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2010年夏 関西・岡山・四国遠征の思い出 その21 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回も前回に引き続き、2010年夏の関西・岡山・四国方面への鉄道旅の振り返りです。

倉敷駅での撮影を終えて、11時頃に岡山駅に戻ってきました。
当初の予定では、この後岡山を離れるために乗車予定の山陽線相生行1318Mの岡山発車(14:12)までどこで過ごすか特に決めていませんでした。
しかし、この間ずっと岡山駅などで駅撮りしたりするのも芸がないので、時刻表を開いてどこかへ軽く乗り鉄に行けないか調べてみたところ、岡山から宇野まで、宇野線を往復してくるとちょうど空き時間をフルに使えることが分かり、さっそく実行することにしました。

岡山駅11:45発の児島行535Mで宇野線乗り鉄に出発。
乗車したのは、115系は115系でも、103系に似た切妻スタイルの前面形状をしたクモハ115-1663を岡山・姫路寄に連結した3両編成。
535Mは途中の茶屋町駅までの利用ですが、時間的にはお昼も近くなってきたので、岡山駅で購入した駅弁で昼食とします。
ちょうどこの時、「宇野線開業100周年記念弁当」が販売されていたので、迷うことなくこれを購入。
中身は、瀬戸内海産のアナゴの載った茶飯や「うの」の文字が浮き出たかまぼこなどが入った幕の内風の弁当でした。
そして記念弁当にふさわしく、この年6月に213系を使用して運転された宇野線開業100周年記念列車のヘッドマークのミニチュアカンバッジがおまけに付いていました。
絵柄は現在も走る「サンライズ瀬戸」の前身であるブルートレイン「瀬戸」のヘッドマークデザインをモチーフにしたもので、ブルートレインファンの私としてはうれしい絵柄でした。
「瀬戸」は急行時代も含めれば1950年からの歴史を持つ列車であり、やはり宇野線にとって「瀬戸」は特別な存在の列車なんでしょうね。

535Mは、高松方面へ向かう本四備讃線と宇野方面へ向かう宇野線との分岐駅茶屋町駅に到着。
ここで、213系による宇野行1649Mに乗り換えます。
当時、日中の宇野方面への列車は、213系2両編成1編成が1時間に1本、茶屋町―宇野間を折返し運転するダイヤになっていました。(現在の状況はわかりませんが)
茶屋町駅では、宇野行は島式ホーム2面に挟まれた中線に両側のドアをすべて開いて停車し、児島・高松方面と岡山方面の両方向の列車からすぐに乗り換えられるように配慮されています。
乗り込んだ213系は車内もワンマン運転設備を除いては「マリンライナー」時代とほとんど変わりませんが、かつてはパノラマグリーン車を連結した長編成で瀬戸大橋を毎日わたっていた213系も、わずか2両編成でローカル輸送に従事する姿にはちょっとした悲哀も感じられます。
1649Mの発車が近づいたところで、土讃線琴平からの岡山行2534Mが茶屋町駅に到着。
やってきたのは、湘南色の115系(当時の岡山電車区D26編成)!
またまた湘南色の電車に遭遇となりました。

1649Mは12:11に茶屋町を発車。
2両編成にわずかな乗客を乗せて、単線の宇野線末端区間をのんびりと進みます。
そして12:34、終点宇野駅に到着しました。
わずかな折り返し時間の間に駅舎を撮影したりホームから駅の側線に留置中の115系を撮影した後、折り返しの1652Mで再び茶屋町へ戻りました。
茶屋町では、岡山から折り返して2537Mで琴平駅へ向かう先ほどの115系D26編成に再び遭遇。
いっそのことこれに乗って琴平まで行きたいところですが、それをぐっとこらえて「マリンライナー」に乗車し、岡山駅へ戻りました。

次回、岡山を後に関東への岐路に着きます。
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