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やっと夏休みらしいことができた…かな? [視覚障碍者としてのあれこれ]

こんばんは、gonanaです。
今日(日付的にはもう昨日ですが)、久しぶりにちょっとお出かけしてきました。(鉄道旅ではありませんでしたが)
これは、私が利用者として登録している視覚障がい者向けの同行援護サービスの会社が主催した、利用者やヘルパーさんとの親睦を図るための一日旅行会で、全部で30名ほどの視覚障がいのある利用者とヘルパーさんが参加しました。
朝、JR・東武の川越駅前に集合し、大型バスで旅行会に出発。
川越ICから関越道で花園ICへ向かい、そこから一般道を走ること1時間少々で到着したのが、秩父鉄道長瀞駅に近い大型バス用の駐車場(?)
ここからマイクロバスで向かったのは、長瀞名物のライン下りの乗船場。
実は今日の旅行会のメインイベントだったこのライン下り、午前中の雨で無事楽しめるのか直前まで気をもみましたが何とか無事乗船。
荒川の約3㎞の川下りに出発です。
乗船前はかなりワイルドな船の揺れと、流れの急な場所での派手な水しぶきを想像していましたが、雨で川の水量が増えていたからなのか、それとも天候がよくないので船頭さんがかなり慎重に船を操っていたからか、比較的穏やかな乗り心地でした。
25分ほどの川下りを楽しんだのち、再びマイクロバスでもとの駐車場まで戻り、ここからは私達利用者とヘルパーさんのペア単位での約3時間のフリータイムに移りました。
まずは長瀞駅から歩いて10分ほど歩いたところにある食堂で秩父名物の「わらじかつ」のカツ丼で昼食。
運ばれてきた丼には、丼からはみ出す、まさにわらじのようなビッグサイズのとんかつが2枚も載り、柔らかくてジューシーなカツが大満足の丼でした。
その後は長瀞駅の周辺を散策したり、長瀞駅の改札外にある待合室で一休みしたりしてフリータイムを過ごしました。
今日は気温もさほど高くはありませんでしたが、これも長瀞名物のかき氷や水ようかんを販売する店には多くの人が訪れていたようで(私とヘルパーさんはかき氷は食べませんでしたが、道を歩きながらヘルパーさんが教えてくれました)、その他のお店もなかなかにぎわっているようでした。

長瀞でのフリータイムを終えて再びバスに乗り、30分弱走ったところにある「花園フォレスト」という観光施設に立ち寄りました。
ここは、ヨーロッパの古城をイメージしたという建物の中でバームクーヘンやケーキなどの和洋のスイーツやパンなどが楽しめるほか、「モネの散歩道」と呼ばれる美しいバラの作広大な庭園もある観光施設です。
ここでも1時間ほどのフリータイムが設けられていて、お土産を購入したリコーヒーを飲みながら一息入れたり、庭園を散策したりして過ごしました。バラの方はシーズンから外れていたからかあまり多くは咲いていなかったようですが…
「花園フォレスト」でのフリータイムが終わって再びバスに乗り、すぐ近くの花園ICから関越道を走り、川越駅前に戻ってきてこの日の旅行会は終了となりました。

実は、今回の旅行会を主催した同行援護事業所に昨年秋に私が利用者登録をして以来、このような親睦イベントに参加するのは今回が初めてでした。
今回ペアを組んでくださったヘルパーさん以外は初めて会う人ばかりでしたが、そんな私にも何人かの利用者さんやヘルパーさんが声をかけてくださったおかげで、一日非常に楽しい時間を過ごすことができ、ここに来てやっと夏休みらしい思い出ができた気がします。
これをいい突破口に、そろそろ少しずつ積極的にいろいろな所へ出かけるようにしていきたいです。
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