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【妄想シリーズ】土日1泊2日 常磐線&宮城県内妄想乗り鉄旅 その6 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
土日の1泊2日で全線開通した常磐線と宮城県内の未乗路線を乗り歩く妄想乗り鉄旅のプラン紹介、今回で最終回です。

女川駅から石巻線と東北本線を乗り継いで仙台駅に戻ると、あとは品川駅まで直通する常磐線特急「ひたち26号」で帰路につくだけとなりました。
仙台発着の「ひたち」は、「スーパーひたち」も含め国鉄時代から続く列車ですが、2011年度中には途中のいわき駅を境に運転系統が分割され、いわき以南はE657系、以北はE653系による列車とに分かれる予定となっていました。
しかしその計画も東日本大震災と原発事故の被害による常磐線長期不通のため白紙に戻され、昨年の常磐線全線開通に当たっては被災地と東京都内を直結する役割を担って3往復の仙台発着「ひたち」が設定されました。
私自身はこれまで仙台発着の「ひたち」「スーパーひたち」の乗車経験はなく、運転系統分割前にぜひ乗っておきたいと思っているところに震災・原発事故が起こり、これでもう乗る機会のないままになってしまうかと思っていましたが、まさかの復活で国鉄時代の残り香のする列車に乗るチャンスが再び訪れました。

仙台駅のホームには、「ひたち26号」のE657系が停車しています。
E657系は10両編成で、「北斗星」などの長編成の旅客列車がことごとく姿を消してしまった今となっては、仙台駅に発着する定期旅客列車としてはおそらく最長編成の列車と思われます。
「ひたち26号」は16:11に仙台駅を発車し、品川駅までの4時間41分の旅が始まります。
最初の停車駅相馬までは40分間ノンストップで走りますが、その後は水戸までこまめに停車していきます。
昨年3月に9年ぶりに列車が走るようになった浪江ー富岡間にある双葉・大野の両駅にも停車しますが、駅付近を除けばまだまだ立ち入りできない場所も多い現状では、乗降客もなかなか期待できないのかもしれません。
いわき駅を出るころには日も暮れ、2日間の乗り鉄を振り返りながら仙台駅で購入しておいた駅弁で夕食とします。
19:27に水戸駅を発車すると、ここまでこまめな停車を繰り返していた「ひたち26号」は、一転して上野までのノンストップ運転に入ります。
最高時速130km/hの高速運転を味わっているうちに水戸駅から69分で上野駅に到着。
何となくいまだに北からの旅の終着駅のイメージが強い上野駅ですが、「ひたち26号」は「上野東京ライン」に乗り入れてまだまだ走り続けます。
長距離列車で東京駅を通り抜けるという、今まで体験したことのなかった不思議な感覚を味わいつつ、20:52に「ひたち26号」は終着品川駅に到着。
これにて今回の(妄想)乗り鉄旅は無事終了となり、自宅への帰路につきます。

以上、1泊2日で常磐線と宮城県内の未乗路線を乗り歩く妄想乗り鉄旅のプランでした。
このシリーズの冒頭にも書きましたが、やはりいろいろ状況が落ち着いて大手を振って旅に出かけられるようになったら、ぜひこのプランでの乗り鉄旅を、妄想だけでなく実行に移したいものです。
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