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【過去の乗り鉄】115系で甲信地方ぐるり旅 その3 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
今回も、昨日の続きで、115系を乗り継いでの甲信地方ぐるり旅の振り返りです。

横川駅からのJRバスで軽井沢駅に到着。
ここから再び、115系乗り継ぎ旅に戻ります。
駅の改札を入る前に、駅舎に併設されている旧軽井沢駅舎記念館を見学。
ここには碓氷峠の鉄道に関する各種の資料が展示されていました。

ここから乗車するしなの鉄道では青春18きっぷは利用できないので、途中下車予定の坂城までの乗車券を購入して軽井沢駅の構内へ。
ホームへ下りるとすぐに、折り返してこれから乗車する小諸行769Mになるしなの鉄道の115系が到着。
しなの鉄道の115系はワンマン運転。現状はわかりませんが、当時は側面方向幕も国鉄・JR時代とは異なる字幕が使用されていました。
ちなみに当時しなの鉄道の115系には、湘南色やスカ色、「コーラ電車」などのリバイバルカラー編成はまだ存在しておらず、769Mの115系も赤をベースにしたしなの鉄道オリジナル塗装でした。

旧軽井沢駅舎記念館には、碓氷峠で活躍した3両の車両が保存されていました。
記念館の中からはもちろん、軽井沢駅のしなの鉄道ホームからも外観観察や撮影は可能ですが、この時は769Mの115系に遮られてホームからの撮影ができないので、窓が開くのと停車中なのを幸い、車内から撮影・観察することにしました。
まずは、1963年の碓氷峠区間の粘着運転開始から1997年の廃止まで補機を務めたEF63 2号機。
重連で運用につくのが日常だったEF63にとっては、単機だとやや寂しげにも見えますが、青とクリームの美しい塗装が保たれているのが嬉しかったです。
碓氷峠で活躍した機関車といえば、わが国初の電気機関車でもある10000形も記念館に展示されていました。
そして、この歳保存車両に仲間入りしたばかりだった169系急行型電車のクモハ169-6も見ることができました。
しなの鉄道オリジナル色から製造当時の湘南色に塗装が戻され、正面上部の種別幕にも「急行」が表示されるなど、国鉄時代に信越線急行で活躍した当時をほうふつとさせる姿が再現され、国鉄型車両好きとしては感激ものでした。
ちなみに、この旧軽井沢駅舎記念館や軽井沢駅は数年前に大きくリニューアルされたようで、その際にクモは169の塗装も変わってしまったようで残念です。

さて小諸行769Mは13:48、定刻に軽井沢を発車。
しなの鉄道の走る軽井沢―篠ノ井間は、横川―軽井沢間とともに1992年2月頃にも乗車経験はあるものの、前回の記事でも書いたような理由でほとんどその時の記憶が残っていないため、まるで初めて乗車する時のような新鮮な気分での乗り鉄となりました。

769Mは14:12、終点の小諸駅に到着。
ここでは同じホームの反対側に停車中の14:23発の長野行653Mに乗り換えます。
が、その前に769Mの到着した線路の隣の側線を見ると、JR189系旧あさま色編成が停車していてびっくり!
その当時の私は知りませんでしたが、どうやらこの189系、この年引退した169系に代わってその頃、朝夕に運転されているしなの鉄道版ホームライナー「しなのサンライズ」「しなのサンセット」(現在も運転されています)に使用されていたようです。
この「しなのサンライズ」「しなのサンセット」は土曜・休日はいずれも運休のため、前日金曜日の「しなのサンセット」で小諸に着いた編成がそのまま滞泊していたのでしょう。
いずれにしても、側線留置中の車両とはいえ、旧信越本線区間の駅で189系が停車している様は、新幹線開業前の特急「あさま」を思わせるものがあり懐かしさを感じました。

653Mは、同じしなの鉄道所属の115系でも、先ほどまで乗車した769Mの車両と異なり、塗装はJR時代の信州色のまま、正面貫通扉と側面にしなの鉄道のロゴステッカーを貼り、ワンマン対応改造を行った2両編成。
おそらく169系の置き換えのためにJRから譲渡されたもののようです。

小諸を定刻に発車した653Mは、14:56に坂城駅に到着。
長野行に乗車しながらここで途中下車した目的は・・・
ここから先は、次回に続きます。

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