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思い出の先輩 [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:久々に会いたい人いる?

何度もこのブログで書いたことですが、私は大学時代から約20年、千葉市のおもちゃ図書館でボランティアをしていました。
ボランティアとしておもちゃ図書館の活動に参加するなかで、利用してくれる子供達やその保護者の方々、同じボランティアとして一緒に活動した仲間など、いろいろな人との出会いがありました。
それらの人々の中で、今も特に私の思い出に残っていると同時に久しぶりに会いたい人の一人が、ボランティア仲間で同じ大学の2年先輩の学生だったO先輩です。

O先輩は、私が大学時代に所属していたおもちゃ図書館のボランティア活動を行うサークルのメンバーではありませんでしたが、個人でボランティアとしておもちゃ図書館に登録して活動していました。
私が大学に入りおもちゃ図書館のボランティアを始めてしばらく経った頃から、O先輩は私に親しく声をかけてくれるようになりました。
利用する子供の障害や性格に合わせて、どのようにコミュニケーションをとったらよいかなど、いろいろアドバイスをしてくださったのですが、それは決して「上から目線」ではなく、あくまでも同じボランティア仲間としてという感じの親しみやすいものでした。
ボランティアの時以外でもO先輩はなぜか私をかなり気に入ってくれていたようで、先輩が卒業するまでの3年間、非常に仲良くさせていただきました。
先輩は関西(姫路)出身ということもあってか話していてもとても楽しく、いろいろ勉強になることも教えてもらいました。
毎週土曜日午後のおもちゃ図書館での活動が終わった後、おもちゃ図書館の開かれる会場の最寄り駅近くにあったファストフード店に一緒に立ち寄り、ボランティアに関する事からお互いのプライべとな事、悩みの相談まで、あれやこれやと語りあったのも今や懐かしい思い出です。
その際、O先輩は毎回私の注文した分もまとめて支払いをしてくださいました。私が自分の分は支払うと何度も伝えてもそのたびに「俺はすぐ近くに住んでいるからいくら遅くなっても関係ないけど、○○君(私)は遠くから来ているのに早く帰りたいところをこうして付き合ってもらったんだから。今後○○君に後輩ができた時にこんな感じで後輩に接してもらえれば俺はそれで十分だから」と言ってくださいました。
とにかくO先輩が私に、先輩というより対等な仲間として接してくださったことは、今でもよい思い出になっています。
O先輩は私より2学年先輩でしたが、4年生での卒業の単位を満たしていたにもかかわらず、あえてもう1年留年して大学に留まったため、私とは3年間にわたって一緒にボランティアとして活動することができました。

そして先輩は大学卒業後地元の関西に帰り、社会福祉関連の仕事に就いたそうです。
その後数年は年賀状のやり取りをしていましたが、いつしかどちらからともなく音信不通になってしまい、今の消息は分かりません。
今でも折に触れて先輩の温かみのある関西辨を思い出すと、久々にいろいろ語りあいたい気分になります。
いつの日か、どこかで久しぶりに積もる話を肴に一杯飲みたいものです。
…って、そういえばあの頃、先輩とはハンバーガーやで何度もしゃべったけれど、なぜか一緒に居酒屋で飲んだこと、なかったような…
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