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富山の鉄道を満喫!妄想乗り鉄旅 その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
富山県内の鉄道・軌道線の乗り鉄を満喫する妄想乗り鉄旅、前回からの続きです。

上越妙高駅から、えちごトキメキ鉄道の国鉄型電車413系による快速電車に乗車して10:35、直江津駅に到着しました。
この後は、ここまで乗って来た413系を使用する同じえちごトキメキ鉄道の日本海ひすいライン「急行1号」に乗車しますが、この列車が発車するまでの50分間のインターバルの間に、鉄道ファンとしてはぜひ立ち寄りたい場所があるので、一度改札を出ます。
南口を出て徒歩3分ほどで到着するのが、目的の「直江津D51レールパーク」です。
ここは、直江津が新潟県の鉄道発祥の地であることにちなみ、旧直江津機関区の扇形機関庫や転車台などを活用した鉄道テーマパークになっています。
パーク内では、その名の通りSLのD51 827号機の展示や体験乗車(実際に乗車するのはD51に連結した車掌車ですが)が行われているほか、413系電車や車掌室付きの有蓋貨車の展示も行われています。じっくり園内を見て回りたい所ではありますが、「急行1号」の発車まであまり時間がないので、少々急ぎ足で園内をめぐります。
機関庫に展示されている413系は、観光急行に使用されている同系列の3両とともにJR西日本から購入したもので、車内や運転室も公開されているほか、車内にはグッズショップも設けられているようです。
そして、このパークの顔であるD51 827の姿も見学します。せっかく来たのだから体験乗車にも参加したいところですが、2回目の体験乗車が始まる11:20にはもう直江津駅に戻っている必要があるので、これはまた次回のお楽しみということにして、駅へ戻ります。

直江津駅のホームには「越後」のヘッドマークを付けた413系が停車中で、ホームで駅弁を購入してから市振寄りのクハ455-701に乗車します。
この413系電車は、国鉄時代末期に交直流急行型電車の台車や機器類と2扉セミクロスシート仕様の近郊型電車スタイルの申請車体を組み合わせて登場した車両で、うち2編成は3両編成中のクハに車体の新製を行わずサハ455形を先頭車化改造したクハ455 700番台を連結して登場しました。
えちごトキメキ鉄道の413系は、2021年3月までJR西日本の七尾線で活躍していた1編成3両と、別の編成から抜き取ったクハ455-701を購入したもので、本来の413系編成に組み込まれていたクハ412形(この車両は先ほど訪れた直江津D51レールパークで保存されている車両です)とクハ455形を交換の上で観光急行に投入しています。
その413系の「急行1号」は11:26に直江津駅を発車。
ボックスシートで駅弁を食べながら、国鉄型電車の走りを堪能します。
親不知など途中の景色のよい地点で減速したり、一部の駅での運転停車時にはホームに降りて撮影や見学ができるなど、いすみ鉄道の国鉄型キハの急行のように「急いでは行かない急行」といった感じのダイヤになっています。
また、直江津駅を出て間もなくのえちご押上ひすい海岸ー梶屋敷間にある交直切り替えのデッドセクション通過時には、今や珍しくなったデッドセクション通過時の車内灯の消灯が見られるのも、国鉄型交直流電車の旅のよき演出となっています。

「急行1号」は、唯一の時刻表に掲載された停車駅である糸魚川駅で15分停車。
糸魚川駅には、かつて大糸線非電化区間で活躍していたキハ52 156号や、木製の「トワイライトエクスプレス」展望スイートのレプリカモデルが展示されている「ジオステーション ジオパル」がありぜひ見学したいところですが、停車時間15分となると少々微妙な長さで、ここも残念ながら次回のお楽しみということになりそうです。
そして、「急行1号」は12:52に終点の市振駅に到着。もちろんできるものならこのまま富山まで乗っていきたいところですがそうもいかず、ここから先倶利伽羅駅までの旧北陸本線区間を管轄するあいの風とやま鉄道の列車に乗り換えます。

次回、いよいよ富山県内に入ります。
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