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【乗り鉄の思い出】10年前の関東鉄道 竜ヶ崎線編 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
10年前の関東鉄道の乗り鉄の思い出、前回までの常総線編に続き、今回は関東鉄道のもう一つの路線である竜ケ崎線編です。

常総線の乗り鉄を行った翌週の土曜日だった2012年7月14日、今度はわずか4.5㎞のミニ路線ながら未乗車だった関東鉄道竜ヶ崎線を乗り鉄しました。
竜ケ崎線は、JR常磐線との乗り換駅佐貫(JRの駅はその後「竜ケ崎市」駅と改称されましたが、この記事では当時の駅名「佐貫」で統一します)と竜ケ崎市の中心に近い竜ヶ崎駅を結ぶ路線で、同じ関東鉄道の路線でも常総線とは全く接点のない飛び地路線となっています。
上野駅からE531系の土浦行で佐貫駅に到着。
同駅には竜ケ崎線に直接乗り換えられる連絡改札や連絡通路がないので、一度駅前広場に出てからコンビニを併設したこじんまりした竜ケ崎線ホームへ向かいました。
改札を入ると、1線だけのホームには竜ケ崎線専用のキハ2000形の単行が停車中。
キハ2000形の外観は常総線のキハ2200形あたりにそっくりで、塗装もほぼ同じでした。
そのキハ2000形の前面には、この年竜ヶ崎線が竜崎鉄道という軽便鉄道として開業してから111周年を迎えたことを記念したヘッドマークも掲出されていました。
ホームからキハの写真を撮影しているうちに発車時刻が迫って来たので車内へ。
いたってオーソドックスなロングシートの車内ですが、一つ特徴的なのは竜ケ崎行列車では先頭に出る側の運転台が通常の進行方向左側ではなく右側にあること。(反対側は通常と同じ左側配置)
これは竜ヶ崎線全駅(両端の佐貫・竜ケ崎、それに唯一の中間駅入地)の各駅とも、ホームが竜ヶ崎行列車基準で右側にしかないことが理由です。
ちなみに竜ヶ崎線は全線ワンマン運転ですが、2012年時点では無人駅が中間の入地駅だけということで、車内には運賃の車内精算に対応した機器の設置はありませんでした。

キハ2000形の竜ケ崎行は佐貫駅を11:20に発車。
田園地帯を走ること7分、あっという間に終点の竜ヶ崎駅に到着。
この時点で竜ヶ崎線、そして関東鉄道の全線乗車達成となりました。
竜ケ崎駅は、駅周辺が竜ヶ崎市の中心地だからか、ミニ路線の終着駅にしてはわりとしっかりした構えの駅舎を持つ駅です。
駅前には名物という竜ケ崎コロッケをPRする幟もいくつか見られ、お昼も近いので食べていきたいところでしたが、その日は午後別の某所で予定があってのんびりもしていられないので、わずか3分ほどの折り返し時間で先ほど乗ってきた列車の返しの佐貫行に乗車。
往復わずか20分足らずでこの日の乗り鉄は終了。
何ともあっけない竜ヶ崎線踏破となりました。
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【乗り鉄の思い出】10年前の関東鉄道 常総線編その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
10年前の関東鉄道の乗り鉄の思い出、常総線編の最終回です。

下妻駅構内でのキハ310形の撮影会イベントの最中には、キハ100形のキハ102による水海道行が到着。
このキハ100形は、国鉄清算事業団やJR東日本・九州から譲り受けた旧国鉄キハ30形気動車を改造したキハ300形を、さらにワンマン運転対応に改造した車両で、前面下部に国鉄時代はなかった排障器(スカート)が取り付けられている他は外観上の大きな変化はなく、一目で元キハ30形と分かる姿が特徴でした。
キハ102は塗装が上半分が白で下半分が紺色のツートンカラーに塗り替えられていました。
この塗装は撮影会で展示されていたキハ313+314に塗られていたクリームとオレンジのツートンカラーよりもさらに古い時期の関東鉄道の標準色だったそうです。

