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久々の関東脱出乗り鉄 その3 [鉄活動レポート]

こんにちは、gonanaです。
5月5日の久々の関東脱出乗り鉄のレポート、今回も続きます。

熱海駅から元「セントラルライナー」用車両である313系8000番台による普通列車に乗車して静岡駅に到着しました。
静岡駅では一旦改札を出ますが、次に乗車する列車の発車時刻までちょうど30分しかないので駅の外へは出ず、コンコース内の駅弁売り場で昼食の駅弁を調達し、名店街?でお土産を購入して再び改札を入ります。
ここから乗車するのは、11:45発の特急「ふじかわ5号」。富士駅から身延線を経由して甲府駅まで向かいます。
乗車するのは静岡駅発車時点では最後尾となる1号車。途中の富士駅で進行方向が変わるため、座席は進行方向に対して後ろ向きにセットされていました。
「ふじかわ」に使用されている373系は、過去にも「ふじかわ」で乗車経験があるほか、以前夜行快速「ムーンライトながら」やその関連運用の東京ー静岡間の普通列車、さらにはかつて運転されていた特急「東海」や今も運転されている特急「伊那路」で何度も乗車したことのある形式ですが、振り返ってみればこの形式もお久しぶりの乗車となります。

座席に落ち着いたところで、静岡駅で購入した駅弁で昼食とします。
今回私とガイドヘルパーさんがともに選んだのは、去る4月10日の「駅弁の日」に新発売となったばかりの「思いがけぬ出会い弁当」というちょっと変わった名前の弁当です。
この弁当は、ともに静岡市に本社のある有名缶詰メーカーの看板商品である、「はごろもフーズ」の「シーチキン」と「ホテイフーズ」の「やきとり」、それに静岡駅で駅弁を販売している「東海軒」がコラボして生まれた駅弁です。
その内容はというと、まずご飯はシーチキンの炊き込みご飯とやきとりがトッピングされた茶飯の2種類。シーチキンの炊き込みご飯は思ったよりシーチキンが主張せずあっさりいただけ、茶飯の上に乗ったやきとりも炭火焼の香ばしい風味が堪能できて、どちらもとてもおいしいです。
おかずの方もシーチキンやきとりボールやシーチキンの入ったマカロニサラダやナスのみそ漬けとシーチキンややきとりを使ったメニューが並び、さらにはマグロの串カツや黒はんぺんの磯部揚げ、わさび漬け、抹茶のわらび餅といった静岡を感じさせるメニュー、「東海軒」自慢という「親子焼き」というだし巻き卵と盛りだくさんで、満足度のかなり高いお弁当でした。

「ふじかわ5号」は定刻の11:45に静岡駅を発車し、まずは先ほど通って北ばかりの東海道本線を富士駅まで戻ります。
東海道線で久しぶりに乗る373系は、時間帯は真逆ながら「ムーンライトながら」にこれまた久しぶりに乗っているかのような錯覚を覚える走りを見せ、また「ながら」のような夜行快速に乗って乗り鉄旅に出たいという気持ちが強くなってきました。
富士駅からは進行方向が逆になり、乗車中の1号車を先頭に身延線へと入っていきます。
身延線に入ってからも「ふじかわ5号」は快調に走り、単線区間にもかかわらず結構速く走っているように感じました。
1号車の乗客の数はわかりませんでしたが、全体的に社内の人の動きは少なく感じ、会話もほとんど聞こえないので何だか妙な静けさが車内を支配していました。静けさと快適な走り、そして食後の満腹感のせいでついつい居眠りも出てしまいます。
「ふじかわ5号」は2分ほど遅れて14:05に終着の甲府駅に到着。
甲府駅もUターンラッシュなのか構内は賑わっているようでした。

乗り鉄レポート、次回で最終回です。
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