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2010年夏 関西・岡山・四国遠征の思い出 その17 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回も前回に引き続き、2010年夏の関西・岡山・四国方面への鉄道旅の振り返りです。

高松駅の「連絡船うどん」で本場の讃岐うどんを味わった後は、13:13発の予讃線観音寺行135Mで高松から3駅目の端岡駅へ向かいます。
高松駅を発車してすぐ、予讃線の上下線間に広がる車両基地高松運転所の構内には、各種の電車や気動車に混じって、かつて夜行快速「ムーンライト高知・松山」などで活躍し、同列車の廃止などで運用を失って久しかったJR四国所属の12・14系客車が留置されているのが見えました。
「ムーンライト~」の廃止からすでに数年を経ているにもかかわらず、走行中の列車からチラ見する限りではあまり状態は悪くなっているとは感じず、当時はそれならいっそのことSL列車などで細々ながら客車の活躍の機会があるJR東日本や西日本あたりに譲渡しては?などと考えたりもしましたが、まさか後年これらの12・14系が東武鉄道や若桜鉄道に再度の活躍の場を見出すとは夢にも思いませんでした。

そんなことを考えながら到着した端岡駅は、上下線のホームが互い違いに配置され、下りホームの坂出方先端と上りホーム(駅舎もこちら側にあり)の高松方先端とが跨線橋で結ばれています。
ここでの撮影の目的は、午後に端岡駅を通過する上下1本ずつのEF65牽引の貨物列車。
まず狙うのは、高松貨物ターミナルを13:23に発車して伊予三島へ向かう3079列車。
やがてほぼ定刻(と思われる時刻に)通過した3079列車は、延命更新機塗装のPF型(1000番台)1040号機の牽引で通過。
国鉄色機ではないものの、塗装がどうであれ今後はEF65の存在自体が貴重になっていくことを考えれば、これも貴重な記録になりました。

当初の予定では引き続き端岡駅で各種の列車を撮影しつつ、15時過ぎに通過する73列車を狙うつもりでしたが、周辺に日差しを避けられるような建物があまりないこの駅で、暑い中2時間近くを過ごすのも辛いので、7000系電車の4144Mで一旦高松駅へ戻ることにしました。
この4144M、坂出―高松間という、日中でもそれなりに輸送需要のありそうな区間を走るにもかかわらず、何と単行運転。
もっとも乗ってみるとクロスシートは1ボックスに1~2人ずつ、ロングシートも隣との距離をゆったり取って座れるレベルの乗車率だったので、これでいいのかもしれませんが…
いずれにしても、国鉄時代には考えられない光景かもしれません。

高松駅に戻って構内(改札外)のドーナツ屋さんで時間をつぶして再び端岡へ戻って73列車を狙います。
しかし、シャッターを切るタイミングがわずかに遅れ撮影は失敗。
まあ、牽引してきたのは番号は確認できなかったものの先ほどの1040号機と同じ更新機塗装のPF型機だったので、諦めはつきましたが…

次回、四国プチ遠征編ラストになります。
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