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富山の路面電車がここまで発展するとは・・・ [鉄道ニュース]

こんばんは、gonanaです。
今日21日から、これまで富山駅の南北それぞれに分かれて運行していた富山地方鉄道富山市内線(南側)と、第三セクターの富山ライトレールが運行していた富山港線(北側)の直通運転が開始され、さらに先月22日には富山ライトレールが富山地方鉄道と合併し、どちらの路線も同じ富山地方鉄道の路線として営業することになりました。

富山市路面電車、南北直通運転始まる 一番列車にファン行列(北日本新聞ウェブ[webun ウェブン])
https://webun.jp/item/7647059

私の知る限りでは関東ではあまりこの話題がメディアで大きく取り上げられた様子はないけれど、富山では今日はこの話題で持ちきりだったんでしょうね。

私は、富山地鉄富山市内線(環状線となっている富山都心線と、今回開通した南北接続線は除く)と旧富山ライトレールの区間は、それぞれ過去に2~3回ほど乗ったことがあります。
どちらの路線も、昼間でも結構乗客が多かった印象があり、だからこそ両線を結んで一本化しようという機運も盛り上がったのでしょう。

それにしても、10数年くらい前までは、富山の路面電車がここまでの発展をするとは想像もつきませんでしたし、JR富山港線がLRT化されると聞いた時にも、これと富山地鉄の市内線を直通させるという発想は、私の中にはありませんでした。
富山港線の国鉄・JR時代の乗車経験はないけれど、かつて73系電車や475系電車、キハ120系がのんびり走っていた路線がここまで変貌するというのも、相当に隔世の感を感じる出来事と言えるのではないでしょうか。

今回の南北接続では、富山地鉄と富山ライトレールが合併したおかげで、相互乗り入れ運転のように運賃が割高とならず、逆に同一会社の路線になることで実質的に大幅な運賃の値下げとなり、富山駅構内を跨いで両線間を乗り換えるという手間もなくなり、富山市内の路面電車ネットワークとしてとても利用しやすくなったのではないでしょうか。
この富山市のケースや、開業が近い宇都宮のLRTなどがよい成功例になって、今後各地でLRTが開業ということになれば、公共交通体系のあり方も変わっていきそうな気がします。

例のあの騒動が早く落ち着いて、富山地鉄の鉄道船ともども、今回南北接続した富山の路面電車に早く乗りに行きたいものです。
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