40分余り下妻駅で撮影を楽しんだ後、13:18発の下り列車で常総線の終点下館駅へ向かいます。
やって来たのは、先ほどやって来たキハ102形と同じキハ100形のキハ101。
この車両は塗装が国鉄時代の「タラコ色」を再現したものになっていて、キハ102以上に国鉄時代を思わせる姿になっていました。
先ほどのキハ102とは数駅水海道寄りの駅で交換したはずで、そうと分かっていればそこでレトロカラー同士のツーショットを狙ったのに…と後悔しきりでした。
キハ101の車内に入ると、乗降扉のステップ部分と駅ホームとの段差を埋めるためのスロープが設置されていることと、シートモケットの色が変わっている他はほぼ原型に近いと思われる状態でした。
車内は適度に空いていてのんびりムード。
タラコ色の車体と相まって、何だかどこかの国鉄ローカル線に乗っている気分でした。

13:39、キハ101は下館駅に到着。
キハ101は折返し水海道行となるので、こちらもその列車で折り返す手もあったのですが、下妻で遭遇したキハ102が水海道から折り返して下館に戻ってくることを期待して1本後の列車に乗ることに。
しかし…、その14:39発の守谷行は新しいキハ2404でした。
またしても「そうと分かっていれば…」という後悔が頭をもたげてきました。
まあ悔やんでも仕方がないので、キハ2404で守谷へ向かい、さらに後続の列車に取手まで乗車してこの日の常総線の乗り鉄は終了となりました。

次回、関東鉄道のもう一つの路線である竜ケ崎線の乗り鉄の思い出です。
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【乗り鉄の思い出】10年前の関東鉄道 常総線編その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
10年前の関東鉄道の乗り鉄の思い出、常総線編 その2です。

水海道駅からキハ2403号の下館行に乗車し、12:30着の下妻駅で下車しました。
下妻で下車したのは(というか、この日常総線に乗りに来たのは)、下妻駅構内で「きままに☆七夕撮影会」と題したイベントが行われると鉄道雑誌かどこかの鉄道系サイトで知ったためでした。
水海道・取手方面(上り)の線路横の側線には、このイベントの主役であるキハ310形313+314の2両編成が停車中で、撮影会といっても線路レベルまで下りてではなく上りホーム上から撮影するスタイルで行われていました。
関東鉄道キハ310形は、国鉄の気動車キハ10系の台車やエンジン、走行機器類に新製した車体を組み合わせて製造された車両で、気動車では珍しい2両1ユニットの編成を組んでいたり、前面の形状や両開きの3扉が配置された側面の窓配置など、パンタグラフをつければ電車と見間違えそうな車両でした。
展示されていた2両の塗装は、上半分クリームと下半分オレンジのツートンカラーという、かつての関東鉄道の標準職になっていて、この塗装もある意味電車っぽさ?を引き立てていました。

ホームからの撮影ということで、到着したらすぐにでも撮影に入ることができる状態でしたが、私はフリー切符を持っている利点を生かして一旦改札を出ました。
改札を出ると、駅構内を跨ぐ跨線橋があり、そこから留置中のキハ310形を撮影することも可能だったので、まずはその跨線橋から撮影しました。
私が跨線橋上から撮影していると、前面を見ることのできる(撮影できる)取手側に連結されたキハ314では、ちょうどヘッドマークの交換作業が行われていて、「急行 つくばね」と書かれたヘッドマークを装着する作業を近距離で眺めたり撮影したりすることができました。
急行「つくばね」といえば、私は国鉄時代に上野ー水戸間を東北・水戸線経由で結んでいた451系や455系交直流急行形電車による電車急行しか知りませんでしたが、乗り鉄から帰宅後に調べるとこちらの「つくばね」は、1987年3月31日に廃止された筑波鉄道がかつて関東鉄道筑波線として営業していた時代に運転されていた列車だそうです。
ちなみにキハ310形が筑波線やつくば鉄道で運転されたことはどうやらなかったようで、このヘッドマークを掲げた姿はある意味かなり貴重です。

