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え?!どうして俺が? [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:テレビや新聞のインタビューを受けたこと、ある?

これは過去にも記事にした記憶のあることですが、それから少々時間が経っているので改めて、ということで…

生まれてからずっと、私は新聞や雑誌、テレビに自分が出る(あるいは自分のことが記事になる)なんていうことは自分には無縁だと思っていました。
特に芸能人やアナウンサーになるという夢があったわけでもなく、ラジオや雑誌への投稿などで自分の存在をアピールしたいという気持ちもほとんどありませんでした。
でもそんな私に、今から10数年ほど前、思いがけないきっかけで新聞に自分の名前と顔写真が載ることになりました。
その機会が訪れました。

これもこのブログで何度も書いていることですが、私はかつて千葉市のおもちゃ図書館「千葉市トイライブラリー」でボランティアをしていた時の話です。
それは、私がボランティアをするようになって10数年たった頃のことです。
あるおもちゃ図書館の開館日、いつものように開館場所だった千葉市療育センター(子供からお年寄りまで、障害を持つ人々がスポーツや文化活動などを行う施設)に行くと、当時そのおもちゃ図書館で全体のまとめ役的な存在だったボランティアさんから突然声を掛けられました。
その内容は、近日中にトイライブラリーに千葉県の地元新聞「千葉日報」の記者の方が取材に来られ、その際に私にボランティア活動についてのインタビューをしたいという依頼が来たというのです。
いきなり私にインタビューと言われて少なからず驚きましたが、話はそれだけでは終わりませんでした。
それは、当時千葉日報では、読者からの推薦によって千葉県内で様々な活動に取り組んでいる個人や団体を表彰する賞が設けられており(現在もその賞があるかどうかはわかりませんが)、それに別のボランティアさんが私についての推薦文を応募し、選考の結果私がその年の受賞者の一人に選ばれたというのです。
それを聞いて私は正直、これはドッキリではないかと思ってしまいました。
推薦文を出してくださったボランティアさんによれば、私が大学時代から長い間、埼玉から千葉に通ってほぼ毎回ボランティアとして活動してくれているので推薦させてもらいました、とのことでした。
でも、私としては何か特別な思いで活動に参加していたわけでもなく、単に子供と遊ぶのが好きだからという理由だけで続けていたので、何かの賞に値するとも思っておらず、にわかには信じられませんでした。
しかしそれがもし本当なら、照れ臭い気分ではあるけれど非常に光栄なことですし、こうした事で新聞記者の方にインタビューしていただく機会もそうそうあることではないので、取材を受けることになりました。

その翌週か翌々集の開館日、私へのインタビューとおもちゃ図書館の取材が行われました。
当日、千葉日報の記者の方とカメラマンさんの2人が来られ、まずは開館時間前に私へのインタビューが行われました。
私自身のことやボランティアを始めたきっかけ、ボランティアとして活動する中で感じたことなど、確か30分ほどの間にいろいろな質問を受けました。
もちろんインタビューを受けるという経験はほぼ初めてで、その緊張の度合いも受験や就活の時の面接ともまた違ったものがありましたが、記者の方はさすがインタビューの達人というべきか、非常にソフトな物腰で話しやすい雰囲気づくりをしてくださり、とても良い雰囲気の中でインタビューを受けることができました。
その後はおもちゃ図書館の取材に移り、私達ボランティアの活動の様子の写真を撮影したり、私以外のボランティアにも話を聞いたりと、記者さんとカメラマンさんは精力的に取材をされていました。
開館後1時間ほどで取材は終わりましたが、短時間ながら思いがけず新聞記者の方のお仕事の一端に触れることができ、とても有意義な経験ができました。

その数日後、私へのインタビューと取材の模様が千葉日報に掲載され、埼玉の我が家にも掲載紙を送っていただきました。
改めて自分のインタビュー記事を読むとやはりどこか照れ臭い気分になりましたが、私がそれまでボランティアとして活動してきた実績(と言えるほどのものはありませんが)を誰かが見ていてくれて、それが賞の受賞やこの記事につながったのだと思うとやはり素直にうれしかったのを思い出します。
記事が掲載された直後に、千葉市内にある千葉日報の本社で行われた表彰式でいただいた賞状は今も自室に飾られており、掲載紙とその時にいただいた記念品の置時計も自宅のリビングに飾られています。
時計は電池が切れてしばらく動かないまま飾っていましたが、最近電池を入れ替えて再び動くようになり、毎時00分になるとオルゴールの音色がリビングに響いています。
千葉市トイライブラリーのボランティアから遠ざかってもう10年以上経ちますが、あの時の受賞とインタビューは、今もおもちゃ図書館のボランティアとして活動した時代の大切な思い出となっています。
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