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西武多摩川線 旧101系223Fお別れ乗車&撮影の思い出 その4 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
前回に続き、西武多摩川線での営業運転を終えた後、同じ西武の小手指車両基地へ向けて甲種回送中の西武旧101系223Fの追っかけ撮影の振り返りです。

115系の「ホリデー快速むさしの」で大宮駅に着いた後は、再び223Fの追っかけ撮影に戻るべく、京浜東北線・武蔵野線・中央線を乗り継いで国立駅へ向かいました。
もちろんここでの目的は、八王子駅の側線に朝まで留置された後に進行方向を逆にして新秋津駅へと向かう223Fの甲種輸送列車を撮影するためですが、国立駅で撮影することにしたのは、この撮影日の少し前に高架線に切り替えられた同駅の上り線を走る223Fの姿を撮影したかったためでした。
が、肝心の撮影では、上りホームでの後追い撮影の際にシャッタを早く切りすぎたせいで、甲種輸送列車の最後部に連結されたクハ1224の正面右側が切れてしまうという痛恨のミス…
まだ真新しいホームを、もうここを通ることのない旧101系が駆け抜けていく貴重なシーンを撮影するという目論見は、見事に失敗してしまいましたが、気を取り直して次の撮影予定地の新秋津駅へ移動しました。
223Fを追うように新秋津駅へ向かい、改札を出て武蔵野線の走る掘割沿いの道路の脇から同駅の新小平駅寄り構内にある側線を見下ろすと、すでに甲種輸送列車は到着していて、武蔵境からここまで牽引してきたJR貨物のEF65 1083はすでに223Fから切り離され、少しホーム側に離れて停車していました。
さらに、隣の線路にはここから小手指まで223Fの牽引車役を務める西武新101系263Fも停車中で、これから223Fとの連結作業に入るといった感じでした。

新秋津で少し撮影して駅近くで昼食の後、秋津駅から西武池袋線で所沢駅へ移動。
私が昼食休憩をとっている間に新秋津を263Fの牽引で離れた223Fは、武蔵野線と池袋線との連絡船を通って西武のレールに戻り所沢駅6番線(ホームのない線路)に到着し、ここで再び1時間弱の停車となります。
この所沢駅6番線は、隣の5番ホームから中1線空けて間近に撮影や観察ができることや、まとまった停車時間があることもあり、私が所沢に到着した13時過ぎには223F目当てのファンらしき人がたくさん撮影に訪れていました。
もちろんその中に私もいたわけですが。

所沢駅ホームで撮影の後、甲種輸送列車に先行する電車で、この日最後の撮影地であり甲種輸送の終着駅でもある小手指へ先回り。
ここでも数人のファンが待ち構える中、13:54に、263F+223Fの編成は小手指駅に到着。
旧101系も新101系も、かつては池袋線の主役でした。それだけに、ホームに佇む両形式の姿は、塗装が黄色一色になっていることと、最後部のクハ1224に取り付けられた赤色円板を除けば、あたかもかつての池袋線の日常の風景を再現したかのようでした。
そして…、数分間停車した263F+223Fは小手指車両基地へと引き上げていきました。
だんだんと遠ざかっていく223Fの後ろ姿を見送っていると、幼い頃から数えきれないくらい乗車した馴染みの車両ということもあり、何だかグッとくるものを感じました。
この日の段階では、旧101系の姿を見られるのもこの日限りと思っていましたが、幸いなことにこの日回送された223Fの飯能方先頭車クハ1223が、塗装を登場時のツートンカラーに戻した状態で、同時にデビューした特急車5000系の先頭車クハ5503や輸入古典電機などとともに横瀬車両基地で大切に保存され、同所でのイベントの際には一般公開されており、今でも姿を見ることができます。
西部旧101系は、決して話題性の多かった形式ではありませんでしたが、西武にとってもいろいろとエポックメイキングな車両だけに、今後も末永く保存されてほしいものです。
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