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そういう手もあったか! [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
日本では珍しいオール2階建て通勤電車として登場し、通勤ライナー列車「湘南ライナー」や中央線の土休日運転の快速「ホリデー快速ビューやまなし」、さらに一時期は東海道線の快速「アクティー」や湘南新宿ラインでも活躍したJR東日本の215系電車。
この形式については過去にも記事にしましたが、同形式は今年3月のダイヤ改正で「湘南ライナー」廃止で事実上引退状態にあります。
1992年及び1994年の製造と一応それなりの年月稼働したとは言うものの、一般の通勤・近郊型電車と比べれば総走行距離も少ないはずでそれだけを考えればまだどこかで使えそうな気もしますが、現実には今の首都圏各線には215系をうまく使いこなせそうな列車もなく、このまま廃車となる可能性も高い状況です。
そんな中、4編成あった215系のうち2編成が何と青森方面へ回送されたという記事が鉄道関連のネットニュースに出ていて興味を惹かれました。
そして昨日、別のネットニュースに215系のこんな活用案の提案が出ていました。

215系がまだ走ってくれたら…シンプルな妄想で改造案 (鉄道チャンネル)
https://tetsudo-ch.com/11488569.html

なるほど、こういう手もあったかという感じです。
確かに、通常の通勤列車としてはドア付近のスペースの狭さや階段などが障害になって使いにくさが露呈した車両でしたが、記事にあるような内装の変更を行うと、案外いろいろな使い方ができるかもしれません。
平日は東北新幹線で少し前に試行的に実施され、九州新幹線でも設定されるという「シェアオフィス新幹線」のような、列車内でテレワークができる空間として走らせる一方、土休日には観光地へのホリデー快速として走らせる。
あるいは交直療養に改造した上でJR西日本の「WEST EXPRESS 銀河」のような列車として東京から東北・信越方面へ運転する、なんて使い方もできそうです。
特に、「テレワークトレイン」などと銘打って首都圏の各線を貨物船などを駆使しながら走るテレワーク用列車が走ったら、私も利用してみたいものです。

現実には2階建てという特殊な車体構造や、改造コストの問題、バリアフリー対応をどのようにするかなどハードルは多くて高いとは思いますが、使い方次第でまだまだ活躍の場は作れそうな車両だけに、特に青森方面へ回送された編成が今後どうなるのか、注目したいところです。
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