ヘッドマーク交換作業の完了を見届けて再び改札内に入り、上りホームから再び撮影を始めます。
2両の停車位置の関係で、取手側のキハ314の側からしか撮影できず、下館側のキハ313は側面しか写らない構図での撮影を余儀なくされましたが、それでも架線柱や架線の影など邪魔物のないすっきりした写真が撮れるのも、非電化路線ならではの嬉しい環境でした。
下妻駅の駅舎やホームにはこの日のイベントを告知するポスターも掲げられていました。
ポスターにはこの日キハ314に掲出されたヘッドマークのデザイン一覧も掲載され、さらにホームでは筑波鉄道のさよなら列車で掲げられたものなどの実物ヘッドマークも展示されていました。
私が撮影を楽しんでいた40分ほどの間、私と同じようにホームからキハ310形を撮影していた人がそれほどいなかったのは意外でした。
大勢の撮影者でにぎわう撮影会イベントに慣れている身からすると、ほとんど殺伐とした空気もなく舞ったりしたムードの中撮影できたのはよかったですが、これも小規模なイベントであったことや、2012年時点ではキハ310形は特段引退を控えていたというわけでもなかったことが影響していたのでしょうか。

下妻駅でしばし撮影を楽しいんだ後は常総線の終点、下館駅へ向かいます。
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【乗り鉄の思い出】10年前の関東鉄道 常総線編その1 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回から数回にわたって、ちょうど10年前になる2012年7月前半の土曜日に2週続けて関東鉄道の常総線・竜ヶ崎線に乗り鉄してきたときの思い出を振り返ります。

まずは2012年7月7日に取手ー下館間を結ぶ常総線に乗りに行った時の思い出から。
私だけかもしれませんが、埼玉県の西武に住んでいると日頃関東鉄道の走る茨城県南部当たりへ出かけるような機会があまりありません。
そのためもあって、常総線に乗るのはこの日の時点でほぼ20年ぶりのこと。
しかもその時は、関東各地の自治体の役場を回って指名競争入札の申請書類を提出しに行く某メーカーのバイトの仕事のために茨城県の下館市役所と当時の水海道市(現在の筑西市?)の市役所へ行くために利用したため、純粋な乗り鉄目的としてはこの時が初めて(そして現在のところ唯一)の乗車となりました。
(ちなみにこの時に常総線取手ー下館間は全線踏破しました)
まあ、その時だって、移動にかこつけて(?)列車内ですっかり乗り鉄気分に浸ってしまったのは事実ですが(笑)

当日は西武線→武蔵野線→つくばエクスプレスと乗り継いでつくばエクスプレスと関東鉄道の乗換駅守谷駅に着いたのが11時頃。
窓口で常総線のフリーきっぷを購入して非電化私鉄の駅とは思えないような近代的な装いのコンコースからホームへ。
ここから乗車したのは11:18発の水海道行。
常総線の中でも取手寄りの取手ー水海道間は、取手乗り換えの常磐線利用で東京都心へ向かう乗客の輸送量が多く、ラッシュ時には非電化路線としては長めの気動車列車が短い感覚で運転されるというイメージがありましたが、やって来たのはキハ2200形2204号の単行。
土曜日の昼前だからこんなもの、だったのかもしれませんが、やはりスピードで優るつくばエクスプレス開業の影響は避けられなかったのかもしれません。
もっとも、乗車列車の森や駅発車時点での乗車率は座席が9割方埋まり、扉付近に立っている人が数人見える程度だったので、輸送力としては適正だったのかもしれませんが。

守谷駅から10分で終点の水海道駅に到着。
この駅付近には常総線の車両基地があり、運行上もここを始発・終着とする列車が大勢を占めるなど、常総線の拠点といえる駅です。
ここからは引き続き下妻・下館方面へと向かうことになりますが、水海道から先への列車は12:03発の当駅始発下館行で、さっそく30分少々の小休止となります。
ここまで乗って来た2204号の到着したホームの反対側には、下館からの水海道停まりのキハ5000形5002号単行が到着。
やがてキハ2204はキハ5002からの乗継ぎ客を乗せて取手へ向けて折返し発車し、乗客を降ろしたキハ5002もそれを追うように車両基地へと入庫していきました。

2両のディーゼルカーのいなくなった駅構内はエンジンのアイドリング音も消え、土曜日のお昼どきということもあって他の乗降客もほとんどおらず、とても静かでのんびりした空気が流れていました。
そんな状況のホームのベンチで待つことしばし、ここから乗車する水海道始発12:03の下館行が入線。
やってきた車両はキハ5002と入れ替わりに車両基地から出てきたキハ2400形2403号。こちらもやはり単行でした。
このキハ2403で次に目指すのは、下館へ向かう途中の下妻駅です。

この続きはまた次回です。
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ほどほどに都会でほどほどに郊外 [ノンジャンル]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:個人的魅力度№1の都道府県は?

