドグリーン」の711Fと、「ジュエルピンク」の715Fの2編成でした。
これで700形の全編成コンプリートへの道も、あと2編成を残すのみとなりました。

12時を回ってしばらくすると、特別運行を終えたデハ101が大胡車庫に入庫してきました。
入庫したデハ101は、僚友のデハ104と連結し、午後にはこの2両による構内走行の体験乗車も行われました。

車庫内では、車両展示の他にも検修庫の中で子供向けの制服を着ての撮影会(デハ101を模した撮影用ボードを使用)や、上毛電鉄や東武鉄道のグッズの販売なども行われていました。
車庫内をあちこち歩きまわりながら14時少し前まで新春イベントを楽しみ、大胡車庫を後にしました。
この大胡車庫でのイベントは、JRや大手私鉄の車両基地イベントと比べれば規模は小さいものの、あまり人が集中しすぎることもなく、ゆっくり車両の撮影や見学ができ、いい意味での手作り感が感じられ、楽しいイベントでした。

この後は、700形の全編成撮影のため、再び乗り鉄に戻ります。
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【2013-2014冬の18きっぷ旅】上毛電鉄 乗り鉄&2014年新春イベント その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2013年末から2014年正月にかけての冬の青春18きっぷ旅の振り返りシリーズ、Part4の続きです。

上毛電鉄の始発駅中央前橋駅から乗車した、元京王3000系の700形717Fで、同線の途中駅大胡駅にやってきました。
駅に隣接した大胡車庫では、この後始まる新春イベントの準備が進んでいて、ホームからも会場の車庫の留置線に並んだ展示車両の姿がよく見えました。
そして、車庫のそばの側線には、この後乗車する旧型電車デハ101がすでにスタンバイ中でした。

デハ101の臨時電車が駅に入線するまでには少し間があったので、ホームの待合室で少し休憩。
その間に、前面カラーが「ロイヤルブルー」の712Fの中央前橋行電車が到着。
これで早くも700形8編成のうち3編成を撮影できたことになります。
9:40頃になり、いよいよ大胡駅のホームに茶色いデハ101が入線してきました。
このデハ101は、1928年の上毛電鉄線開業に伴って製造されたデハ100形の1両で、現在も営業運転を行っている電車としては全国でも最古参の部類に入ります。
定期運用からは40年ほど前に引退しているものの、デハ101は今も車籍を有し、工事列車や事業用列車の機関車代用に使用されるほか、最近はこの日のようなイベントでの特別運行や貸切運行などでも現役の走りを見せています。
入線後少ししてドアが開いたので、ひとまず座席を確保して、再びホームに出て撮影タイムとします。
デハ100形は西桐生方と中央前橋方でそれぞれ前面形状が異なるのが特徴で、デハ101の西桐生方は非貫通形、中央前橋方は貫通扉付きになっています。
両側の前頭部には「迎春」のヘッドマークが付き、西桐生方には日章旗も掲げられていました。
その他側面にはレトロなデザインのサボ(行先札)も掲出されていました。

そしてデハ101の臨時電車は9:51に大胡駅を発車し、吊り掛けモーターのサウンドを楽しみながら西桐生へ向かいます。
この臨時電車の乗車は、事前予約や特別料金も必要なく、途中の各駅でも普通に乗降できます。
車内は座席がほぼ埋まる程度で混雑している印象はなく、旧型車から眺める車窓や、吊りかけモーターの響きを楽しみながら乗車するにはかなりいい感じののんびりした電車旅でした。
運転台と客室との境にはガラス仕切りはなく開放的で、前面展望もばっちり楽しめました。

10:27、デハ101は終点の西桐生駅に到着。
この後デハ101は、折り返し中央前橋へ向かったのち、大胡へ戻って特別運転を終了する運用になっていました。
しかし私はそれより早い10:46発の定期列車の中央前橋行で大胡へ戻ることにしました。
西桐生から私が乗車したのは、前面カラーが「パステルブルー」の716F。これで、700形のカラーも半分の4色目をgetです。

716Fで大胡に着いた後は、新春イベントの会場の大胡車庫に向かいます。
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【2013-2014冬の18きっぷ旅】上毛電鉄 乗り鉄&2014年新春イベント その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
2013年末から2014年正月にかけての冬の青春18きっぷ旅の振り返りシリーズ、今回からはPart4に入ります。

Part4では、2014年1月3日に、群馬県の中央前橋ー西桐生間を走る上毛電鉄の乗り鉄と、同電鉄の大胡(おおご)車庫での2014年新春イベント(車庫の一般公開と旧型電車の特別運行)を楽しんだ時のことを振り返ります。

