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【妄想シリーズ】3日間フリーきっぷで近鉄全線を乗りつぶす その7 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんばんは、gonanaです。
「近鉄全線3日間フリーきっぷ」を使った近鉄全線の3日間妄想乗りつぶし旅のプラン、今回が最終回です。

近鉄全線乗りつぶし旅の最終日は、京都駅からそれぞれ特徴ある近鉄の特急車2形式を乗り継ぎながら、未踏破で残る伊勢志摩方面の3路線(山田・鳥羽・志摩の各線)と、ごくわずかな区間が未乗の大阪・名古屋の両線を乗りつぶし、近鉄名古屋駅でこの妄想旅のゴールを迎えます。
京都駅から乗車するのは、豪華観光特急「しまかぜ」50000系を使用する10:00発の賢島行特急。
「しまかぜ」は「火の鳥」デビュー前は近鉄を代表する特急車だっただけに、乗車前から期待が高まります。
先頭車の運転室後部のハイデッカー展望座席に座り、京都駅を発車。前面展望を楽しみながら京都・橿原線を進み、大和八木駅構内で橿原線からの連絡線を経由して大阪線に入ります。
50000系の車内には、プレミアムシート車の他に、サロン席や和・洋の個室を備えたグループ車両、ダブルデッカー構造のカフェ車両があります。
一人旅ではグループ用車両は利用しにくいものの、どれも魅力的な空間であることには間違いありません。
一方カフェ車両も、食事や飲み物を楽しみながら伊勢湾の長めなどが楽しめ、食堂車やラウンジカー的な設備が好きな私としてはぜひ訪れたいところです。
豪華な設備と前面展望を楽しみながら乗車すること3時間弱、12:47に「しまかぜ」は賢島駅に到着。これで伊勢中川ー宇治山田間の山田線、宇治山田ー鳥羽間の鳥羽線、鳥羽ー賢島間の志摩線と、大阪線の伊勢中川駅付近の区間が踏破となり、近鉄全線の踏破達成まであと一歩となりました。

賢島駅で次々に発着する特急車両の撮影を楽しみながら時間をつぶした後、いよいよ今回の妄想旅最後の乗車列車となる、14:30の近鉄名古屋行特急に乗車します。
この列車には、「伊勢志摩ライナー」こと23000系が充当され、「しまかぜ」のような個室やダブルデッカーのカフェ車はないものの、グループで利用できるサロン室やデラックス・レギュラーの2クラスのシートなどの設備があり、立席ながら前面展望が楽しめるパノラマデッキもあります。

賢島駅を出発して先ほど「しまかぜ」で通って来た道を伊勢中川駅まで戻り、同駅からは最後に残った名古屋線の未乗区間を走り、名阪特急が経由する「中川短絡線」の線路が名古屋線に合流した瞬間に、ケーブルカーを含む近鉄の全23路線が全線完乗となります。
自分の座席でこの3日間の乗りつぶし旅を振り返りながら、16:37に「伊勢志摩ライナー」は終点の近鉄名古屋駅に到着。
これにて、3日間にわたる近鉄全線乗りつぶし(妄想)たびは無事終了となります。
以上、「近鉄全線3日間フリーきっぷ」を使った近鉄全線の3日間妄想乗りつぶし旅のプランを作ってみました。
ここまで書いてきた行程は、できる限り早めに多くの路線に乗っておくことを狙ったせいもあり、初日と2・3日目とで乗り継ぎのハードさに極端な差が出てしまっている点で、出来のよい行程とは言いがたいかもしれません。
まあ、最新の「火の鳥」をはじめ、「しまかぜ」「伊勢志摩ライナー」「青の交響曲(シンフォニー)」、そしてもし運用列車に当たれば「ビスタEX」や「さくらライナー」も含めて、多様な近鉄特急の車両たちに乗ることができるという意味では、個人的にはまあまあ満足と行ったところです。
今後もしばらくはなかなか乗り鉄にも行きにくい状況が続きそうなので、またどこかへ妄想旅に出かけるプランでも練らなくてはと思っています。
次の妄想旅はどこにしましょうかね…?
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