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【乗り鉄&イベントの思い出】いすみ鉄道と町おこしイベントと「ポッポの丘」と その2 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
前回に引き続き、7年前の4月28日に、いすみ鉄道乗車と「みんなでしあわせになるまつりin夷隅」(「みんしあ」)、そしていすみ市内にある「ポッポの丘」で過ごした一日の振り返りです。

いすみ鉄道の起点の大原駅から終点の上総中野へ気へ、さらに折り返して大多喜まで、キハ28+キハ52の国鉄型キハコンビの旅を堪能した後、大多喜からいすみ鉄道オリジナルの気動車で国吉駅までやってきました。
ここは、本日の次なる目的の「みんなでしあわせになるまつりin夷隅」ノ舞台となる苅谷(かりや)商店街の最寄り駅です。
改札を出て駅前に出てみると、そこには「昭和」を感じさせるものがたくさんありました。
駅舎がいかにも昭和時代のローカル線の駅という感じの建物であるのもそうですが、出入り口のそばには昔ながらの円筒形の郵便ポストとダイヤル式の赤い公衆電話も置かれ、これもいい味を出していました。
特にダイヤル式の公衆電話は、実際に使用できるものだったかどうかはともかく、この当時すでに公衆電話自体が貴重なものになりつつある中で、このようなものが残っているというだけでもすごいことだと感じました。
さらにその前には、ワーゲンの小型バス(経常的にはワゴン?)と車種不明のオート三輪が止まっていました。
どちらもリアルタイムでその活躍を見たことはほぼないと思われるのに、不思議と何だか懐かしさと癒しを感じる車でした。
そして、駅横の駐車場には、昭和時代の様々な車が何台も駐車していました。
これらの車は「昭和のクラシックカー」の愛好者の方々が、日ごろから整備し走れる状態で保有している車をこのまつりのために集結させたものとか。
これは実物の鉄道車両では真似のできない楽しみ方です。
しばらく駐車場をぶらぶら歩きながら車を見ているうちに、クラシックカーたちはまつり会場の街中へ次々と繰り出していきました。

駐車場に併設された駐輪場からは、駅側線に留置されている国鉄色のキハ30 62号車も撮影可能でした。
これも立派な国吉駅の「昭和」アイテムです。
このキハ30、本線復帰はいまだ果たせてはいないものの、時折国吉駅構内を短い距離ながら自走する姿を披露することもあるようで、いつかキハ28・52とともにいすみ鉄道の本線を営業運転する日がやってくることを期待したいものです。

国吉駅前でしばし「昭和」に浸った後、数分歩くと「みんなでしあわせになるまつりin夷隅」の会場の苅谷商店街に到着しました。
この「みんなでしあわせになるまつりin夷隅」は、2006年から宮城県栗原市栗駒の六日町通り商店街で毎年9月第3日曜日に開催されるイベントである「みんなでしあわせになるまつり」を、昭和レトロな商店街で様々な手作り感あふれるイベントを開くというコンセプトをそのままにいすみ鉄道の沿線でも開こうと、いすみ鉄道を様々な形でサポートする活動を行っている「いすみ鉄道応援団」が中心となって2012年から始まったイベントで、私の訪れた42月8日と翌日に開催されたこの年が2回目の開催でした。
先ほども書いた通りこのまつりのメインテーマといえるのが「昭和レトロ」で、その昭和レトロを感じさせる街並みの苅谷商店街のメインの通りが歩行者天国になっていて、多くの人が行き交っていました。
そんな歩行者天国の路上に展示されていたのが、国吉駅前でも多数見かけた昭和のクラシックカーたち。
車の知識がほとんどない私でも何となく懐かしさを感じるような車がたくさん展示されていました。
この昭和のクラシックカー展示、本家栗原氏の「みんなでしあわせになるまつり」でも行われているものだそうです。
もちろん車の展示ばかりでなく、この地域の特産などの物販ブースや、ご当地グルメの「勝浦タンタンメン」などが味わえる飲食ブースなどもたくさんあり、ぶらぶら歩いているだけでもそれこそ幸せになれそうなイベントでした。
ただ、ここへ来る前の国鉄型キハ乗車とこの後の「ポッポの丘」訪問とに挟まれて、あまりゆっくりまつりを楽しむ時間がなかったのが残念でした。

次回、ボンネットバスに乗って「ポッポの丘」での鉄分補給に向かいます。
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