2012年GW名古屋遠征の思い出 その15 [その他鉄道ネタいろいろ]
こんにちは、gonanaです。
2012年GWに名古屋へ鉄道旅に出かけた時の振り返り、最終回です。
一通り屋内展示の車両たちやその他の展示物を見学しましたが、展示・利用されている車両は屋外にもいます。
そこで、最後に屋外の車両も見ていきます。
●ケ90形蒸気機関車ケ90号
もとは大正時代に岐阜県にあったローカル私鉄東濃鉄道に導入された、軌間762mmの軽便鉄道向け蒸気機関車で、その後東濃鉄道の一部区間が国有化されたのに伴い国鉄(当時は鉄道省)の所有となり、昭和初期の廃車以後も浜松工場などで保管や教習用車両としての活用を経て、ここでの保存展示となりました。
同機は廃車後しばらくして中部地区での鉄道職員の郷愁施設だった中部鉄道学園(現在のJR東海研修センター)の教習用教材となった際に、内部構造が見学しやすいように車体の一部が切り取られた形態になり、リニア・鉄道館でもそのままの状態で屋外展示されています。
先ほど屋内でC62やC57を間近に見た直後だったので、それに比べて同期のコンパクトさがよくわかりました。
●117系電車クハ117-30+モハ117-59+クハ116-209
京阪神地区や名古屋地区で新快速や快速用として活躍した転換クロスシート車。
リニア・鉄道館には大垣車両区に所属していたS1編成4両のうち、モハ116-59を除く3両が製造時と同じクリーム色に茶色帯の姿に戻されて屋外に展示され、飲食・休憩スペースとして車内が開放されていました。
しかし、2019年に新幹線N700系の試作車の一部が保存車両として加わった際に展示位置を譲ることになり、クハ117-30が屋内の「収蔵車両ゾーン」に移ったほかは解体されてしまいました。
これで一通り展示を見終えたので、もう時刻も13時になろうとしていたこともあり、ほぼ原形のままと思われる117系の車内で駅弁の昼食をとることにしました。
117系の車内はやはり家族連れなどでほとんどの座席が埋まっていましたが、車内を空席を探して歩いていたところちょうど目の前に空席ができたのでそこに着席。
ここでいただいたのは、朝のうちに名古屋駅で購入しておいた駅弁
「ひつまぶし」。
さすがに車両の中ではひつまぶしの本流とされる食べ方はできなかったものの、国産のうなぎは旨かったです。
駅弁を食べた後一休みしてリニア・鉄道館を後にし、「あおなみ線」の金城ふ頭駅へ。
朝ここまで乗ってきたときには気づきませんでしたが、その金城ふ頭駅のホームに面白い自販機があるのを発見。(現在もあるかどうかは不明です)
その自販機は、商品を買うと、名古屋でラジオパーソナリティーなどとして活躍している矢野きよ実さんというタレントさんによる名古屋ことばのメッセージが流れるというもの。
試しにその自販機で缶コーヒーを買ってみると、内容は残念ながら覚えていませんが、謳い文句通りこれぞ「名古屋ことば」という感じのメッセージを聞くことができました。
流れるメッセージはいくつものパターンが収録されていて、それらがランダムに流れるようになっていたようです。
時間とお金があればどんなメッセージが流れるか全部聴いてみたい気分になってきましたが、そんなところへちょうど名古屋駅へ向かう電車がやってきたので乗車。
「あおなみ線」で名古屋駅へ戻った後は、新幹線で帰路に就くだけになりました。
名古屋から乗車するのは、N700系による15:28発「こだま664号」。
この日はGWも終盤になり、上り(のぞみ)はかなり混雑しているようでしたが、名古屋始発の「こだま664号」は指定席・グリーン車こそ満席だったものの、乗車した自由席7号車は名古屋発車時点でも空席がいくつかあり、その後も乗客の入れ替わりはあっても社内やデッキに立ち客が出るという状態にはならず、約3時間のんびりと過ごすことができました。
こうして、2012年の名古屋への鉄道旅は終わりました。
あれからほぼ9年が経ちましたが、この2012年の遠征以来名古屋にはゆっくりと出かけるチャンスがなく、名鉄やリニア・鉄道館などにもご無沙汰になっています。
毎度のことながら、早く今の状況が好転して久しぶりに鉄道旅を思い切り楽しみたいものです。
