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2012年GW名古屋遠征の思い出 その13 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
今回も2012年GWに名古屋へ鉄道旅に出かけた時の振り返りです。
前回に引き続き、リニア・鉄道館(鉄道館)を訪れた時のことを振り返ります。

今回と次回は、「収蔵車両ゾーン」と呼ばれるエリアに展示されている車両たち編です。
ここに展示されている車両は、車両正面(運転室のある車両は運転室側、それ以外は連結麺)を見せた状態で横並びに展示されているため車両側面は見学しずらいのが、特に側面の窓配置などに特徴のある車両では大変惜しいところです。
また、車両展示ゾーンの車両たちの中には社内が公開されているものもありますが、収蔵車両ゾーンの車両たちの車内は通常非公開で、ガイドツアーの時などに見学するチャンスがあるようです。
●新幹線0系16-2034+37-2523
車両展示ゾーンにも展示されている0系の、こちらはグリーン車とビュフェ車。
どうせならこの2両も21形や36形と連結して展示し、車内も見学できるようになっていたら嬉しかったですが、敷地の関係で無理だったんでしょうか。
●381系クロ381-11
JR東海が発足後、中央西線の特急「しなの」の基本編成を9両から6両に減車した際に登場した、運転室後部の座席から全面展望が楽しめるパノラマグリーン車。
一度乗ってみたかった車両の一つでしたが、乗車するチャンスのないまま鉄道館で初対面となりました。
しかしこの車両、2019年にしんかんせんN700系の試作車の一部が屋外展示車両として加わった際に、そこに展示されていた117系のクハ117が屋内展示となり、それに場所を譲る形となって展示を終了し解体されてしまいました。
●165系電車クモハ165-108・サロ165-106
こちらも東海地方には縁の深い165系電車。
クモハ165は「デカ目」とも呼ばれる原型の大型ヘッドライトと「急行」の種別表示、サロ165も淡緑色の帯を側面窓下に配した姿で展示されていますが、これも編成を組んだ姿が見てみたかったです。
●モハ63形モハ63638
戦時中から戦後にかけての通勤輸送に貢献した車両。
同車は、浜松工場で廃車後に保管されていた牽引車クモヤ90005を63形電車としての製造当時に近い姿へ復元した車両です。
63形電車は後年の改造後の形式である73系とともに、名古屋地区での活躍は東京・大阪エリアと比べわずかなものでしたが、その63・73系のほぼ唯一のきちんとした保存例である同社が、その名古屋にいるというのも面白いところです。
ただ、展示位置の関係で、63形電車の外観上の特徴の一つである三段窓が目立ちにくいのが惜しまれます。
私が鉄道館を訪れた当時は、正面に行先表示板などは掲げられていませんでしたが、現在は中央線用の行先表示板が掲げられているとか。
●キハ80系気動車キハ82 73
車両展示ゾーンのキハ181系の一世代前の特急型気動車キハ80系の先頭車。現状はわかりませんが、私が鉄道館を訪れた時には、正面に高山線特急「ひだ」の絵入りヘッドマークを掲げて展示されていました。
●キハ48000形気動車キハ48036
国鉄の液体式気動車の先駆けと言える形式で、のちに形式がキハ10に改められています。
同車は長らく国鉄真岡線(現 真岡鐵道)で活躍後、茨城交通湊線(現 ひたちなか海浜鉄道)での活躍を経て、佐久間レールパークの開園に当たってJR東海に引き取られ、さらに佐久間レールパーク閉園に伴いここへやってきたという経歴をたどっています。
車体の塗装も紺色とベージュの昭和30年代前半頃のものが再現されています。

次回も収蔵車両ゾーンの車両たち編です。
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