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一日街を歩き回った成果は… [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:つらかったバイトの思い出

力仕事系のバイトをした経験が少ないので、肉体的な意味できついバイトの経験もほとんどないけれど、その中でも唯一「これはきつかった」と今でも思い出すのが、かなり前にも一度記事にしたことのあるポスター貼りのバイトです。

それは大学1年から2年にかけての春休みのことです。
バイト情報誌で、某大手英会話スクールの中野校の生徒募集のポスターを、中野駅周辺の商店街の店先や住宅地の掲示板などに貼る、というバイトを見つけました。
街を歩き回るのは嫌いではない、というより好きですし、やることといえばポスターを貼るだけだから、という軽い気持ちで応募し、採用されました。
バイト代は、一枚貼るごとにいくら(具体的な金額は忘れましたが)、という出来高制でした。一か所当たり2枚並べて貼ることもできましたが、この時は一枚当たりの単価が下がってしまうため、バイト代を少しでも多くもらうか、それとも早くポスターを貼り終えてしまうかの選択を迫られる面もありました。
上記に加え、日当と通勤交通費が加算された額が一日当たりのバイト代の総額になっていました。

バイト初日、10時少し前に英会話スクールに出勤し、20枚ほどのポスターと中野駅周辺の地図のコピーをもらってさっそく駅前商店街へ出ました。
渡された地図を見ながら商店街を歩き回り、片っ端からお店の方にポスターを店先に貼らせていただけないかおお願いしていくのですが…
案の定、快く許可してくださるお店はなかなか見つかりません。さすがに怒鳴られたりするなどの嫌な対応をされた店はありませんでしたが、お店を渡り歩くたびに何度も断られ続けているとメンタル的にもかなりダメージが蓄積してくるのを感じました。

結局、17時少し前にスクールに戻るまでに確か2カ所で2枚ずつの合計4枚だけどうにかポスターを貼ることができました。
スクールに戻って事務所で残ったポスターを返しながら、担当の社員の方にバイトを辞める旨を伝えました。
一日(実質的には昼休みや休憩を除き5時間少々ですが)街をポスターを抱えながら歩き回った結果、肉体的にも精神的にも相当に疲れてしまい、正直最終日までバイトを続ける自信がなくなってしまったのがその理由でした。
慰留はされましたが、丁重にお断りしてスクールを後にしました。

もちろんこのような結果に終わったとはいえ、約1か月後の(本来の)バイト期間の最終日に当日分のバイト代が支払われる旨の連絡が、後日スクールからありました。
しかし、もう次のバイトを始めた後だったことや、たった一日で逃げるようにやめてしまったバイト先に今更顔を出すのもためらわれ、受け取りに行く気になれませんでした。

まあこれも今となってはいい経験にはなったかもしれません。
中野の待ちをあちこち歩いたのも実は今のところこのバイトの時だけだったりするのですが、安くておいしいものが食べられるお店もたくさんあるようで、今度は純粋に中野の街歩きを堪能しに行きたいものです。
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