旅行先としての魅力度№1に和歌山県が輝いたというニュースを聞いて、和歌山県民の方には大変失礼ながらちょっとびっくり。
確かに和歌山には白浜の温泉やアドベンチャーワールド、熊野古道や高野山などの名所はいろいろあるし、JR紀勢線の車窓から眺める海も絶景と聞いてますが(残念ながら御坊駅から南へは行ったことがなく写真で見たことがあるだけですが)、観光地としての魅力度では「殿堂入り」しているともいえる北海道や沖縄、京都よりも上位になったとは驚きです。

で、私の個人的魅力度№1の都道府県は…
何を基準にするかでどこが№1かは変わってくるし、そもそもいろいろな要素を考えれば考えるほど「魅力的な都道府県」のランキングをつけてその結果に一喜一憂することに、何だかあまり意味のないことのような気もしてきます。
まあそれはそれとして、例えば住む場所としての魅力度という点では、静岡県が№1ですかね。
夏の猛暑は別としても、それ以外の時期はあまり極端な暑さ寒さもなく、大雪が降ることもほとんどない気候は快適そうなイメージがあるし、(あくまでイメージですが)そこに住む人々も細かなことにうるさくない、いい意味でのんびりした性格の人が多い気がします。
また、大きな都市がおおむね新幹線や東海道本線で一本につながっていて行き来がしやすいことや、東京や名古屋あたりへ行くのにもそれほど遠い感じがしないこと、人口の多い静岡市や浜松市でもほどほどに都会の便利さを味わえつつ、ほどほどに田舎というか郊外のゆとりのあるライフスタイルで生活できそうなイメージがあることもポイントが高いです。

そして、旅行先としての魅力度№1を決めるのは住む場所としての一番を決めるより悩むところですが、あえて1つに絞るなら富山県かな、と思います。
何といっても富山湾の魚介類の食べ歩きは楽しそうだし、立山黒部アルペンルートを色々な乗り物に乗って旅するのも乗りもの好きには魅力的です。
そして鉄道ファン的にとっては富山県はいろいろなタイプの鉄道を楽しむことのできる場所でもあります。
このあたりは先日記した富山県内の妄想鉄道旅の記事でも書きましたが、東京や大阪、名古屋などの都市圏を除けばこれだけ魅力的な鉄道路線の密度が高い都道府県もそう多くはない気がします。

まあ結局のところ、少なくとも日本国内に関しては一度行って「もう行きたくない」と思った経験もないし、まだ行ったことのない場所で興味や魅力を感じない場所もないので、先ほども書いたように都道府県の魅力度ランキングには個人的にはそんなに関心はないんですけどね。
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住むならこれが充実してる街がいい! [ノンジャンル]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:ショッピングセンターと商店街、どっちが好き?

