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251系「スーパービュー踊り子」の思い出 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
去る12月13日、来年2020年3月14日に行われるJR各社のダイヤ改正の概要が発表されました。
大小とり混ぜていろいろな注目ポイントがある中で、個人的に時代の流れを感じたのが、東京・大宮・新宿と伊豆急下田を結ぶ251系のリゾート特急「スーパービュー踊り子」の運転終了。
251系に代わる新特急車E261系「サフィール踊り子」の登場がアナウンスされたことで、この日が近々やってくることはわかってはいたものの、やはり251系が消えるとなると、登場から30年近くの歳月の流れを感じてしまいます。
結果的に、「踊り子」系統の先輩である185系よりもわずかながら早い引退となるわけですが、後継車E261系が251系をさらにグレードアップした車両になるというのは、251系にとっては幸せなバトンタッチと言えるかもしれません。

私は今のところ、「スーパービュー踊り子」の乗車経験は残念ながら一度しかありません。
それは確か、2003年の春頃だったと思います。
何度もこのブログでも書いていますが、私はこの頃、新卒で入社した会社を辞めた後の転職に向けての就活中でした。
何社もの選考に落ち続け、正直かなり手詰まり感を感じていたころでした。
そんな中、履歴書書きや面接、ハローワークに出かけたりといった日々の合間に、気分転換と称して時折乗り鉄を楽しみに出かけていました。多くはそれほど遠出というほどの距離ではありませんでしたが、ある時、何がきっかけだったか記憶にありませんが、急に伊豆急に乗りたくなり平日ながら出かけることにしました。
伊豆への行きは、熱海までが当時まだ健在だった東海道線の113系、熱海からは伊豆急の展望電車「リゾート21」の展望室最前列の席で前面展望を楽しみながら伊豆急下田へ向かいました。
この日は完全に乗り鉄だけのために下田までやって来たので、伊豆急下田に着いたらすぐ東京へ戻ります。
この帰りの列車に選んだのが「スーパービュー踊り子」でした。正確な時刻や列車の号数などは覚えていませんが、伊豆急下田を14時台に発車する列車だった記憶があります。
「スーパービュー踊り子」への乗車は初ということもあり、特急券購入の際にダメもとで上り線等(10号車)の普通車展望席を希望したところ、平日の午後ということもあってか、惜しくも2列目ではあったものの展望室の座席を確保することができました。
いざ指定の席に座ってみると、階段状の座席配置が逆に災いして、前面窓の上部を横切る太い桟が視界を邪魔してはいるものの、それでも伊豆急線内だけでなくJR線内の全面展望をゆっくり楽しめ、楽しい2時間半ちょっとの旅になり、良い気分転換になりました。
あの時は、転職先が見つかった暁にはぜひ今度は1号車からの前面展望を楽しみに乗車したいと思っていましたが、結局その後今日まで251系には乗らずじまいでした。
あと3か月での引退が決まった251系、ぜひ来年に入ったらお別れ乗車(といってもまだ2度目の乗車ですが)をしたいと思っていますし、185系「踊り子」にも251系とセットで乗りに行きたいと思っています。
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