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とにかく「楽しい」の一言 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:初めて行った博物館は?

生まれて初めて行った博物館やその手の施設は、たぶんかつて東京神田にあった交通博物館だったと思います。
時期はおそらく幼稚園生の頃、遅くとも小学生になってすぐの頃だと思います。
この頃には私はすっかり鉄道好きになっていたので、父親か父方の祖父が連れて行ってくれたのだと思います。
初めて入る博物館には、家や幼稚園、スーパーなどこれまで自分の行ったことのある建物にない何だか特別な場所という空気が幼い身にも感じられたのを覚えています。
最初にどこから見て回ったかははっきり覚えていませんが、とにかくよく見ていた電車の絵本や図鑑に載っている車両やそれよりも古い車両の模型がたくさん展示してあるのには興奮を抑えられなかったのを覚えています。さらに展示されている模型の中には展示ケースのそばのボタンを押すとレールの上を動いたり機器の動きが分かるようになっていたりするものは、何度も何度もボタンを押して楽しんでしまいました。
また、歴代の旅客者の座席に座る体験が出来たり、寝台電車581・583系の車内の一部や101系通勤電車のドア(開閉体験ができた)といった実物大模型の展示も子供心に楽しい展示でした。
そしてやはり一番興味をそそられたのは、大型の鉄道模型ジオラマ。
ライティングで朝から夜までの時間帯を表現しながら、新幹線からブルートレイン、特急電車、通勤電車、SLまで、たくさんの列車模型がジオラマ内を駆け巡る様は、いつまでも見ていたい素晴らしいアトラクションでした。
もちろん、最後の定期旅客列車を牽引したSLであるC57135号機や、大正時代のマレー式蒸気機関車といった実物車両の展示も、SLをこれまで見たことのなかった私には新鮮な経験でした。
また、お昼に館内の食堂で(たぶん)カレーライスを食べさせてもらいましたが、その食堂はかつて東海道本線を走った「こだま形」151系特急電車の食堂車に使われたのと同じ部材を使って造られたもので、これも鉄道がメインの博物館らしくて楽しかったです。
とにかく、初めて行った交通博物館には、幼い私をコテコテの「鉄ちゃん」へと誘う楽しさがあふれていた気がします。
そして、約30年後の閉館まで、私は何度も交通博物館へ足を運んだのでした。
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