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【乗り鉄の思い出】「Laview」西武新宿線発営業列車乗車の思い出 その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

おはようございます、gonanaです。
前回からの続きで、2019年のGWに西武新宿線本川越駅と飯能駅との間で運転された、西武鉄道の最新特急車両001系「Laview」(ラビュー)による臨時特急列車の運転初日の乗車の思い出を振り返ります。

本川越駅から乗車した「Laview」の新宿線初営業運転列車である「むさし90号」は、13:51に終点の飯能駅に到着。
私は駅員さんに誘導していただき、一度改札を出ました。
この後、飯能駅からどこへ行くか、正直なところ全くのノープランでした。
この日の乗り鉄は東武東上線の「川越特急」とこの「むさし90号」に乗ることが主な目的で、いずれも無事達成できたのでこのまますぐに折り返し帰宅してもよかったのですが、かといって時刻はまだ14時前後なので、このまま乗り鉄を切り上げるのも惜しい気もしました。
そこで、せっかくなら先ほど乗車した「むさし90号」の折り返し列車であり、やはり「Laview」で運転される飯能14:23発の本川越行臨時特急「小江戸92号」にも乗車することにしました。
発車まで約30分というタイミングのため、この列車に関しても特急券を確保できるかという懸念はありましたが、無事座席を確保することができました。

これから乗車する「小江戸92号」は先ほどの「むさし90号」とは運転区間も停車駅も同じですが、運転方向によって愛称名を分けたのには、新宿線内から飯能へ、あるいは池袋線内から本川越へ直通する列車であることを愛称名の上でもアピールする狙いがあったのかもしれません。
また特急「小江戸」にとっては、臨時列車とはいえおそらく1993年に登場して以来初めて池袋線内で運転されることになり、その意味では「むさし90号」とはまた違った意味で運転初日の列車に乗る価値ありといったところでした。
特急券を入手できたところで再び駅員さんに誘導していただき改札内に戻り、特急専用ホームの5番線に向かいました。
そして発車の5分ほど前に回送で「Laview」が入線し、偶然先ほどと同じ7号車(席番は違いますが)に乗車しました。
「小江戸92号」は定刻通り飯能駅を発車し本川越へ向かいました。先ほどの本川越駅とは異なり飯能駅では特にセレモニーなどはなく、わりと淡々と発車した印象でした。ただ、新宿線の駅では散々聞きなれた「本川越」の駅名も飯能駅で聞くとどこか新鮮でした。
運転時間帯が行楽で利用するのにはやや微妙な時間帯なのと、都心方向へ向かう列車ではないためか「むさし90号」よりも乗客は少なく感じました。
話題の「Laview」で運転されるうえ通常は設定されていないレアな運転系統の列車なので、私のような乗り鉄好きの鉄道ファンがもっと乗っていそうなものでしたが、それらしい人が通路を歩いている様子もありませんでした。
所沢駅では池袋線上り線から新宿線下り線への転線です。
駅の池袋・本川越寄りで渡り線を走行した先ほどとは異なり、飯能・西武新宿よりの渡り線を使用しての転線となりました。
2019年時点も現在も、池袋線と新宿線を直通する列車は野球開催日の臨時列車などしかないので、両線間の転線シーンを体験できたという点でもこの時の臨時特急に乗った価値は十分にあったと言えるでしょう。

「小江戸92号」は15:06、定刻に本川越に到着し、「Laview」新宿線初営業運転列車乗車の乗り鉄は終了となりました。
本川越駅でも特急券の回収はなく、本川越ー飯能間運転の特急の上下それぞれの初列車であり、私にとっても「Laview」初乗車の記念となる「むさし90号」「小江戸92号」両方の特急券を手元に残すことができました。
またこの日の乗り鉄は「平成」最後の乗り鉄でもあり、平成のラストにふさわしいよい思い出になりました。

あれから4年あまり、「Laview」の新宿線での定期運転はまだ実現していません。
確かに池袋・秩父線系統と新宿線では、同じ西武特急でも利用客の客層や利用目的に違いがあり、現在の「小江戸」に「Laview」をそのまま導入するのがよいのかどうか、西武の社内でも迷いがあるのかもしれません
でも、かつて西武新宿ー西武秩父間に休日のみ運転されていた新宿線・池袋線直通特急「おくちちぶ」号のようなスタイルで、土休日だけでも同じ区間に「Laview」を復活させれば、新宿線系統の路線の駅から秩父方面への観光客の集客にもつながって効果はそれなりに期待できそうな気がしますが。

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