断然、私は商店街派です!
もちろんイオンなどの大型ショッピングセンターも、夏の猛暑や冬の寒さを気にすることなく一つの建物の中で買い物が完結する点で便利で楽だけれど、商店街の気軽さやお店のおじちゃんおばちゃんははじめ店員さんとのコミュニケーションがとりやすいという点で、私は商店街の方が好きです。
私が商店街好きになったのには、生まれてから幼少期の数年住み、その後も祖父母が住んでいるため時折出かけていた大田区の京急線雑色駅周辺の風景の記憶が影響しているのかもしれません。
このブログでも何度か書いていますが、京急の雑色駅周辺には、京急線や並行する第一京浜(国道15号)を挟んで3つほどの商店街があり、雑色駅から祖父母の家に行く時もこのうち2つの商店街の中を通って家に向かっていました。
そして私がまだ物心ついたかつかないかの頃に、夕方母や祖母が商店街に買い物に行く時には私もついて行くことが多かったようで、当時の商店街の様子やよく行っていたお店のことなど、おぼろげながら今も記憶に残っています。
商店街のお店のおじちゃんおばちゃんが私にどんな言葉をかけてくれ、私がどうリアクションしたかは覚えていませんが、きっと自分の息子や孫のようにかわいがってくれ、私も喜んでいたのだと思います。
またクリーニング屋さんに行った時にお店のおじちゃんかおばちゃんによくミルキーをもらったり、床屋さんで髪を切ってもらった時に、嫌がらず静かに座っていられたご褒美でガムをもらったりと、チェーン店でない商店街の個人経営のお店だからできる子供へのコミュニケーションもしてもらった思い出があります。
こんな風に、約50年前の雑色駅前周辺の商店街には私の幼少期の思い出がたくさんあり、賑わいと活気にあふれた風景と合わせ、私が商店街好きになったのもこの商店街のおかげだと思っています。
約50年前はとても賑わっていた雑色駅周辺の商店街も、(今のところ最後に訪れた)8年前にはご多分に漏れずシャッターを閉めたりコンビニやチェーン店に変わっているお店も多かったようですが、それでもまだ私は雑色の商店街が好きですし、今度引っ越すなら活気がありたいていのものはここで調達できるような商店街が充実した街に住みたいと思っています。
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なんか中途半端… [日々のあれこれ&つぶやき]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:一日が25時間になったら、何したい?

増える時間が1時間だけというなら…
その分長く寝ますかね。
何せ若い頃からずっと慢性的に睡眠不足気味な状況が続いているので、1時間長く寝られるだけでも結構ありがたいです。
睡眠以外だと、1時間増える分を朝の仕事前の時間のゆとりを増やす方向に使いたいですね。
都内まで通勤していた頃と比べると、在宅の仕事に変わった今は朝もだいぶゆったりと行動できるようになりましたが、朝の時間が1時間増えるというのは結構大きい気がします。

でも、せっかく一日の時間が長くなるのなら、いっそのこと6時間増しの30時間とかになってくれないですかね。
ここまで延びれば、上に書いたようなことだけでなく、例えばこの時間を使ってちょっとした副業を始めてみるとか、資格や「学び直し」の勉強の時間にあてたり、この年齢で新たな趣味にチャレンジしたりと、より積極的に活用できそうな気がしますからね。

いずれにしても、一日の時間がもう少し延びてくれてもいいと感じているほうが、アクティブな生活を送るという点ではいいのかもしれませんね。
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結局は露天めぐりの印象が(笑) [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:お祭りの思い出

私自身はお祭りを見に出かけたりするのは好きなんですけど、他の私の家族があまり積極的に祭りとかイベントに参加するほうではないので、この歳になっても全国的に有名な大規模な祭りを見に行った記憶がほとんどありません。
私の住む地域の周辺で一番大きな祭りといえば、12月の秩父夜祭で、母親もこれだけは一度行ってみたいと言っていますが、なかなか実現できずにいます。
秩父よりもさらに自宅にほど近い10月の川越祭りも、家族は見に行ったことがあるそうですが私は行ったことがありません。

そんな私ですが、川越祭りよりもさらに近い場所で開催される「入間川の七夕祭り」には小学生の頃2~3回行ったことがあります。
入間川の七夕祭りは、毎年8月第1週の土日に開催され、西武新宿線狭山市駅西口の商店街やその周辺に七夕飾りが飾られ、盆踊りなどのイベントも行われていたと記憶しています。
平塚や仙台の七夕祭りのような大規模なものではないけれど、それでも色とりどりの七夕飾りはとてもきれいで、歩行者天国になった駅前商店街の通りを、七夕飾りを見ながら涼しい夜風に吹かれながら歩くのは気持ちのいいものでした。
そして小学生の私にとって何よりも楽しかったのが、メインの通りの両側にいくつも並んだ露店の数々。
定番の綿あめやりんご飴・イカ焼き・焼きそば・フランクフルトなどの食べ物系、アニメキャラやウルトラマン・仮面ライダーなどのお面を売る屋台、ヨーヨー釣りや金魚すくいなど、とにかくいろいろな露店が出ていてあれもこれも欲しくなってしまったのも懐かしい思い出です。
中学生になると他のいろいろな予定もあって七夕祭りを見に行くこともなくなってしまいましたが、その後も七夕祭りの日の夕方に西武新宿線の下り電車に乗って所沢駅を過ぎると、各駅で浴衣姿の人が多く乗ってくるのを見て今日が七夕祭りの日であることを思い出すのがほぼ毎年の恒例になっていました。

