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【妄想旅】稚内発新大村行き 最長片道切符の旅08 盛岡→大館 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回からまた、稚内駅から新大村駅までJR線を一筆書きルートで乗り継いでいく最長片道切符を使った乗り鉄旅の妄想旅日記を記していきます。
(ちなみに妄想旅日記の前回の記事はこちら→https://gonana57.blog.ss-blog.jp/2022-09-16
が、ここでお断りしておかなければならないことがあります。
それは、これから先、現時点(2022年9月下旬)で東北地方を中心にいくつかの路線で夏の豪雨や長期工事などの影響で長期間の不通区間が発生しており、一部の区間では現時点で復旧の見込みが立っていない区間もあります。
これらの不通区間ではその多くで不通区間に列車代行バスが運転されており、最新の列車不通区間の詳細や代行輸送の状況などの情報は該当する路線を管轄するJRの公式ページを見ればわかるようになっています。
ただ、これらの公式ページに掲載された運行情報などの情報は、それぞれ個別のPDFファイルにて公開されていることが多く、私が利用している視覚障がい者向けのパソコン用画面読み上げソフトやネット閲覧用ソフトではそれらのPDFファイルを開いて内容を確認することができません。
また私が日常的な乗り換え検索をはじめ、この最長片道切符の旅のようなブログ記事に掲載する妄想旅のプランニングにも利用している「Yahoo!路線検索」にも災害等による普通区間発生による各種変更事項が反映されていないケースがあります。
そのため、現時点での各線の最新の運転状況を踏まえた妄想乗り継ぎプランの作成が困難な状況になっています。
そこで今後、長期にわたり列車の普通・代行輸送が発生している区間で「Yahoo!路線情報」に不通区間や代行輸送等の情報が掲載されていない区間においては、通常通り列車が運転されているという「体」で妄想旅プランを組み、記事に反映させていくことをご了承いただければと思います。

さて前置きはこのくらいにして、最長片道切符の妄想旅4日目の妄想旅日記に入ります。
前日新函館北斗駅から北海道・東北幹線「はやぶさ44号」に乗ってわずか1時間47分という驚異のスピードで到着した盛岡駅から4日目の行程はスタートです。
盛岡駅から乗車するのは花輪線。
今日現在も花輪線は豪雨のため鹿角花輪駅ー大館駅間が不通となっていますが、上記のように妄想旅では通常通り列車が運転されているときの状況に基づいて記事を書いていきます。
盛岡駅から花輪線列車に乗るためには、JRのホームではなく「IGRいわて銀河鉄道」(以下、IGR)のホームに行く必要があります。(改札もJRとIGRは別)
これは、路線の戸籍としては好摩駅と大館駅との間を結ぶ花輪線の列車が、好摩駅から先も同駅で接続するIGRの路線を走り盛岡駅まで乗り入れているためで、この運転形態はIGRが2002年の東北新幹線八戸開業の際に並行在来線となるJR東北本線盛岡ー目時間をJRから経営分離して発足する前の国鉄・JR時代から変わらず受け継がれているものです。
また、JRの乗車券には、その経路を指定するにあたって特定の会社線(私鉄や第三セクター路線)の中から一社のみ、JR以外の会社線を経路に組み込むことのできる「通過連絡運輸」と呼ばれる取扱いが定められていることがあり、IGRもその取扱いの対象となっているため、「JR線だけを乗り継いでいく」ことが大前提の最長片道切符でも、IGRの盛岡ー好摩間に乗車が可能というわけです。ちなみに、青春18きっぷではこのような取り扱いはなく、盛岡ー紅魔館に乗車するには別途IGRの乗車券を購入しなければなりません。
さて、またまた説明が長くなってしまいましたが、この日最初の乗車列車となる盛岡6:55発の大館行に乗車。
ここまで書いてきたとおり、まずはIGRの線路を好摩駅まで各駅に停車しながら走ります。
7:22に発車する好摩駅からは再びjJR線に戻り、同時に花輪線へと入っていきます。
岩手山を車窓に見ながら進み、安比高原や八幡平などの観光地の玄関駅にも止まりながら進み、9:14着の十和田南駅では5分停車して列車の進行方向が変わります。
そして9:58、花輪線列車は奥羽本線との接続駅大館駅に到着します。

さて、大館駅からは奥羽本線に乗り換えて弘前へ向かうことになりますが、大館ではぜひしたいことが2つあるので、一旦改札を出ます。
まずは、駅から徒歩2分の所にある「秋田犬の里」へ。
大正時代の渋谷駅をモデルにしたという建物のそばには、渋谷駅ハチ公広場で保存展示されていた東急初代5000系のデハ5001号車「青ガエル」が鎮座しており、これを見ることが1つ目の「大館でしたいこと」です。
もちろん秋田犬についての展示をいろいろとみることのできる施設も見ていきたいところです。
そして弘前へ向かう列車に乗る前にもう一つの大館での目的を果たします。
それは大館駅の名物駅弁「鶏めし」をゲットすること。
駅弁好きとしては、大館に来たならぜひとも手にしたい駅弁です。(といっても、私はリアルではまだ大舘のとりめしを食べたことはないんですが…)

さて、大館での2つの目的を無事果たしたら、この後は奥羽本線で弘前へ、さらに五能線のあの看板列車に乗車します。
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