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これからはこういう形が増えていく? [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。
何だか、今年はあまり「夏」を感じないまま、このまま秋になだれ込んでいきそうな気がします。
秋といえば、10月14日が「鉄道の日」となっていることもあり、コロナ禍の前はJRをはじめ大手私鉄、公営交通、ローカル私鉄、第三セクター鉄道まで、たくさんの鉄道事業者が多彩なイベントを開催し、毎週末などどれに行こうか迷うほどでした。
しかし…、コロナ禍が始まってからというもの、ほとんどの鉄道イベントは中止や縮小を余儀なくされてしまい、いつになったらこういう状況が打破されるのやら、なかなか見通しが立たない状況が続いています。
そんな中、東武鉄道がオンラインサロンの形式で、鉄道ファン向けの公式ファンクラブを開設したというのです。
詳細は下記のリンクからどうぞ。

強気の月1100円、東武「オンラインサロン」の勝算 (東洋経済オンライン)
https://toyokeizai.net/articles/amp/453956

月会費1100円が高いか安いか議論になりそうですが、個人的には記事に書いてあるようないろいろな特典をコンスタントに提供し続けてくれるのなら納得というところかもしれません。
そういえば、大手私鉄が会社自身でその鉄道のファンクラブ的な組織を運営するというのは初めて聞いた気がしますし、その中身も思いっきり鉄分濃いめな人に寄せているというのも他に例のないことではないかと思います。
確かに東武はSLやDL、客車など他にない魅力的な車両が多いうえに、路線網も広大で乗り鉄も撮り鉄も楽しめる要素が多いので、オンラインサロンでもいろいろな切り口でそれらを取り上げていけば満足度も高まるし、いろいろなスタイルのイベントやツアーも開催できそうで、会費を払って入会する価値は十分ありそうです。
あとは個人的に、現代ばかりでなく過去の東武の車両のお宝画像や映像、グッズなどを限定公開したり、このサロンでしか聞けないような話が聞けるインタビュー動画などがあるともっと面白いものになりそうな気がします。

今後は、今回の東武のように鉄道会社自身が鉄道ファン向けの公式ファンクラブ的なものをオープンさせる流れができてくるのでしょうか。
もしそうなるのなら、個人的には京急や西武あたりがファンクラブやオンラインサロンをつくったとしたら入ってみたいものです。
そして、先ほども書いた通りリアルでの鉄道イベントの開催がなかなか思うに任せない今、これからはこういうオンラインサロンなどを通じての事前募集で参加できるイベントが増えていくのでしょうか。
まあこういう形式の方が、イベントを開催する鉄道会社などの側からはいろいろメリットもあるのでしょうし、参加する側としてもあまり人が集中することがなくて撮影などがしやすいという利点もありそうです。
それにオンラインイベントでは、例えば車両基地や車両工場の公開イベントでもなかなか公開されないような場所や作業の模様が見られたりするメリットもあるでしょう。
でも…、やっぱりそれを踏まえてもリアルでの鉄道イベントはそれはそれで楽しいことは間違いないわけで、早くリアルで普通に鉄道イベントを楽しめる日々が戻ってほしいものです。
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