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寅さん、車掌になる? [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:「映画館で好きな映画を上映してあげる」と言われたらリクエストするタイトル

鉄道好きとしては、やはり鉄道が出てくる映画は見てみたいです。
その中でもこれ、というのを選ぶとすると、渥美清さん主演の「喜劇・急行列車」です。
渥美さん扮する国鉄のベテラン専務車掌青木吾一が、乗務する列車の中や宿泊地などでの笑いあり涙ありドタバタありの喜劇を繰り広げる、というストーリーです。
実は、この「青木専務車掌」のキャラが、あの寅さんのキャラとかなり共通する部分があり、この作品が公開された2年後に始まる「寅さん」シリーズの原点とも言えそうな作品になっています。
そしてこの作品の主な舞台となっているのが、渥美さん演じる青木車掌が所属している(という設定の)国鉄東京車掌区の乗務担当列車だった寝台特急「さくら」「富士」です。
映画の中では寝台車や食堂車などの様子も見られるほか、それぞれの車内ではスリの出現や妊婦さんの出産などいろいろな出来事が起こり、当時のブルートレインの列車内のリアルな雰囲気を感じることができます。
この作品が公開された1967年は、東京発のブルートレインや20系寝台客車にとっても全盛期といえる時期で、ブルトレファンとしてもぜひとも観たい作品です。
そして、この作品のヒットを受けて続編として制作された「喜劇・団体列車」「喜劇・初詣列車」はテレビでも見たことがないので、これもぜひ見てみたいです。

あともう一つ、ブルートレインつながりでいうなら、以前も記事にしたことのある「ブルートレインひとり旅」もやってほしいです。
(その時の記事は→https://gonana57.blog.ss-blog.jp/2019-07-17
「喜劇・急行列車」とこの映画とでは約15年の時代差があり、映画のテイストも違いますが、どちらもブルートレインの車内が主な舞台になっていることや、東京から九州へ向かう間に様々な出来事が起こるストーリー、そして何よりそれぞれの映画が撮影されていた当時のブルートレインやその周辺の車両や人の姿がしっかりと記録されているという点で、ぜひもう一度見てみたい作品です。
リンク先の記事にも書いた通り、「ブルートレインひとり旅」はこれまで映画館で上映された実績があまりないようなので、もし映画館で見られるなら画期的なことになりそうです。
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