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【妄想鉄】勝手に新型「サンライズエクスプレス」を考えてみる [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
現在、毎日定期運転されているたった2系統の夜行旅客列車である東京ー高松間の「サンライズ瀬戸」と東京ー出雲市間の「サンライズ出雲」。
今年2023年7月には、この両列車が前身のブルートレイン「瀬戸」「出雲3・2号」から285系寝台電車「サンライズエクスプレス」に車種変更されて誕生してから、早いもので25年という節目になります。
両列車とも「サンライズ」化されてからはこれといった大きな変化はなく、コロナ禍の初期はさすがに下がった乗車率の回復も早かったらしく、今では日によってはコロナ禍以前を上回る乗車率になる日もあるらしいと聞くのは、夜行列車好きの私には頼もしい限りです。
そんな両列車に使用されている「サンライズエクスプレス」も登場してからやはり今年で25年。
この間にごく小規模な変更を伴うリニューアルが行われたらしいのですが、それでもそろそろ後継の新型車両の話題が出てきてもおかしくない時期になってきたのかもしれません。
今のところ、今後「サンライズ」がどうなるのかということに関してJR側からは何もアナウンスがないようですが、ネットニュースなどを見るとやはり今後の「サンライズ」をどんな列車にするのがいいかというような内容の記事はいくつか見つかります。
例えば

製造から25年でも後継車両の予定はなし…最後の寝台特急「サンライズエクスプレス」はいつまで残るのか(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c1ae2766638ec7149278f612b9c46865d8edbd6

こんな感じで、他にもいくつか似たような記事があり、なるほどと思う改善案が提示されています。
そこで、私も勝手に新「サンライズエクスプレス」車両の編成内容や、新形車両投入を機に新しく「サンライズ」で運転するのがよいと思われる列車を妄想してみることにしました。

●新型「サンライズエクスプレス」の車両概要案
・現状の「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」はどちらも乗車率が高く、特に「出雲」は多客期に臨時列車を運転する日があるくらいなので、1編成の両数を現状の7両から10~12両編成程度に長くし、その分利用客の特に多い個室等の種類を中心に定員を増やす。
・2人用B寝台個室「サンライズツイン」は2人用A寝台個室「ツインDX」に改め、1人用A寝台個室「シングルDX」とともに室数を増やして1階室・2階室のどちらも選べるようにする。
・1人用B寝台個室「シングル」は室数をできるだけ増やし、もし可能なら同じ1人用B寝台個室の「ソロ」は「シングル」に統合する。この場合、「シングル」は少し寝台料金を値下げして格安の「ソロ」がなくなった分の救済措置とする。
・基本は1人用個室ながら、補助ベッドを使えば2人用としても使えるB寝台個室「シングルツイン」は常時2人用として使える「ツイン」に変更し、一部の個室は隣同士の個室間の仕切り壁を折りたたんで4人グループ用個室としても使えるようにする。
・「ノビノビ座席」も席数を増やす。
・現状では1編成当たり1カ所のラウンジは2~3カ所に増やし、広さも拡大する。またカウンター席だけでなくソファ席も設けたり、カウンター席の椅子をもう少し座り心地のよいものに変えてほしい。
・自動販売機もラウンジの数が増えた分増設し、一部は飲み物だけでなくおつまみなども変えるタイプのものを設置してもよいかもしれない。
・シャワー室も増設する。
●新型「サンライズ」登場によるダイヤの変更案
・各列車の最大連結量数が10~12両になるため、「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」は東京ー岡山間の併結を辞め、全区間単独運転とする。
・また新型車両投入と分離運転を機に、以下の列車を新設する。
①東京ー広島間 仮称「サンライズ安芸」
この区間は利用客も多く見込め、過去には多客期の臨時列車として「サンライズゆめ」が実績もあるので。
②東京ー松山間 仮称「サンライズ愛媛」
こちらも過去に「サンライズ瀬戸」が臨時園長の形で松山まで乗り入れた実績あり。

ただし松山駅まで10~12両編成で乗り入れるのが難しければ、岡山駅で4両程度を切り離してもよいかと。
・以上を運転する場合、「サンライズ瀬戸」と「サンライズ安芸」、「サンライズ出雲」と「サンライズ愛媛」は共通の編成とし、それぞれ両列車がペアになった車両運用を組む。
・上記の各列車とは別に、東京ー大阪または神戸間に仮称「サンライズ銀河」を運転する。
現状でも上りの「サンライズ」には大阪や三ノ宮からの乗車も多いそうで、下り方向も含めてもともと需要が相当にある区間なので利用客も多いはず。また現在「サンライズ」が停車しない京都・大津にも停車させることで、京都や滋賀県内へも夜の移動の選択肢が増える。
この列車に関しては、上記の各列車よりも1人用の個室の比率を高めた編成とする。
・以上を踏まえて、新形「サンライズ」で運転する各列車のダイヤ案は以下の通りです。
【下り】
①サンライズ出雲 東京21:00→出雲市9:00
②サンライズ安芸 東京21:15→広島7:45
③サンライズ愛媛 東京21:30→松山9:00
④サンライズ瀬戸 東京22:00→高松7:30
⑤サンライズ銀河東京23:30→大阪6:30→神戸6:55
【上り】
①サンライズ銀河 神戸23:05→大阪23:30→東京6:30
②サンライズ愛媛 松山19:15→東京6:45
③サンライズ出雲 出雲市19:00→東京7:00
④サンライズ瀬戸 高松21:45→東京7:15
⑤サンライズ安芸 広島21:00→東京7:30
(時刻はすべておおよその目安です)

以上、新型「サンライズエクスプレス」の設備やダイヤについて、長々と書いてしまいました。
ここまで書いてきたことはあくまでも夜行列車好きによる妄想なので、きちんとした技術的な裏付けや需要の予測などをしたものではありませんが、せっかく新型車両を投入するならこんな列車を走らせてほしいという気持ちを書いてみました。
現実にこれから「サンライズ」がどうなるのか、これから大いに注目といったところですね。
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