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【妄想乗り鉄】東京近郊区間 最長一筆書き大回り乗車 その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
久しぶりの妄想乗り鉄シリーズ、今回は関東地方を中心としたJRの「東京近郊区間」のエリア内で、同じ駅や駅間を通らない一筆書きの経路で、できるだけ長い区間を乗車する「東京近郊区間 最長一筆書き大回り乗車」の妄想旅プランです。

ここで、本題に入る前に、この妄想旅の前提となるJRの大都市近郊区間「大回り乗車」について解説します。
JR各旅客会社には、運賃や料金など旅客がJRに乗車するにあたっての各種のルールを定めた「旅客営業規則」という膨大な規程があります。
その中の運賃に関するルールの一つとして、東京や大阪、新潟や福岡などのそれぞれ一定のエリア内に定められた「大都市近郊区間」のエリア内であれば、同一区間を重複して乗車したり途中下車をしない限りどのような径路を通っても最安運賃で計算するという特例があります。
例えば、東京駅から隣の有楽町駅までの運賃は、山手線外回りまたは京浜東北線南行に1駅だけ乗っても、山手線内回りでぐるっとほぼ一周しても運賃は同じ(ICカード利用で136円、紙のきっぷで140円)というわけです。
このルールに則り、できるだけ安い運賃で(多くは初乗りや乗車駅からの最低運賃の区間で)重複乗車や途中下車をせずにいかに長い時間・長い距離列車に乗れるかというのが「大回り乗車」という乗り鉄の遊びなのです。
そして、この「大回り乗車」のルールを踏まえて、特にエリア内の路線網が複雑な東京や大阪の近郊区間でいかに安く長い距離・時間乗り鉄を楽しめるかを考える人もいて、東京近郊区間での最長一筆書き乗車ルートが私の所属する鉄道好きの視覚障碍者のメーリングリストに投稿されていました。
これは、常磐線の北小金駅を出発し、2駅離れた馬橋駅まで140円(ICカード利用で136円)の区間を約1035㎞乗車した末にたどり着くというもので、ルートは以下の通りになります。

北小金ー(常磐線)→友部ー(水戸線)→小山ー(両毛線)→新前橋ー(上越線)→高崎
ー(高崎線)→大宮ー(川越線)→高麗川ー(八高線)→八王子
ー(横浜線)→橋本ー(相模線)→茅ケ崎ー(東海道線)→大船
ー(根岸線・京浜東北線)→鶴見ー(鶴見線)→浜川崎ー(南武線)→尻手ー(南武線)→川崎
ー(東海道線または京浜東北線)→品川ー(横須賀線)→武蔵小杉ー(南武線)→立川ー(中央線)→西国分寺
ー(武蔵野線)→武蔵浦和ー(埼京線)→赤羽ー(京浜東北線)→南浦和
ー(武蔵野線)→西船橋ー(総武本線・成田線)→松岸ー(総武本線)→成東
ー(東金線)→大網ー(外房線)→安房鴨川ー(内房線)→蘇我
ー(京葉線)→東京ー(総武線)→錦糸町ー(総武線)→秋葉原ー(山手線または京浜東北線)→神田
ー(中央線)→新宿ー(山手線)→日暮里ー(常磐線)→馬橋

しかし、このルートはたとえ始発から終電まで乗り通したとしても一日でゴールにたどり着くことはできず、どんなに長い距離を乗車する場合でもエリア内では乗車券の有効期間は当日限りという大都市近郊区間の規則のもとでは基本的にこの経路での「大回り乗車」は不可能ということになってしまいます。
(ただし、有効期限が当日限りの乗車券でも、深夜0時を過ぎても改札を出なければ普通にその日の終電まで日を跨って乗車券が有効となる規則により、終夜運転のため終電のない大晦日から元日にかけては例外)

そこで、東京近郊区間のエリア内で一筆書きのルートで乗車できる最も長い経路での乗り鉄という大原則は変えずに、青春18きっぷ2日分を使ってこの経路で乗り鉄をすることを想定した妄想乗り鉄プランを作ってみることにしました。
次回から、この東京近郊区間最長一筆書き大回り乗車の妄想乗り鉄プランをご紹介していきます。
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