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2011年夏 関西鉄道旅の思い出 その11

こんにちは、gonanaです。
2011年夏の関西への鉄道旅の振り返り、その11です。

山陽電鉄滝の茶屋駅で、海を眺めながらひとときを過ごした後、普通電車で須磨浦公園駅へ。
この駅は、かつての阪急・阪神の列車の山陽電鉄への乗り入れ区間の西端の駅として、小学生の頃から存在は知っており(現在は、阪急は山陽電鉄への乗り入れを中止し、阪神は山陽とともにうめだー姫路間の直通特急の運転を開始)、関西へ乗り鉄に行くようになると何度も通り過ぎる駅でもありましたが、実際にホームに降りたのは実はこの時が初めてでした。
駅に着くと、時刻が16時を少し回ったところだったせいもあるのか、乗車してきた普通電車から降りる乗客は私以外ほとんどいなかったようで、乗車する人も少なかった記憶があります。
電車が発車してしまうと駅構内は人の動きもほとんどなくなり、直通特急が通過したり、須磨浦公園折り返しの阪神特急が到着した時以外はどこかの秘境駅にでもいるかのような静けさになり、ここが神戸市内であることを一瞬忘れそうになるほどでした。
20分ほどそんな駅構内をぶらぶら歩いた後、次に乗車したのは同駅始発の梅田行阪神特急。
やはり須磨浦公園からの乗客は少なかったようですが、次の山陽須磨駅からは夕方ということもあって車内がにぎわい始め、神戸高速線内に入ると立ち客も出る程度の乗車率になっていきました。

この阪神特急を阪神三宮(現 神戸三宮)で下車し、次に乗り継いだのは、同駅始発の近鉄車両の奈良行快速急行。
2年前に開通したばかりの阪神なんば線直通のこの列車に乗ることで、阪急・山陽電鉄に続き阪神電鉄の路線にも全線乗車することになります。
阪神三宮駅も、何度か乗降したり通過したりした駅でしたが、ここから近鉄の車両に乗車するというのも、やはりまだ新鮮な感覚です。
当駅氏初なので余裕で着席でき、17:30頃に阪神三宮を発車。
L/Cカー(ロングシート状態)の車内は座席が埋まるくらいで意外にそれほど混雑することもなく、阪神尼崎で後部に4両を増結して西大阪線とその先のなんば線へ進入。
西九条からは近く間に入り、阪神三宮から47分ほどで大阪難波駅に到着。これで阪神電鉄も全線乗車となります。
この列車は近鉄奈良行なので、そのまま近鉄奈良線も乗り鉄してもいいのですが、今回はここで下車。
ホームに降りると、ちょうど隣のホームに18:30発の近鉄名古屋行特急が入線する旨のアナウンスが流れたので、どんな形式がやってくるのか見ていると、入線してきたのは、名古屋寄りに30000系「ビスタEX」、難波寄りに近鉄特急車最古参の12200系を併結した8両編成。
「ビスタEX」は地下のホームで眺めるだけでも乗車意欲をそそられますし、12200系もこの当時すでに廃車が進んでおり(2021年には全車引退の予定)、次に見たり乗車したりする機会があるのかどうかも分からないので、なかなか貴重な遭遇になりました。

この後、難波から大阪市営地下鉄(現 大阪メトロ)御堂筋線で梅田まで移動し、この日ののりてつは終了となりました。
次回からは、南海電車の乗り歩き編となります。
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