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【鉄道旅の思い出】2007年秋 長野電鉄乗り歩きの思い出 その5 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2007年秋の長野電鉄乗り歩きの思い出の振り返り、まだまだ続きます。

屋代線で屋代駅まで往復し、再び須坂駅に戻ってきた後は、長野線を湯田中方面に少し下った小布施駅に向かいました。
須坂から小布施まで乗車したのは、元東急8500系を改造した8500系。同形式は3500・3600系とともに長野電鉄の主力通勤型車両で、この形式も編成が短くなった以外は東急時代と外観に大きな変化がなく、東急沿線ではなかなか見られない田園風景との組み合わせが新鮮です。
小布施駅へ向かったのは、この駅の構内に「ながでん電車の広場」という車両展示施設があり、それを見学するためでした。
「ながでん電車の広場」は、1990年に長野電鉄創業70周年を記念して開設されたものです。同駅の島式ホームに隣接した側線を活用したような形で設けられており、ホームから専用の通路を通ってアクセスするようになっています。
小布施駅まで(から)有効の乗車券か同駅の入場券があれば入場でき、私が乗り歩きに使用した長野電鉄のフリーきっぷでももちろんOKです。

小布施駅で8500系を下車し、さっそく電車の広場へ向かいます。
2007年当時ここで保存展示されていた車両は現在とは異なり、戦前から戦後にかけて製造された電車3両(デハニ201・デハ354・モハ1005)と電気機関車1両(ED502)でした。各車とも、ここへ来る前は須坂駅構内で保管されていたり譲渡先から里帰りしてきた車両たちです。
車両の脇には窓から車内が見えるように通路が設けられ、一部の車両は社内にも入ることができたと記憶しています。
ただ、「広場」といっても先ほども書いた通り駅の側線を利用していることもありスペースはかなり狭く、それぞれの車両を個々にゆっくり眺めたり写真を撮影したりするのがかなり難しいのは残念でした。
この「ながでん電車の広場」、私が訪れた5年後の2012年には展示車両が同年に引退した2000系D編成(同編成については次回触れます)に変更され、それまで展示されていた4両は一時旧屋代線の信濃川田駅構内に留置された後、改めて長野県内や千葉県内の別の場所で保存されているそうです。(一部はカットボディー化の上保存)

「電車の広場」の見学を楽しんだ後は、3500形の長野行でまたまた須坂駅へ戻りました。

長野電鉄乗り歩きの思い出の振り返り、もう少し続きます。
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