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【妄想シリーズ】東京―静岡・浜松間に昼行特急を復活させるなら [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
ある日、鉄道好きの知人のブログに、2007年に廃止された東京―静岡間の特急「東海」についての記事が出ているのを見て、懐かしい気分に浸りました。
「東海」は、165系による急行時代も373系による特急格上げ後もそれぞれ何度も利用しました。たいていは朝東京を出発して静岡へ向かう「東海1号」か、夕方に静岡を出て東京へ向かう「東海4号」を東京静岡間全区間利用するパターンが多く、静岡や名古屋方面に行くのにはかなり便利に使わせてもらった経験があります。
今や、関東方面から静岡県内の東海道線沿線地域へ行こうとすれば、ほぼ新幹線「ひかり」「こだま」か高速バス、あるいは車で行くのが当たり前になり、今更この区間を在来線で移動するなどというのはかなり稀有な存在でしょう。しかし、「東海」には新幹線が通らない東京静岡間主要駅での利用に便利だったという側面がありましたし、新幹線も東京などと静岡県内の移動では静岡県内の駅に全く停車しない「のぞみ」主体のダイヤの中では必ずしも便利なダイヤといえない面もあります。
そこで、かつての「東海」のような、関東と静岡県内各地を結ぶ昼行特急が復活するとしたらどんな列車になるか妄想してみました。

まず運転区間は、かつてのような東京―静岡間でもよいですが、静岡以西の地域への利便性を考えると浜松市発・終着としたほうがよいでしょうし、東京側も湘南新宿ライン経由で大宮発着とすればより便利かと思います。
停車駅は、大宮発着で湘南新宿ライン経由とした場合、大宮・池袋・新宿・渋谷・横浜・大船・小田原・湯河原・熱海・三島・沼津・富士・清水・静岡・焼津・藤枝・島田・掛川・袋井・磐田・浜松といったあたりを基本とし、需要によってはその他の数駅にも追加停車するというのがよいでしょう。
車両はJR東海の373系かその改良型の新形式とし、6~9両程度の編成とします。グリーン車はなくても問題はあまりなさそうですが、湘南地域などから連結の希望があれば、半車か1両をぐりん車(席)にしてもよいでしょう。
運転本数は、1時間ごととは言わないまでも2~3時間間隔の6~7往復程度はあったほうがよいでしょう。ただし、藤以西では、身延線乗り入れ特急や快速(以前の記事でも妄想の運転案を書きましたが)・普通と組み合わせたパターンダイヤにすることで、静岡県内の移動にも便利に利用できるようにします。
最後に列車の愛称ですが、これもかつてと同じ「東海」でもよいと思いますが、静岡県内を東武から西部にかけて幅広くカバーする運転形態になるので、特急「ふじのくに」というのはいかがでしょうか。ただしこの場合、既存の身延線乗り入れ特急「ふじかわ」など、近隣の「富士」や「ふじ」のつく列車名と紛らわしくなる恐れがあるので、誤乗防止にはかなりの配慮が必要かもしれません。それを考えると、シンプルに「しずおか」あたりの無難な列車名に落ち着くかもしれません。

ということで、関東と静岡県内を結ぶ昼行特急の復活案を勝手に考えてみました。
現実からいえば、JR複数会社間跨りの旅客列車が希少な存在となる中でこんな列車が実現する可能性はかなり低いかもしれませんが、それでもやはり「あったら便利」な列車だとは思うんですけどね。

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