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【鉄道イベントの思い出】都電荒川線 路面電車の日イベント(2014年) その4 [その他鉄道ネタいろいろ]

こんにちは、gonanaです。
2014年6月8日に行われた、都電荒川線荒川車庫での路面電車の日記念イベントの振り返り、今回で最終回です。

車庫入り口での「赤帯」7001号と「青帯」7022号の7000形リバイバルカラー車コンビのツーショットを撮影した後は、
12:00の再度の展示車両入替えまでの間、イベント会場を一旦離れ、荒川車庫から歩いて10分ほどのところにある「あらかわ遊園」へ向かいました。
その目的は遊園地で遊ぶためではなく、当時入口付近で展示されていた(現在の展示位置は不明ですが)都電6152号。
戦後の都電では最大の車両数を誇った6000形の最後の現役車両だった車両で、2000年頃までイベント電車や貸切運転などで活躍後あらかわ遊園に保存され、昨年の同園のリニューアル後も園内で保存されています。
先ほども書いた通りこの日は6152号を撮影するためだけに来たので遊園地の中には入らず、園の外周の柵の隙間からカメラを入れて外側から撮影するだけでしたが、久しぶりに見た6152号は柵も屋根もない場所に保存されているにもかかわらず美しい姿で、もう本線を走ることがないのが惜しまれる姿でした。

12時少し前にあらかわ遊園から車庫に戻ると、車庫入口の7001号と7022号の並びはそのままでしたが、両車に掲げられたヘッドマークがそれぞれ異なる絵柄のものに交換されていました。
そんな中、車庫の入口に1台の都バスがやってきました。
この都バスは見慣れた塗装のものではなく、クリーム色地に赤い帯という、すぐそばに展示されている都電7001号の塗装に近いカラーになっていて、通常の都バスを見慣れた目にはずいぶんイメージが違って見えました。
実はこの塗装、1960年代の都バスの塗装を復刻したものでした。
2014年当時は、都バスにも鉄道車両のリバイバルカラー車人気のような雰囲気があったようで、このクリームと赤の塗装の他にも、昭和40~50年代にかけてのアイボリーホワイトと水色のツートンや黄色と赤のツートンなど、数種類のリバイバルカラーの都バスが登場し人気になっていて、荒川車庫にやってきたこの都バスもその一台というわけです。
都電カラーのバスは一旦7022号の左横に停車し、リバイバルカラーつながりのスリーショットが実現しました。
しかしスリーショットが見られたのはほんのわずかの間だけで、数分経つと7022号が車庫内に引き上げ、その後はバスが7022号の停車していた線路の上に移動し、この日最後となる7001号とのツーショット撮影となりました。
昭和30~40年代の都電と都バスが一緒に移っている写真は私もそれまでに何枚か見たことはありましたが、どちらも復刻塗装とはいえこうしてこの目で両者の並びを見ると、似ているようでもベースとなる色の違い(都電は黄色、バスはクリーム色)もあって7001号の塗装の鮮やかさがより感じられました。

こうして、3時間という、(その当時の)他の車両展示のある鉄道イベントよりは短い時間ではあったものの、なかなか充実した内容の2014年の都電荒川線路面電車の日イベントは終わりました。
私がこのイベントに行くことができたのは今のところこれが最後になっているのが路面電車好きの自分には残念です。
来週日曜日(25日)に行われる今年のイベントは事前申し込み制で、おそらくもう参加申し込みはできないと思われますが、ぜひまた久しぶりの都電乗車も兼ねて参加したいものです。
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青い森のヨッチン

都民ではなかったので都バスの昔のカラーリングの記憶はないのですが手持ちのバスコレクションの中に恐らくこのカラーリングと思われるものがあったので近日ブログにUPしようと思っています。
by 青い森のヨッチン (2023-06-19 10:19) 

gonana

青い森のよっちんさん、こんばんは。
レス遅くなってしまいすみません。
私の場合も物心ついた頃の都バスの塗装はすでにクリーム色と水色のツートンカラーになっていたので、このリバイバル車のような塗装は写真でしか見たことがありません。
でも、こうして復刻してもらえると、車種は違っても昔の都バスの雰囲気をイメージできていいですね。
by gonana (2023-06-20 18:56) 

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