そして夏祭りといえば、私の自宅周辺の自治会主催で毎年開催されていた夏祭りも小学生時代の思い出です。
こちらの夏祭りは、確か毎年学校の夏休みが始まって最初の土曜日の夕方から夜にかけて開かれていたと思います。
私の家からも近いところにあり、普段は少年野球や少年サッカーが練習場として使ったり、ランニングをしたり犬の散歩をしたりする人が利用するグランドにこの日は盆踊りの櫓がたてられ、夕方18時を過ぎると地域の人たちが集まって盆踊りを楽しんだり、花火の打ち上げを見たり、久しぶりに会った人と旧交を温めたり、露店を冷かしたりしていました。
そして私たち子どもたちは「ドラえもん温度」や「オバ音頭」を踊るというのもありますが、ここでもやはり露店の食べ物が楽しみでした。
もちろん入間川の七夕祭りより規模はぐっと小さいですが、それでも綿あめ、焼きそば、フランクフルトといった定番どころはそろっていましたし、事前に自治会から(確か小学生以下の子供全員に)配られた引換券を当日会場で出すと、ビニール袋に入ったお菓子の詰め合わせがもれなくもらえるという楽しみもありました。
私が小学生の頃毎年参加していたこの自治会の夏祭りも、やはり中学生になると足が遠のくようになりました。でも、グラウンドから自宅は近いので盆踊りの曲や花火の音は十分聞こえてきて気分だけは夏祭りに参加している感じになっていました。
やがて、自治会も高齢化が進んで子供が減ったからなのか、会場をグランドから児童公園に変えてだいぶ規模を縮小して細々と続いていましたが、これもコロナ禍に入る少し前の年で終わってしまったようです。

今年は、各地の大きな祭りの中にもようやく復活にこぎつけられたものが多いようですね。
冒頭にも記したように誰もが知る大きな祭りを生で楽しんだ経験がほぼないだけに、ぜひいつかは例えば夏祭り巡りの鉄道旅なんてのもしてみたいものです。
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一人外食は気楽。だけど… [視覚障碍者としてのあれこれ]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:一人で外食できる?

一人で外食なんて普通にできますよ。
コロナ禍になってからというもの、外食の機会そのものが圧倒的に減ってしまったけれど、少なくとも視覚障がい者になる前は牛丼屋だろうがファストフードだろうがラーメン屋だろうが、普通に一人で外食していました。
平日はほとんど一人で会社近くの店でお昼を食べていましたし、土日に出かける時にも一人の時には当然のように一人外食してました。
まとまった休みで遠くへ鉄道旅に出かけた時には、チェーン店ではない地元の人が通うような飲み屋さんに夕飯を食べに入ったことだって何回かあります。
もちろん家族や友人などと複数人で一緒に食事をするのも、それはそれで楽しいものです。
でも一人なら一緒に食べる人に余計な気を遣う必要もなく、その時の気分で何を食べるか決めることができるから気が楽ですしね。

ただ、視覚障がいを持つ者にとって、一人外食にはハードルがあるのも確かです。
一番のハードルは、メニューを読んで食べたいものを選ぶのに難しさがあること。
大手チェーンのファストフードなどでは事前にHPでメニューを調べて食べたいものを決めておくことも可能なところがあるし、チェーン店などのメニューを調べることのできる視覚障がい者向けのアプリもあります。
でもそれらで事前に調べておくことができないチェーン店や小規模な店などではそうはいきません。
以前に入ったことのある店なら前回食べたものを再び注文することもできるけれど、そうでない場合はこの店のようなジャンルの料理を出す店にはたいていありそうなメニューを注文してみるとか、お店の方にメニューを読んでもらうなどといった方法を使うしかなく、注文に時間がかかったりお店のスタッフの方の手を煩わせてしまったりとデメリットの方が多いです。
一番の解決策は家族や友人など自分の事情をよく知ってくれている人と一緒にお店に行き、同行してくれた人にメニューを読んでもらうことなんでしょうが、やはりできることなら視覚に障がいがあっても一人でふらっと店に入っても食べたいものを食べられるのが理想なんですよね。

