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【鉄道旅の思い出】2013年 岡山・高松遠征の思い出 その14 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回も2013年夏の岡山・高松への鉄道旅の振り返りです。

琴電琴平線仏生山駅の下り(琴電琴平方面)ホームから、同駅に隣接する車庫内に留置されている車両やホームに発着する電車を撮影したりしながら、琴電琴平からくるレトロ電車を待っていましたが、そうしていても到着までまだ少し時間があるので、一度改札を出て駅周辺をぶらぶら歩くことにしました。
仏生山駅の駅前広場はわりと広いですが、日曜日の暑い真っ昼間ということもあってか、人通りはあまりありませんでした。
駅舎の脇には、仏生山車庫への出入り口と思われる場所があり、そこから仏生山車庫の片隅に留置されていたレトロ電車の1両、1000形120号の姿を見ることができました。
片隅といってもこの場所は駅前を通る道路からも間近に見ることができるので、もしかするとレトロ電車のPRを兼ねて敢えてこの場所に留置しているのではないか、とも思えました。
ちなみにレトロ電車はこの120号と本線でこの日運用に入っている300号・23号の他に5000形500号もありますが、500号の姿は見当たりませんでした。

しばらく駅周辺をぶらついてから駅へ戻ると、そろそろ高松築港へ向かうレトロ電車の時刻が近づいてきました。
14:19、レトロ電車が仏生山駅に到着。琴電琴平への往路は300号に乗車したので、今度は高松築港方に連結されている23号に乗車しました。
車内は座席がおおむね埋まるくらいの乗車率だったのと、行に比べて乗車時間も短いので、敢えて座席には座らずに最前部で前面展望を楽しむことにしました。
この日乗車した300号も23号も運転室はいわゆる片隅式で、運転台部分以外はポールで客席と仕切られているだけの開放的な空間で、展望車感覚で前面展望を楽しむことができました。
レトロ電車は14:30、終点高松築港駅の2駅手前の瓦町駅に到着。
もちろん列車はさらに高松築港へ向かいますが、私はこの後最後に残った志度線に乗り換えるためここで下車しました。

瓦町駅は琴電全路線が発着する扇の要というべきターミナル駅で、琴平線・長尾線のホームは商業施設と一体となった近代的なホームになっています。
その関東や関西の大手私鉄の駅のような雰囲気は他の琴電の駅とはずいぶん異質な感じです。
そんな瓦町駅のホーム(長尾線下り列車用の片面ホーム)で待つことしばし、14:43頃に高松築港から折返してきたレトロ電車の仏生山車庫への回送が入線。
いかにも平成時代的な雰囲気の駅と、昭和初期や戦後すぐぐらいの時期を思わせるレトロ電車の外観、そして構内に響く吊り掛けモーターの音とのミスマッチぶりを楽しむうち、1~2分ほど停車したレトロ電車は発車していきました。

結局、琴電のレトロ電車に乗車できたのはこの旅での乗車が唯一となってしまいました。
引退したレトロ電車の今後がどうなるのか大変気になるところですが、よい形で今後もその姿が見られることを期待したいと思います。

次回、別テーマの記事を挟み、琴電乗り鉄の振り返りはまだまだ続きます。
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