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【鉄道イベントの思い出 番外編】初めてのボンネットバス体験 [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。
前回は、来年2月には現役を引退することになったいすみ鉄道の国鉄型気動車キハ28 2346がいすみ鉄道に入線した直後に開催された、お披露目内覧会に出かけた時の思い出を振り返りました。
その記事の最後にも少し書きましたが、今回はその内覧会の関連イベントとして行われた、キハ28同様こちらも懐かしいある乗り物の体験乗車の思い出です。

前回の記事にも記したような感じで国鉄急行色の姿に戻ったキハ28の内覧会を存分に楽しんだ後
、会場となった大多喜駅の改札を出ました。
外へ出ると、駅舎の前ではいすみ鉄道を応援するさまざまな活動を展開していてイベントなどではボランティアスタッフとしても活躍している「いすみ鉄道応援団」の方々がポップコーンを販売していました。
このポップコーンはいすみ鉄道のイベントに行くといつも販売している人気商品で(現在も販売される機会があるのかどうかわかりませんが)、定番の塩味だけでなくカレー味やコンソメ味といった他ではなかなか見かけない味もあり、この日の私はその中からカレー味を選んでみました。
ポップコーンを買うと近くにいた応援団の方々が一斉に一本締めまでして下さり、なんだかちょっと照れくさい場面も(笑)
この応援団のボランティアスタッフの中には当時私がやっていたブログの読者になってくださっていた方もいて、少しだけですが近況報告などすることができました。

そして、道路を挟んで駅のすぐ前にある大多喜町の観光案内所の横に止まっていたのは…
ボンネットバス!
このボンネットバスは確か一般の収集家が所有してイベントなどで走らせているもので、この日のキハ28内覧会に合わせて、大多喜駅前を発着点に大多喜の街を10~15分ほどで一周するコースで体験乗車が行われていたものでした。
私が生まれた頃にはすでにバスといえば現在のような車体形状のものがほとんどだったようで、物心ついたころにはすでにボンネットバスといえば「懐かしの」とか「郷愁を呼ぶ」と言われるような存在でした。
そんな、ボンネットバスの全盛時代を知らない世代の私にとっても、観光案内所の駐車スペースにたたずむ、どちらもいかにも昭和30~40年代のバスといった風情の塗装の2台のボンネットバスの姿には、どこか懐かしい気分になれるオーラのようなものが漂っていました。
このボンネットバスには、この日大多喜駅のいすみ鉄道グッズの売店で買い物をしたり、いすみ鉄道のフリーきっぷを大多喜駅の改札で見せるともらえる整理券があれば無料で乗車できたので、もちろん私も体験乗車することにしました。

整理券さえあれば無料で乗れるので乗車希望者の列が長く伸びているかと思いきや、昼前の時点では列はそれほど長くなく、待つこともなく2台のうちクリーム色系の塗装のバスに乗ることができました。
バスはほぼ座席定員ぐらいの人数を乗せたところで大多喜駅前を発車。ワンマン運転仕様ではないため、運転士の他に安全確認のための車掌(?)役のスタッフも乗っていました。
実は私、ボンネットバスに乗るのもこの時が初めてなら、ついでに言えば一般乗合用の車で車掌(約の乗務員)が乗務しているバスに乗るのもおそらくこの日が初めてでした。
駅前を後にしたバスは、しばらく大多喜の市街地を走った後、田園地帯に出ました。
この日は天気も良く、暑くも寒くもないちょうどいい気候の中、少し開いた窓から入ってくる風が気持ちよく、走りもゆったりしたボンネットバスの旅は、15分弱の短いものながら街並みや広大な田園風景を眺めながらの楽しい時間でした。

ちなみにボンネットバスの体験乗車を終えた私は、その後大多喜駅から朝も乗車したいすみ300形重連に乗っていすみ鉄道の終点上総中野駅まで往復し、さらにその後キハ52による観光休校に大原駅まで乗車して、この日のいすみ鉄道の旅を終えたのでした。
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