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今も僕の心は 終わらない夏休み [ノンジャンル]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:泣ける歌詞は?

若い頃は、あまり歌詞の内容やその世界観を深く味わいながら音楽を聴く習慣がなかったけれど、年齢を増すにつれて単純にメロディーや歌声を楽しむだけでなく、歌詞にも注目しながらその曲の世界観を想像しながら曲を聴くことが多くなりました。
そのため、昔よく聴いていた曲でも、いま改めて聞くとなかなか泣ける歌詞
だったという曲がいくつかあります。
そんな曲の中で、ちょうど今の時期にいつも聴きたくなるのが、おニャン子クラブの「夏休みは終わらない」という曲です。
この曲は、1986年にリリースされたおニャン子クラブの2枚組アルバム「PANIC THE WORLD」DISK1の7曲目に収録されている曲です。

細かな歌詞は歌詞検索などで見ていただくとして、この曲がどのような世界観を歌っている曲であるかを私なりに想像すると、リゾート地化されていない鄙びた海辺の集落に住んでいる(のであろう)「僕」と、都会から夏休みで遊びに来た「君」とのひと夏の切ない思い出を「僕」の一人称で歌った曲、といったところでしょうか。
私がこの「PANIC THE WORLD」がリリースされた当時、リアルタイムでこの曲を聴いたときは歌詞に対して特別な思い入れを抱くことはありませんでしたし、また私には歌詞に歌われているようなひと夏の恋の思い出も残念ながらありません。
そんな私も、その後年齢を重ねてこの曲を聴くたび、歌詞に何か感じるものがあり涙がじわりとにじんでくるようになってきました。
これも昔より歌詞を噛みしめながらいろいろな曲を聴くようになった影響なのでしょうか。

この曲を聴きながら私の頭の中に広がる世界は、昭和の鄙びた海辺の夏休み風景。
そしてそんな中での、ちょっと切ない短い夏の恋の物語です。
自分には経験のないそんな思い出も、もし私が「僕」だったらと妄想することで、素直に感情移入できるようになったから、この曲の歌詞が心に染み入るようになったのかもしれません。
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