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こういう「夜行」なら、いろいろアイデアありそう [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。
「サンライズ瀬戸・出雲」を除けば、定期旅客列車としては過去のものというイメージが強くなってしまっている夜行列車。
最近はローカル私鉄などで夜行列車の雰囲気を味わうことのできるイベント列車やツアー列車が運転されるケースもいくつかあり、そのうちに、乗客を乗せた列車が夜中に走るのはあくまでもイベントであって、それが毎日、それも日常の移動手段として存在していた時代があったことが信じられないという層も増えてくるのかもしれません。
さてそんな、ツアー列車としての「夜行列車」ですが、9月には私の地元に近い西武線と秩父鉄道でも走ることになりましたが、その内容が地元の乗り鉄好きとしてはかなり「乗ってみたい欲」を掻き立ててくれるものになっているようです。
詳細は下記のリンク記事からどうぞ。

史上初 西武→秩父鉄道乗り入れ「夜行」運行 ルート珍妙 いきなり豊島園へ!? (乗りものニュース)
https://trafficnews.jp/post/120873

うん、この行程はある意味「かつての座席夜行の再現」というこの手のツアーのコンセプトに一番ぴったり合っているかもしれません。
多くの夜行列車ツアーの場合、特定の路線の一部または全線を夜から朝まで何往復もして乗車時間を稼ぐ運行ダイヤになっていますが、このツアーでは同じ区間を走るのは最大でも往復1回ずつだけなので、同じ路線ばかり走っていて乗っていて飽きてくる、ということがほとんどなさそうなのがいいですね。
それに、練馬駅の折り返し線や所沢駅の側線といった、普通の営業列車では入ることのできない線路に入るなど、このツアーでしかできない乗り鉄体験ができるのも魅力的です。
長瀞駅での夜泣きそばの販売や西武秩父駅到着後の温泉施設入浴&朝食以外に駅停車中のイベントなどがあるのかは不明ですが、いずれにしても行程を追っているだけで乗りたくなってきます。
ツアーの参加費用も、やたらと高額化しつつある鉄道の有料イベントやツアーの中にあって、内容を考えたらかなりリーズナブルな料金設定といえるかもしれません。

こういった、複数の路線や短絡線、あるいは複数の鉄道会社間をまたいだルートでの夜行ツアー列車は、いろいろと走行ルートや途中のイベントなどのアイデアをつくることができ、かなり夢のある企画といえそうです。
現実には運転するまでのハードルが相当高いものも多いですが、想像や妄想の世界ではいくらでもアイデアや可能性を広げることができるのも魅力かもしれません。
この記事がアップされるのと同じ日にツアー参加の応募が開始されているはずですが、やっぱりこのツアーもあっという間に完売するんでしょうね…
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