この日も始発で地元駅を出発し、西武線・武蔵野線・京浜東北線・高崎線を乗り継いで8時ちょうどに高崎駅に到着。
ここからは、両毛線で前橋駅まで向かいますが、乗り換えた前橋行は湘南色の115系。
そこで、2014年の鉄道写真の撮り始めは迷わずこれに決定!
前橋駅に到着後、7~8分ほど歩いて上毛電鉄の始発駅中央前橋駅へ。
早速窓口で1日フリー乗車券を購入して乗り鉄をスタートします。
改札を入ると、2線あるホームの片側には、上毛電鉄の主力である700形電車が停車していました。
700形は、かつて京王井の頭線で活躍していた3000系を譲受して登場した車両で、井の頭線時代とほとんど変わらない「湘南顔」の前面上部のカラーは、井の頭線時代と同様、在籍する8編成それぞれで異なる、乗り鉄好きはもちろん日々利用する地元の利用客にとっても楽しめそうな電車です。
この時ホームに停車していたのは、当時「水族館電車」と銘打って、車体の内外に海の生物のラッピングが多数施され、車内には海を表現した水色のカッティングシートも貼られるなどしていた714F。
同編成の前面上部のカラーは「サンライトイエロー」で、この日これからの乗り鉄では、この700形の8色の前面カラーのコンプリートができるかどうかも楽しみの一つになります。
ホームから714Fを撮影していると、やがて隣のホームに、「ミントグリーン」の前面カラーの717Fが入線してきました。
東端式になっているホームの行き止まり側(改札側)に立って両編成の並びを眺めると、まるでちょっと前の井の頭線渋谷駅や吉祥寺駅の光景を思い出します。

この後は、この日の大胡車庫での新春イベントに合わせて特別運行される旧型電車デハ101の臨時電車に乗車します。
中央前橋駅に並んでいる2編成のうち、後から到着した717Fの方が先に発車するので、そちらに乗車。9:17に大胡駅に到着しました。
ここまで乗車してきた717Fは大胡止まりで、乗客を降ろした後ホーム横の側線に入っていきました。
次回、デハ101に乗車して上毛電鉄の終点西桐生へ向かいます。
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今年こそは、ぜひ! [日々のあれこれ&つぶやき]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:今年の目標

今年の目標を語るには少々遅くなってしまいましたが、それでも一応信念が始まって間もないということで簡単に書き留めておきます。

まずは2020年から持ち越した「今年は自分の中での『新展開』が一つでもできるよう努める」を何とかして形にしたいと考えています。
昨年はコロナ禍の影響もあったほか、仕事の麺でも会社内の組織改正や業務内容の変化など動きが大きかったこともあり、なかなか積極的に新しいことを始めようという気持ちの余裕が持てなかったためもあり、結局言葉倒れに終わってしまいました。
現時点では、緊急事態宣言下ということや、仕事面での変化もどこまで進むのか読みにくい状況なので、「○月頃に△△をする」というはっきりした目標がなかなか立てられないけれど、できれば何か一つでも、年末に「今年は一皮むけた」と誇れる何かができればと思っています。

次に、その「新展開」のためや、今後の仕事の内容の変化の可能性も見据えて、何かしら新しく資格を取得する方向でアクションを起こすということ。
昨年、会社内での社員同士のオンライン座談会の席で資格取得についての話が盛り上がり、障害があっても(ちなみに、私の勤めている会社は、社員誰もが皆何かしらの障害を抱えています)、様々なアプローチで資格取得に励んでいる人が多いことを知り、私もそれに刺激されました。
視覚障害者であることで、受験できる資格に制約はあるのが現実ではあるものの、最近は画面読み上げソフトを組み込んだパソコンでの解答ができる資格試験もあるようで、そのあたりを積極的に調査していきたいと思っています。

最後に、これは目標というより今後やってみたいと思うのが、このブログを読んでくださっている方とのコミュニケーションをもっと活発にしていきたいということです。
私がかつて別の場所で開設していたブログの過去の記事をあれこれ読み返していると、よくコメントを寄せてくださっていたブログ仲間の方の懐かしいコメントを久しぶりに読むことができ、できることなら久しぶりに何らかの方法で言葉を交わせる場を持ち、突然更新が止まってしまったことの事情説明とお詫びをするとともに、お互いの近況を話し合ってみたくなってきます。
また、前のブログを書いていた時期には、何度かブログ仲間の方との鉄道旅や飲み会を楽しんだこともあり、もちろんそれについて書いた記事もいくつか見つけることができました。
現在のこのブログでは、前のブログほどには読んでくださっている方とのコメントのやり取りなどができていない状態で、多くの方がコメントを書かれている他のブログを見るたびに、自分もこのように多くの方からコメントのいただけるような記事をコンスタントにアップできるようにしていかなければと思っています。
そして、将来的にできるならば、かつてのようにブログ仲間の方と飲み会をしたり、一緒にどこかへ出かけたりといったことができるようになったら最高なんですが…
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【2013-2014冬の18きっぷ旅】ひたちなか海浜鉄道に乗る その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2013年末から2014年正月にかけての冬の18きっぷ旅の振り返りのPart3、最終回です。