まあいろいろありますが、食べるものがおいしければ一人だろうが誰かと一緒だろうが外食は楽しいですけどね。
タグ:外食 食事
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テープ起こし [視覚障碍者としてのあれこれ]

こんにちは、gonanaです。
皆さんは「テープ起こし」または「文字起こし」(以下、必要な個所以外はまとめて「テープ起こし」といいます)と呼ばれる仕事をご存じでしょうか。
この「テープ起こし」とは、講演会・会議・座談会・対談・インタビューなどで収録された人の声を聞き取り、その内容を文章に起こして紙媒体にまとめたりタイピングによりコンピュータに入力してテキストデータ化する(かつてはタイプライターによる入力も広く行われていました)作業です。

私は視覚障がい者になるまで、「テープ起こし」なる仕事があるということは何となく知ってはいたものの、具体的にそれがどのように行われているのかについてはほとんど知りませんでした。
しかし、今からちょうど7年前に、そのテープ起こしの作業を初めて体験する機会がありました。
以前何度かこのブログでも書いていますが、私は視覚障がい者となった後、所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンターでの自立訓練を修了し、引き続きその後の再就職に向けて同じ敷地にある国立職業リハビリテーションセンターでの職業訓練を受けることになりました。
センターへの入所にあたっては「入所試験」というほどでもないのでしょうが一応簡単な国語や数学のテストや作文、それに実技面での能力をみると思われる作業課題による選考が行われました。
そして、私が受講しようとしていた視覚障がい者向けのパソコン訓練のコースの作業課題が、テープ起こしだったのです。
私はこの時に初めて「テープ起こし」の方法を知ることになりました。
それは、スクリーンリーダー(画面読み上げソフト)を組み込んだパソコンの前に座り、講演会の内容を録音した音源(文字通りテープに録音したものか音声ファイルかは不明)を、再生・停止・早送り・巻き戻しといった操作をすべて足元に敷いたマットに埋め込まれたスイッチを足で操作することにより行う再生機器で聞きながら、パソコンで入力するというものでした。
私はそもそもこういった機器があることも知らなかったので、この時の一連の選考でいろいろとお世話になったセンターの職員の方から事前に再生機器の操作方法を教えていただいてから課題に臨みましたが、指でラジカセやコンポなどのボタンを操作するのとはわけが違い、マットのどのあたりを踏めば目的の操作ができるのか目で確認できない私にとって、すべての操作を足を使って行わなければならないのは相当に難しく、なかなか思うように入力が進みません。
結局、制限時間までに入力し終えたのは、課題の音源の分量の6~7割くらい(課題文の時間や文字数がどれくらいだったかは忘れてしまいましたが)がやっとで、「テープ起こし」という仕事をスピードと正確さを両立しつつ行うことがいかに難しいかを身をもって知ることができました。
そして、足元スイッチを巧みに使い、スピードと正確さをいずれも満足させることで記録を残すテープ起こしという仕事に敬意を抱けるようになりました。
結果的には、テープ起こしについては満足のいく成果は残せなかったものの、何とか職業リハビリテーションセンターへの入所はでき、そのおかげもあって今の会社に就職できた私がいます。

再就職してからはテープ起こしに直接携わるようなことは最近までありませんでしたが、ここ数か月前から、同じ部署の同僚とともに定期的に文字起こしの作業をすることになりました。
これは毎月月初に行われるグループ企業の全体朝礼での社長や各部門のトップのコメントの音声(さすがに今回はテープではなく音声ファイルですが)を聴覚に障がいを持つ社員にも理解しやすいようにテキストデータに起こすものです。
さすがに7年前のようなマット式の再生装置ではなく在宅勤務で使用しているパソコンにダウンロードした音声ファイルをパソコンのキー操作で早送りや巻き戻しなどをしながら聴き内容を入力するのですが、やはり人によって早口気味だったり発音の癖があったり、さらにはその時のマイクや録音の状態の影響で発言内容に不明瞭な部分があったりして、なかなか苦労しています。
それでも数か月文字起こし作業をしていく中で少しずつスピードと正確さを両立した文字起こしができる段階に近づいてきているらしいので、頑張っていきたいと思います。
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