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あの独特の空気感と言ったら… [いろんな思い出]

こんにちは、gonanaです。

本日のお題:今、どうしているのか気になる人

同じようなお題で以前にも何度か記事を書きましたが、今回は中学1年の時の歴史の先生だったS先生についてです。

S先生は当時、40歳代前半ぐらいだったと思います。
髪型は七三分け、眼鏡をかけたいかにも40歳代の教師といった風貌の人でした。
このS先生の授業を一言でいうなら、「とにかく教室に流れる空気が重い」ということでした。
声がぼそぼそと低く、しかもかなりゆっくり目にしゃべるので、他の先生の授業とは全く違う独特の重い空気感をいつも感じていました。
そういう空気だからか、授業でのS先生が質問し「わかる人は手を挙げて」と言われてもなかなか積極的に手を上げにくい雰囲気がありました。
また何かの理由で授業中に生徒に注意をするときも、S先生は怒鳴らない代わりに後で職員室に呼び出してこんこんと説教するという話で、それが逆に怖いという評判でした。
S先生もそんな授業の雰囲気を変えようとするのか、ときどきダジャレを飛ばしてみたりしていましたが、やっぱりというかほとんど受けていませんでした。
とにかく、他の授業ではしょっちゅう私語などをして先生に注意されている生徒も、S先生の授業では別人のように静かに授業を受けていたほど、S先生の授業の雰囲気は独特でした。

その2年後、私が3年生になった時に、S先生は「心の病い」とかで家族ともども故郷の富山県へ帰ったそうです。
あれからもう40年近く経ち、S先生ももう80歳代と思われますが、この間にどんなことがあったのか、40年前のことを今はどう感じているか、ちょっと聞いてみたい気分になりました。
タグ:先生
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