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脳内地図を書き換えなくちゃ [その他鉄道ネタいろいろ]

おはようございます。gonanaです。

本日のお題:地元の駅の話

私が埼玉県某市に引っ越してきて以来、50年近く利用し続けている地元駅。
まあほとんど特徴らしきもののない相対式ホーム2面2線の典型的な郊外の私鉄駅です。
ただ、国有化されなかった埼玉県内の私鉄の駅としては最も古い駅の一つだそうで、何気に歴史は長い駅です。
50年近くの間に、上下ホーム間の移動が構内踏切を渡る方式から跨線橋を使う方式へと変わり、もともと駅舎のあった現在の東口に加え西口改札ができたり、エスカレーターやエレベーターなどのバリアフリー設備が整備されたりといった変化はありましたが、全体的な駅の雰囲気は大きくは変化していませんでした。
そんな地元駅で、駅舎の橋上化と駅の東西を結ぶ自由通路の建設などからなる大規模な改装工事が始まることになりました。
駅の近くの元小学校跡地ではイオンの商業施設も建設されることになり、この大改装もそれに合わせた駅前再開発の一環だと思われます。
地元の駅前の商店街は、現在では私が小中学生の頃のような賑わいはなく、通勤通学時間帯は別として人通りも決して多いとは言えませんが、イオンができることで新たな形で街の賑わいが生まれるなら歓迎すべきでしょう。また、駅前広場の整備も行われるようで、狭苦しい駅前の風景も大きく変わることでしょう。
しかし、私的にはこれはちょっと困ったことになりそうです。
私は、視覚障害者になってからもそれまで見えていた時に数えきれないくらい駅を利用した経験のおかげで、駅の構造やどこにどんな設備があるかがだいたい頭に入っているので、それをもとに脳内で作り上げた地図を使って駅構内を解除なしで歩けるようになっていました。(もちろん、視覚障害者になってから受けた白杖を使っての歩行訓練の際に、地元駅構内を白杖を使って移動する訓練は受けました)
それがこのたびの橋上駅舎化や駅周辺の再開発により、それまで使ってきた駅構内の脳内地図を一から更新する必要があります。
あと数年後には地元駅やその周辺も大きく変貌し、もし見えていれば完成後駅がどのような姿になるのかが楽しみでしょうが、今の私は、工事中や完成後に駅を利用する時の動線がどうなるのかがいまから気になって仕方がありません。
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