2012年GWに名古屋へ鉄道旅に出かけた時の振り返り、最終回です。
一通り屋内展示の車両たちやその他の展示物を見学しましたが、展示・利用されている車両は屋外にもいます。
そこで、最後に屋外の車両も見ていきます。
●ケ90形蒸気機関車ケ90号
もとは大正時代に岐阜県にあったローカル私鉄東濃鉄道に導入された、軌間762mmの軽便鉄道向け蒸気機関車で、その後東濃鉄道の一部区間が国有化されたのに伴い国鉄(当時は鉄道省)の所有となり、昭和初期の廃車以後も浜松工場などで保管や教習用車両としての活用を経て、ここでの保存展示となりました。
同機は廃車後しばらくして中部地区での鉄道職員の郷愁施設だった中部鉄道学園(現在のJR東海研修センター)の教習用教材となった際に、内部構造が見学しやすいように車体の一部が切り取られた形態になり、リニア・鉄道館でもそのままの状態で屋外展示されています。
先ほど屋内でC62やC57を間近に見た直後だったので、それに比べて同期のコンパクトさがよくわかりました。
●117系電車クハ117-30+モハ117-59+クハ116-209
京阪神地区や名古屋地区で新快速や快速用として活躍した転換クロスシート車。
リニア・鉄道館には大垣車両区に所属していたS1編成4両のうち、モハ116-59を除く3両が製造時と同じクリーム色に茶色帯の姿に戻されて屋外に展示され、飲食・休憩スペースとして車内が開放されていました。
しかし、2019年に新幹線N700系の試作車の一部が保存車両として加わった際に展示位置を譲ることになり、クハ117-30が屋内の「収蔵車両ゾーン」に移ったほかは解体されてしまいました。
これで一通り展示を見終えたので、もう時刻も13時になろうとしていたこともあり、ほぼ原形のままと思われる117系の車内で駅弁の昼食をとることにしました。
117系の車内はやはり家族連れなどでほとんどの座席が埋まっていましたが、車内を空席を探して歩いていたところちょうど目の前に空席ができたのでそこに着席。
ここでいただいたのは、朝のうちに名古屋駅で購入しておいた駅弁
「ひつまぶし」。
さすがに車両の中ではひつまぶしの本流とされる食べ方はできなかったものの、国産のうなぎは旨かったです。
駅弁を食べた後一休みしてリニア・鉄道館を後にし、「あおなみ線」の金城ふ頭駅へ。
朝ここまで乗ってきたときには気づきませんでしたが、その金城ふ頭駅のホームに面白い自販機があるのを発見。(現在もあるかどうかは不明です)
その自販機は、商品を買うと、名古屋でラジオパーソナリティーなどとして活躍している矢野きよ実さんというタレントさんによる名古屋ことばのメッセージが流れるというもの。
試しにその自販機で缶コーヒーを買ってみると、内容は残念ながら覚えていませんが、謳い文句通りこれぞ「名古屋ことば」という感じのメッセージを聞くことができました。
流れるメッセージはいくつものパターンが収録されていて、それらがランダムに流れるようになっていたようです。
時間とお金があればどんなメッセージが流れるか全部聴いてみたい気分になってきましたが、そんなところへちょうど名古屋駅へ向かう電車がやってきたので乗車。
「あおなみ線」で名古屋駅へ戻った後は、新幹線で帰路に就くだけになりました。
名古屋から乗車するのは、N700系による15:28発「こだま664号」。
この日はGWも終盤になり、上り(のぞみ)はかなり混雑しているようでしたが、名古屋始発の「こだま664号」は指定席・グリーン車こそ満席だったものの、乗車した自由席7号車は名古屋発車時点でも空席がいくつかあり、その後も乗客の入れ替わりはあっても社内やデッキに立ち客が出るという状態にはならず、約3時間のんびりと過ごすことができました。
こうして、2012年の名古屋への鉄道旅は終わりました。
あれからほぼ9年が経ちましたが、この2012年の遠征以来名古屋にはゆっくりと出かけるチャンスがなく、名鉄やリニア・鉄道館などにもご無沙汰になっています。
毎度のことながら、早く今の状況が好転して久しぶりに鉄道旅を思い切り楽しみたいものです。
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