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【鉄道旅の思い出】2013年 岡山・高松遠征の思い出 その15 [その他鉄道ネタいろいろ]



こんにちは、gonanaです。
前回は一回お休みした2013年の岡山・高松への鉄道旅の振り返り、今回からまた再開します。

琴電の瓦町駅でレトロ電車の仏生山車庫への回送を見送った後は、長尾線・琴平線に続く琴電乗り鉄最後の路線となった志度線に乗車しました。
琴電全路線が集結するターミナル瓦町駅ですが、跨線橋を渡るだけで乗り換えできる琴平・長尾両線に対し、志度線のホームはそれらのホームとは少し離れた位置にあり、両者を結ぶ通路には動く歩道も2ヶ所設置されていて、東京駅の京葉線ホームへの通路を思わせます。(さすがに瓦町駅の連絡通路はそこまで長くはないと思いますが)
これは、かつて計画されていた瓦町駅付近の線路立体化事業(琴平線・長尾線が高架化される予定だったそうです)の準備として、志度線ホームを分離して移設したことによるものでした。
しかし、立体化事業は凍結されてしまい、志度線と他線との乗り換えには不便なこのような形態のホーム配置が残ってしまったというわけです。

レトロ電車を撮影した長尾線下りホームから連絡通路を通り志度線ホームに出ると、ホームには元名古屋市営地下鉄名城線1200形である700形721+722の編成が停車中でした。
車体の塗装は、クリーム色と志度線のシンボルカラーの赤のツートンカラーです。
同じ琴電でも、他の2線とは瓦町のホームが分離されただけでなくレールも完全に分断された志度線は、営業車全車が元名古屋市営地下鉄の車両となっています。
元名古屋市営地下鉄の車両は、両数的に現在の琴電では元京急車両に次ぐ勢力になっていますが、琴平・長尾両線では元京急車の活躍が目立つ中、志度線ではまさに独壇場といったところです。

15:06、721+722の編成は瓦町駅を発車し、志度線の終点琴電志度へ向かいます。
全線にわたり基本的にはのどかな田園地帯が車窓に広がる琴平線・長尾線に対し、志度線は途中で海沿いを走行する区間もあり、車窓という点でもなかなか楽しめる路線です。
そして15:40、電車は琴電志度駅に到着。これで15年ぶりの琴電3路線全線の乗車達成となりました。
到着した700形は1~2分の折返し時間であわただしく瓦町へ折返し発車していきました。

次回、琴電乗り鉄編はラストになります。
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