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あの音が好きだった [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:子供の頃、家に欲しかったもの

確かに子供の頃、家に自動販売機があればいつでもジュースが買えて便利だろうなと思っていたし、銀行や市役所などにある冷水器が家にあればいつでも飲みたい時に冷たい水が飲み放題になるのになあと思ってました。(あの頃は、家庭にウォーターサーバーがあることが普通な世の中になるとは思っていませんでした)

でも、鉄道好きの子供として家にあったらおもしろそうだと思っていたのが、駅にある列車の行先や発車時刻などを案内する発車案内表示器や、列車に表示する列車名や行先の表示幕など。
幼い頃から、駅や列車でこうした案内表示類を見かけると、ついつい見入ってしまう癖がついてしまいました。
特に、列車が発車してホームの発車案内の表示が変わったり、終着駅などで列車の行き先方向幕などが変わったりする瞬間を見届けるのが好きで、これはおっさんになった今も変わりません。

そして、こうした案内表示器の類の中でも子供の頃の私が特に好きだったのが、国鉄の駅や空港などに多くあった、表示内容が変わるときにパタパタと音がする表示機。
正式な名称は「反転フラップ式発車標」というようですが、俗に「パタパタ」と呼ばれることが多かったようです。

【参考記事】発車時刻になるとパタパタパタ……減りつつある「反転フラップ式」の発車標 - 鉄道コム
https://www.tetsudo.com/column/141/

駅や空港だけでなく、かつてのクイズ番組「クイズ100人に聞きました」のトラベルチャンスコーナーや、「ザ・ベストテン」のランキングボードなどでも使われていたあれです。
とにかく、この表示機のパタパタ音が好きでしたし、パタパタが止ってどんな表示が出るのかがいつも楽しみでした。
駅にあるパタパタ表示機がもし家にあったら、いつでも好きな時にパタパタ音をさせて好きな列車名や行先などを表示させて遊べると思い、買ってもらえるものなら買ってほしいと思ったこともありました。
だから、かつて東京神田に会った交通博物館に、岡山駅で実際に使用されていたパタパタ表示機が展示され、しかも手元の操作盤で好きな表示内容にして遊べると聞いた時にはとても嬉しかったですし、以来交通博物館に行くたびにこの表示機でしばらく楽しむのが定番になりました。(ちなみにこの表示器、今は大宮にある鉄道博物館で展示されているそうです)

今や、ホームの案内表示も列車の行き先等の表示もLEDや液晶ディスプレイでの表示が主流になり、このパタパタ表示機も数少なくなっているようですが、今でもたまにあのパタパタ音が聞きたくなってくることがあります。
鉄道グッズの一つとして、行き先方向幕や列車名表示機のミニチュアは時々見かけますが(私もいくつか持っています)、パタパタ表示機のミニチュアというのは見かけた記憶がありません。
東京駅や上野駅、羽田空港当たりのものを再現したものが出たりすれば、結構受けると思いますが、どうですかね?
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