SSブログ

2013年GW 富士急乗り鉄記 その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回も2013年GWの富士急行線乗り鉄の振り返りの続きです。

河口湖駅駅構内と駅前での撮影をひとまず一段落し、この日の乗り鉄の2つ目の目的である下吉田駅構内の「ブルートレインテラス」へ向かうべく、10:08発の大月行に乗車します。
乗車するのは、元JR205系の6000形6002F。
6000形はいわゆる「水戸岡デザイン」の車両の一つで、この形式も外装はロゴやマークが多用されたインパクトの大きなものになっており、内装もシートモケットの柄などにシンボルマークが多用され、車両間の貫通路にはこれもシンボルマーク入りの暖簾がかけられているなど、JR時代と同じオールロングシートながら社内の雰囲気は大きく変化していました。

この6000形で河口湖駅を離れ、10:13、富士山駅に到着。
下吉田へ行くならこのまま乗車してもよいのですが、時間調整を兼ねて一旦下車します。
富士山駅の以前の駅名は富士吉田でしたが、富士山エリアへの観光客誘致を目的としてそのものずばり「富士山」駅に改称されました。
ちなみに富士急の各駅には、駅名標にその駅の標高が併記されていますが、富士山駅の標高は809mで、これは実際の富士山より3000m弱低いことになります。

河口湖から乗車してきた6000形の大月行は、富士山駅で1000系と同じく元京王5000系の1200形1206F+1202Fの4両編成による快速河口湖行きと交換。
何気なく撮影したこの列車ですが、実はこの列車のダイヤは本来、JR183・189系による新宿始発の「ホリデー快速河口湖1号」のもの。
この日朝8時前に中央線新宿駅で発生した人身事故の影響でホリデー快速が大幅遅延(結局は大月で運転打ち切りとなった模様)したため、その代替としてこの4両による代走列車が運転されたようです。
当時富士急線内折り返しの列車には「快速」の設定はありませんでしたが、両端の車両の前面貫通扉の方向幕には「快速」表示入りの行先字幕が用意されていました。
詳しい事情は不明ながら、中央線はとかくダイヤ乱れが発生することが多いので、こうした代走は時たまある事なのでしょうか。
代走快速のうち、富士山駅では車止め側に連結された1202Fは、富士急80周年を記念して、昭和30年代から平成初期までの富士急カラー(薄い水色と紺のツートンカラーに白帯)に塗装変更がされていました。

次回、富士の麓の「富士」に再会です。

nice!(10)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 10

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。