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「回らない山手線」に乗ってきた その2 [鉄活動レポート]

こんばんは、gonanaです。
前回に引き続き、一昨日の山の手・京浜東北線線路切り替え工事に伴う山手線折返し運転の乗り鉄記、その2です。

高田馬場から乗車した内回り電車で山手線折返し運転中の南側の終点となっていた大崎駅に到着、折返し乗車のため一度改札を出入りします。
ここからしばらくは乗継ぎ・折返しの駅ごとに駅員さんに誘導をお願いします。
改札の係員のいる通路で誘導をお願いし、誘導してくださる駅員さんがこの後の乗り継ぎ駅となる上野駅と、そこから京浜東北線で向かう田町駅へ連絡を取ってくださっている間に少し待っている間にも、目的の駅への行き方を駅員さんに質問する人が複数おり、外国人観光客らしい人からの問い合わせにも対応していました。ただでさえ東京の電車は複雑な上に、この日はイレギュラーなルートでの乗り継ぎの多い状況なので、特に外国人観光客には一昨日は大変な一日だったのではないでしょうか。
そして駅員さんに誘導していただき山手線外回りホームへ移動し、本日の乗り鉄の一番の目的である「大崎発上野行」外回り電車に乗車します。
大崎駅の山手線ホームは内回り・外回りとも2線ずつの2面4線構造になっており、外回り電車は通常3番線(ホームドアあり)から発射しますが、折返し運転中は全列車が大崎始発列車が使用する4番線(こちら側のホームにはホームドアなし)発車に統一されていて、ホームでも3番線からの発車はしばらくの間ないことが繰り返し案内されていました。
誘導してくださった駅員さんの話では、この時間臨時の折返し運転ダイヤに対し若干の遅れが発生していたようで、私の乗車した電車も13:43発車予定のところ5分遅れの13:48に大崎駅を発車することになりました。
大崎駅発車時点での乗客はあまり多くなかったようですが、やはり渋谷ー新宿ー池袋館あたりではいつもの土曜日の午後もこんな感じなのでは?と思われる程度の混雑でした。
そして私が最も注目していた車内アナウンスですが、やはり通常はあり得ない「上野行」というイレギュラーな運転形態のためか、私の乗車した列車では日本語による案内はすべて車掌の肉声によるものでした。
すっかり自動放送に慣れた身には、山手線で久しぶりに聞く肉声の次駅案内や乗換案内は逆に新鮮な感じで、しかも「上野行」というこの日だけの超レアな行先の案内も加わるので、アナウンスを録音しておけばかなり貴重な記録になったのではと悔やまれます。
日暮里を発車する頃までは順調に走ってきた上野行外回り電車でしたが、鶯谷駅手前で先行電車との間隔の詰まりで2~3分停車し、鶯谷に到着した後も5分ほど同駅で抑止となりました。やはり上野駅での折返し運転自体が通常の山手・京浜東北線では行われていないため、折返し作業に手間取っていたのでしょうか。
田端駅到着直前や鶯谷駅での停車中などには、上野から先への乗り換えについての案内が、日本語に加えて英語でも(上野駅到着直前には中国語・韓国語でも)流れました。これもこの日だけのレアな案内の一つだっただけに、録音しておけばよかったと思ってしまいます。
結局、大崎から乗車した外回り電車は上野駅には14:41に到着しました。乗客がすべて下車した後、乗車してきたE235系はおそらく鶯谷寄りにある引き上線に入った後、折返し上野始発の内回り電車になったと思われます。こんな光景も、おそらくはこの日だけの大変貴重なものになるでしょうから、もし見えていれば何とかその模様を撮影してみたかったと思ってしまいます。

ということで、「大崎発上野行」の山手線乗車は終わりましたが、ここまで来たら今日限定のもう一つのレアな行先の列車である田町行の京浜東北線にも乗るべく、上野駅でも駅員さんに誘導をいただき、京浜東北線に乗り換えます。
ここから先は、また次回。
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