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あとはやる気と「先立つもの」なんだろうけど… [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:復活してほしいもの

齢50歳を過ぎた今となっては、私にとってなじみ深かったものの中にも今は失われてしまったり忘れ去られてしまったものもたくさんあり、それゆえ復活してほしいものとか再び脚光を浴びて欲しいものも数多くあります。
先日も記事にしたロッテのコーヒーガムは私が以前から復活を熱望していたものの一つだし、いろんな事情でもう昔のような形での復活は叶わなくてもどこか昔を思い出せるようなリバイバル商品や番組などは個人的にかなり嬉しいものです。
なので、似たようなテーマで記事を書くのももう何度目かというところですが、その中でも鉄道好きとして最も復活してほしいのは「夜行列車」、それも各社の超豪華列車のようなものでなく、普通に寝台券や指定券を購入すればいつでも誰でも乗車できる列車です。
まあこれも、もうくどいくらいこのブログで書いてますけどね。

私にとって、夜行列車は趣味の対象としてだけでなく、鉄道旅に出かける際には何度もお世話になった、私にとってもかなり馴染み深い存在です。

和の時代はまさに全国に張り巡らされていたブルートレインをはじめとする夜行れしゃのネットワークも、時代の流れや乗客のニーズに合わせた改善がなかなか進まないまま次々に廃止や縮小が進み、今や毎日運転の夜行列車は「サンライズ瀬戸・出雲」だけになるという寂しい状況になってしまっています。
「それでも夜の移動は高速バスがあるからいいし、飛行機や新幹線で目的地に前日のうちに言ってホテルにでも泊まる手もあるじゃないか」という意見もあるでしょう。
しかし、逆に言えば現在では夜のうちに公共交通機関で長距離を移動しようとすればほとんどの場合で高速バスしかなく、料金の高低や細かなサービスでの洗濯はできても、移動手段そのものの選択肢が相当に狭くなってしまったということでもあります。
この状況を良しとするか不便とするかは人それぞれだと思いますが、私はやはり主要都市間の移動に関しては夜行列車と高速バスを好みや懐具合に合わせて自由に選べる方が好ましいと思います。
夜行列車の衰退は、高速バスや飛行機との競争に敗れたのが大きな理由の一つではありますが、その他にもダイヤの改善や、時代に合わせた新しい設備やサービスを積極的に導入したり、高すぎる運賃・料金の制度を改めるなどの改善を行っていれば、今のような寂しい状況はおそらくなく、夜行列車もそれなりに高速バスやLCCと対等に渡り合えていたかもしれないと思うとやはり残念です。
とにかく、夜行列車という列車ジャンルがこのまま絶滅の道をたどる流れから脱して、新たな姿で復活する未来を期待してやみません。

ところで数日前に例によってネットをあれこれ見ていたら、こんな記事が出ているのを見つけました。

鉄オタの妄想ではない! 今こそ「夜行列車」を復活させるべき5つの経済的視点 | Merkmal(メルクマール)
https://merkmal-biz.jp/post/24627

記事のタイトルにもありますが、単なる鉄道好きの妄想や願望というだけでなく、こうして夜行列車復活の可能性を示してもらえると、個人的にはかなり心強いものがあります。
もしこの記事に書いてあるような考え方の下で夜行列車の利点が再認識される日が来るとしたら、鉄道を使った旅の楽しみもかなり広がるのではないでしょうか。
あとはJR各社や列車の通過する第三セクター鉄道各社などの「やる気」と、それを後押しする「先立つもの」が重要なんだけれど、これがなかなかに難しそうなんですよね…
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