那珂湊駅構内での撮影を終えて、12:51発の勝田行に乗車。
乗車するのは、この日ミキ300-103とともに日中の湊線の運用に入っていたキハ222です。
キハ222は、これも今はなき北海道の羽幌炭礦鉄道からやって来た車両で、この日は那珂湊駅構内に留置されていたキハ2004・2005と同じような、国鉄キハ22類似の車体を持っています。
私が乗り鉄したころは、塗装もブルーとクリームのツートンカラーとなっていました。
ちなみにこのキハ222、廃車はされたものの解体はされず阿字ヶ浦駅構内に留置されていました。
そして最近、同車を「ご神体」とした「鉄道神社」が、クラウドふぁうんディングで集められた資金をもとに作られることになりました。
詳細は下記のリンクからどうぞ。
https://www.3tetsu.org/shrine/page10.html
ちなみに、私が乗り鉄した日には、キハ222の両前面には、銚子電鉄とひたちなか海浜鉄道との姉妹鉄道提携締結を記念したヘッドマークが付いていました。

キハ222は、勝田に13:05に到着。
この後は折り返しの間に例によってキハ222をじっくり撮影した後、折り返しとなる13:15発の列車で阿字ヶ浦までもう1往復します。
この列車の乗客も多すぎず少なすぎずといった感じで、ゆったりした気分で乗り鉄を楽しめました。
そんな中、ボックスシートに座ってここへ来る途中に水戸駅で購入した駅弁「鳥めし」で昼食。
床が木張りで、側面窓に二重窓だった頃の名残り(内側の窓ガラスは撤去)が残り、北海道で活躍していた頃の面影を残す車内で食べる駅弁は、やはり旅気分を刺激してくれます。
13:41、阿字ヶ浦に到着
折り返し時間に駅前広場からもキハ222を撮影したりして過ごした後、13:55発で勝田に戻って、この日の乗り鉄は終了となりました。

ひたちなか海浜鉄道にはその後しばらく乗りに行けていませんが、今後ひたちなか海浜公園そばまでの路線延伸や、「鉄道神社」のプロジェクトなど楽しみな話題もいろいろあり、久しぶりにまた乗りに行きたいものです。

Part4に続きます。
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【2013-2014冬の18きっぷ旅】ひたちなか海浜鉄道に乗る その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2013年末から2014年正月にかけての冬の18きっぷ旅の振り返りのPart3、ひたちなか海浜鉄道乗り鉄旅の続きです。

勝田駅から乗車したミキ300-103号で、現在のところの湊線の終点阿字ヶ浦駅に到着。
さらにその折り返しの阿字ヶ浦12:02発の勝田行に乗車し、12:14着の那珂湊駅で下車。
ここ那珂湊は、ひたちなか海浜鉄道の本社や車両基地もある、湊線の中枢ともいえる、比較的規模の大きな駅で、かつては駅に住み着いた「駅猫」おさむとミニさむの2匹も人気を集めていました。
先ほどとは逆に阿字ヶ浦行のキハ222と交換して勝田へと向かうミキを見送った後、そのキハ222が次の勝田行となって那珂湊に戻ってくるまでの間、ホームから撮影できる車両基地内の車両たちを撮影しました。
下りホームからは、側線に留置された3両の旧型キハ(阿字ヶ浦方からキハ205+キハ2004+キハ2005)が撮影でき、生い立ちも塗装も様々な、気動車らしい組み合わせになっていました。
阿字ヶ浦方先頭のキハ205は元国鉄キハ20で、岡山県の水島臨海鉄道を経て湊線へやって来た車両で、2021年現在もイベントや増結運用などを中心に稼働する姿を見ることができ、朱色とクリーム色の国鉄一般型気動車旧標準色に塗られています。
真ん中のキハ2004は、今はなき北海道の留萌鉄道から湊線にやって来た車両で、クリーム色に赤帯の国鉄準急形気動車色に塗られていました。
純粋な国鉄型ではないものの、車体が国鉄のキハ22形に酷似しているので、国鉄色を纏っても違和感はありませんでした。
湊線からは引退したものの、その後何と福岡県の平成筑豊鉄道に移り、イベント列車などで活躍しているようです。
最も勝田寄りに連結されていたキハ2005も元留萌鉄道の車両ですが、こちらは塗装が国鉄キハ55形に似た、クリーム色と赤の国鉄気動車急行色となっていて、さらにこの乗り鉄旅の少し前に前面に3本の赤いヒゲ塗装が追加されていました。
その姿は、かつて長崎県の島原鉄道が国鉄乗り入れに使用していた同社の気動車を思わせるものでした。
その他にも、下りホームからはイベント用として保管されていた「タラコ色」のキハ203(元国鉄キハ20で、鹿島臨海鉄道経由で入線)や最新形式のキハ3710形など、特徴ある車両たちの姿を見ることができ、大満足のひとときでした。
ホームでの車両撮影だけでは時間が少し余ったので、少し駅構内を散策してみると、上りホームには湊線開業100周年を祝う大きな看板が設置されていたり、那珂湊にも登場したご当地キャラ「みなとちゃん」(地元の高校生が授業の一環で誕生させたキャラだそうです)の人形が設置されていたりと、なかなか面白いものが見つかりました。

