SSブログ

とりあえず一安心!また会いに行きたい! [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。
少し前に、福井県の福井駅前停留所と越前武生駅(北陸新幹線敦賀開業とともに旧駅名の武生新駅に改称予定)の間を結ぶローカル私鉄福井鉄道福武線で、かつて同線の急行用車両として活躍した連接車200形に乗車したり撮影を楽しんだりした時の思い出について記しました。
(この時の記事は→https://gonana57.blog.ss-blog.jp/2022-05-03
さて、その記事でも記したように、私がその時主に乗車・撮影した200形は、3編成製造されたうち、昭和時代のカラーに塗装が復元された203編成でした。
この203編成は、福井鉄道に超低床車両F1000形「FUKURAM」(フクラム)が導入されたことに伴い2016年に運用から離脱したものの、沿線での保存を求める声もあったことから解体を免れ、福武線の北府駅に休車状態で留置されていましたが、その後203編成が正式に保存されたというような話も聞かず、上にリンクを掲載したブログ記事の最後でも「もし今も203編成が解体されずに残っているのなら、ぜひきれいに整備して再び多くの人が見ることのできる場所で保存してくれると嬉しいのですが」と記しました。

…と、それから1か月少々、最近、この203編成に新たな動きがあったという記事がネットに出ていました。
詳細は下記のリンク記事からどうぞ。

現存最後の車両「200形」6年ぶり自走 昭和、平成を走り抜け…福井鉄道、現役時代そのままの姿にファン歓喜(福井新聞ONLINE) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/21ffb2469d19f6e44ee8c492441b82169a806c49

いやあ、事実上の引退を迎えてから6年、解体されずに残っていてくれたことも嬉しい限りですが、これだけのブランクを経てもしっかりと構内走行を披露できるまでに維持されていたとは驚きです。
そもそもこの203編成が解体されずに残されていたのは、福井県越前市が進めていた「北府駅鉄道ミュージアム整備事業」で保存展示する計画だったためですが、こうした計画はえてして資金面などの問題で頓挫することがあり、6年間この計画について具体的な動きがあったという話を聞かなかったのも計画が中止になったからなのでは?などとも思ってしまったほどでした。
しかし今回、いよいよ来年春の公開に向けて車両の整備が始まるということで、まずは一安心といったところです。
補修工事が終わると、203編成は塗装も登場当時の配色に戻されるということ。私は200形の登場時の塗装がどんなものだったか知識がありませんが、とにもかくにも来年春には美しくよみがえった姿が見られるようになるわけで、保存展示が始まったら北陸新幹線延伸区間の乗車を兼ねてぜひ会いに行きたいところです。
nice!(11)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。