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【鉄道旅の思い出】2013年 岡山・高松遠征の思い出 その10 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2013年夏の岡山・高松への鉄道旅の振り返り、今回も続きます。

長尾線全線を往復した後は、琴電3路線の中では本線格の路線ともいえる琴平線に乗車しました。
そしてここからは、この日のメインイベントでありこの旅の一番の目的でもある、大正期から昭和初期にかけて製造された琴電のレトロ電車による特別運行の列車に乗車します。
2013年のこの時期のレトロ電車の特別運行は、香川県の観光キャンペーン「うどん県時間旅行物語」に協賛して行われていたもので、その年の12月まで毎週土休日に運転されていました。

10時半少し前、琴平線の仏生山駅に隣接した車庫から出庫してきたレトロ電車2両編成が回送で高松築港駅に到着。
琴電で保存運転されていた大正・昭和初期製の旧型車は、1000形120号・3000形300号・5000形500号・20形23号の4両で、この日のレトロ電車はこのうち300号+23号の2両編成でした。
2両ともレトロ電車の名にふさわしい塗装が再現されており、300号は茶色一色、23号は白と茶のツートンカラーになっていました。
そして2両とも、前面にはレトロな書体の行先表示板と「うどん県時間旅行物語」のシンボルマークをあしらったヘッドマークが掲出されていました。
レトロ電車が到着すると、まずはホームからあれこれ撮影をし、琴電琴平寄りに連結された300号に乗車しました。
10:35、レトロ電車は高松築港駅を定刻に発車。
レトロ電車の乗車には、事前予約や特別料金は特に必要なく、乗車券(もちろん一日乗車券なども)があれば通常の定期列車同様に気軽に乗車できるのが魅力でした。
乗車した300号の車内は、座席が8割くらい埋まっていたものの騒がしさはなく、旧型車両の走りをゆっくり堪能するにはなかなかよい環境でした。
この日の高松は晴れていて、気温も真夏ほどではないもののそれなりに上がっていました。レトロ電車は2両とももちろん非冷房なので、開閉可能な窓はほぼすべて全開状態でした。
一応扇風機は回っていましたが、開いた窓から入ってくる風は心地よく、扇風機なしでも快適だったと思われます。

次回もレトロ電車の旅が続きます。
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