この後は再び湊線に乗って勝田へ向かいます。
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【2013-2014冬の18きっぷ旅】ひたちなか海浜鉄道に乗る その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2013年末から2014年正月にかけての冬の18きっぷ旅の振り返りシリーズ、今回からはPart3に入ります。

Part3は、2013年12月28日に、茨城県を走る第三セクター鉄道ひたちなか海浜鉄道湊線(以下、湊線と略します)に乗りに出かけた時の模様の振り返りです。
すでに記事をアップしたPart1ではJR烏山線、Part2では同じくJRの水郡線・磐越東線のそれぞれの全線乗車という目的がありましたが、Part3で乗り鉄する湊線はそれまでにも何回か乗車経験がある路線で、特に何かのイベントの当日でもなく、18きっぷの有効活用を兼ねてふらっと乗りに行ったというような感じでした。

当日は朝9時前後に上野駅を出発し、E531系でJR常磐線と湊線の接続駅勝田へ向かいました。
勝田に到着後、常磐線上りホーム上にあるひたちなか海浜鉄道の窓口で一日フリー乗車券を購入し、すでに湊線ホームに入線していた11:24発の阿字ヶ浦行に乗車します。
乗車する車両は、2008年3月末で廃止となった、兵庫県の第三セクター鉄道三木鉄道からやって来たミキ300-103号(以下、「ミキ」と略します)。
同車は塗装や形式が三木鉄道時代のままで今も運用されている車両で、私自身は三木鉄道に乗る機会は逃してしまったものの、兵庫から遠く離れたこの茨城の地で三木鉄道の車両に乗れるというのは嬉しいものです。
発車まで数分あったので、例によってミキの外観をホームで撮影しました。
ミキの両前頭部には、湊線開業100周年の記念マークが掲げられていて、側面に掲げられているサボ(行先表示板)にも100周年の文字が入っていました。
発車時刻が近づいて車内に入ると、セミクロスシート仕様の車内は、クロスシート部が各ボックスに1~2人ずつ、ロングシートにも適度にばらけて座れる程度の、コムでもなくガラガラでもない程よい乗車率になっていました。
クロスシート部の空席に座ったところで、ミキは定刻に勝田を発車。
車窓そのものはこれまでにも何回も眺めていたものなので新鮮味は正直ありませんでしたが、ミキのシートの座り心地は、旧国鉄型や最近の新車のそれよりも快適に感じられました。
途中の那珂湊駅では、青とクリーム色の、1950年代の国鉄気動車の標準塗装に似たカラーに塗られた、キハ222号と交換。
この日の湊線の日中の列車は、ミキとこのキハ222の2両によるピストン運転の形になっていました。
11:50、ミキは終点の阿字ヶ浦駅に到着。
阿字ヶ浦駅そのものは無人のようですが、ローカル線の終着駅らしい雰囲気はそれなりに感じられました。
もっとも将来的には、湊線を阿字ヶ浦駅からも近いひたちなか海浜公園そばまで延伸する計画が進んでいて、もし実現すれば長年終着駅だった阿字ヶ浦駅も中間駅の一つになることになります。
私自身はひたちなか海浜公園はまだ訪れたことがないので、もし湊線が延伸された暁には、延伸区間の乗車と合わせてぜひ行ってみたいものです。

この後は折り返しのミキに乗って、那珂湊へ向かいます。
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