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2012年夏 北海道遠征の思い出 その7 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回も2012年夏に北海道で鉄道旅をした時の思い出の振り返りの続きです。

「スーパーカムイ17号」で着いた旭川駅からは、13:41発の岩見沢行普通列車2194Mでとんぼ返りします。
わずか21分しか滞在しないにもかかわらず旭川までやって来たのは、この列車に当時すでに引退が近づきつつあった北海道初の国鉄電車711系が運用されていたからでした。
2194Mは発車の数分前に旭川駅に入線。
日中の普通列車らしく、1両に数人ずつの乗客がまばらに散らばって座る状態で旭川駅を定刻に発車しました。
711系はもともとデッキつき2扉者ですが、この日乗車したS111編成は3両編成のうち両先頭車が3扉化改造を受けた編成でした。
後輩の721系ともども、「デッキ付3扉車」というのもおそらく札幌近郊でなければ考えられない車内レイアウトでしょう。
また711系の中にはJR移行後に冷房車化された編成もありましたが、このS111編成は非冷房のままで、天井では扇風機が全開で稼働中でした。
当時関東では乗る機会も希少な非冷房車なので、窓を開けて風を感じながら行こうかとも思いましたが、走りだしてみると関東と旭川周辺とでは気温差が大きいせいか、風に当たると少し寒くなってきたので断念。
その後、これが原因だったのかどうか体調を少々崩してしまうことになるのですが…

14:26着の滝川駅では後続の「スーパーカムイ26号」待避のため14分の停車。
停車中には同じ711系3扉改造車の旭川行2181Mも到着。
こちらは待避等はなしですぐ発車していきました。
2194Mは15:22に終着の岩見沢駅に到着。
711系は結構な高速運転を披露してくれ、789系とはまた違った快適な乗り心地を味わうことができました。
やはり国鉄型車両のボックスシートを1人で占領してまったり過ごす午後の普通列車の旅はいいものだと感じた1時間41分でした。

ここから札幌方面へはJR型の731系に乗り換えとなるのですが…
できることならこのまま札幌駅まで711系に乗っていきたかった…
などと考えながら、乗り換えのため跨線橋を渡りました。

次回に続きます。
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