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年に一度の晴れ(?)部隊 [いろんな思い出]

こんばんは、gonanaです。

本日のお題:文化祭・学園祭の思い出

昨日の記事を書きながらふと思い出したのが、高校生の時の文化祭でのある部活の出し物のことでした。
昨日も書きましたが、私は高校の途中まで、とある競技の運動部に入っていました。
といっても、実状は小学生の時にその部活の競技を習いに行っていた流れと、男子は運動部に入るべしというような空気の中で入っていたもので、選手になれるだけの腕もないこともあり、部活は正直かなりの苦痛でした。
できれば部活を辞めたいと思っていた高校2年生の時、一人の友達にどこか適度に暇な部活があれば移りたい旨を相談してみました。
すると、彼は「じゃあ、うちの部に来れば?」と誘ってくれ、当時彼が副部長をしていた科学部に移ることになりました。
ほぼ完全な文科系人間の私が科学部というのも変ですが、科学部といっても実態は半「帰宅部」のような部で、一応部活としての体裁を整えるためかたまに理科室に集まることはあっても、そこで何か実験などをするなどといったことはほぼなく、適当に雑談などして早々に解散するという、まさに暇な部活でしたが、友達がいることもあって、私としてはそれなりに楽しい部でした。
そんな科学部が、年に一度存在を誇示するのが文化祭でした。
文化祭での科学部の展示は毎年「お化け屋敷」でした。お化け屋敷自体は文化祭などの出し物としては割と定番の一つかもしれませんが、この科学部のお化け屋敷はかなり力の入ったものになっていて、ブイン以外の生徒やその他の来場者の方の間でも関心を持たれていたようです。
私が部員として参加した年の文化祭では教室内の造りこみもかなり本格的なもので、照明や音響、お化け屋敷内の小道具などもお化け屋敷の「本物感」を盛り上げるべく、部員同士でアイデアを出したり顧問の先生のアドバイスをもらったりして飾りつけなどを行いました。
また、科学部の顧問の先生が心霊現象や心霊スポットに関心があったことから、お化け屋敷の外には少しですがその関連の展示もしていました。
文化祭は確か毎年10月の後半頃だった記憶がありますが、我々科学部のお化け屋敷の準備は2学期が始まるころから始まりました。顧問の先生も交えて今年のお化け屋敷はどんなものにしようかという話し合いを何度か行って内容を決め、普段は活動らしいこともほとんどない科学部にとって、一年に一度の忙しい時期に突入します。
そして2日間の文化祭本番では、部員が交代でお化けに紛争してお化け屋敷でお客さんを恐怖の世界へ誘います。
文化祭が終わり、お化け屋敷の撤収が終わると、来年の秋口まで科学部はまた元の静けさを取り戻します。
文化祭や学園祭の思い出はもちろん他にもありますが、いつもは暇な科学部の年に一度の晴れ(?)舞台だった文化祭のお化け屋敷は、今でも妙に思い出に残っています。

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