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まさかここからも消えるとは… [鉄道ニュース]

こんにちは、gonanaです。
先日、東海道新幹線でのワゴンでの車内販売が、10月31日をもって終了するという衝撃的なニュースがありました。
ここ数年、新幹線や在来線特急での車内販売の廃止・縮小が相次いでいたものの、利用客も多く「シンカンセンスゴイカタイアイス」という人気商品もあり、コーヒーや弁当などでキャンペーンも行ったりと、廃止・縮小の流れの中でなかなか健闘しているイメージがあった東海道新幹線の車内販売がまさか消える日がやって子用とは夢にも思わず、個人的にはかなりショックです。
廃止の主な理由は他の路線や列車と同じような「利用客の減少」「要員確保の問題」というもののようですが、個人的には現在のような状況になる前に何か打てる手はなかったのかと思ってしまったりもします。
今後はグリーン車で飲みモバイルオーダーサービスを行ったり、駅ホームの自販機の台数やラインナップを充実させてコーヒーや「スゴイカタイアイス」なども販売するそうですが、コーヒーにしてもアイスにしても車内で買ってそのまま席で食べる(飲む)のとホームで買ってしばらく車外で持ち歩いてから食べる(飲む)のとでは、特にホットコーヒーやアイスなどでは味にも大きな差が出るわけで、このあたりのフォローをどうするのか気になるところです。
「弁当だの飲み物だの酒なんて、そんなもの列車に乗る前に買って置けばよいではないか」と考える人もいるでしょうが、その時間的余裕のない状態で列車に乗らなければならない時などには車内販売があるということの安心感は大きいですし、(私はあまり経験はないですが)一仕事終えた帰りの新幹線や特急で車内販売から買った缶ビールで一杯やるのが無上の楽しみという人も多いことでしょう。それを考えると、また一つ列車旅のゆとりや楽しさが合理化や時代の流れという名のもとに失われることになるわけで、非常に寂しい気持ちになります。

私にも、車内販売の思い出はいろいろあります。
家族旅行で乗った東北本線・磐越西線の急行「ばんだい」で親にアイスクリームを買ってもらった話や、ブルートレイン「富士はやぶさ」でこの列車限定の幕の内弁当やホットコーヒーを車内販売から買って楽しんだことなどは過去にも記事にしましたが、その他にもさまざまな列車で車内販売を利用した思い出があります。
弁当やサンドイッチ、お菓子、飲み物だけでなく、列車内限定販売のオレンジカードやキーホルダーなどの記念グッズなど、車内販売のワゴンから買ったものをいろいろ思い出してみると懐かしい気分になってきます。

10月末で東海道新幹線での車内販売(ワゴン販売)がなくなるとはいっても、列車内での車内販売そのものが全滅するわけではありませんが、将来的には食堂車やビュッフェなどのように、「昔の列車にはこんなサービスがあった」というような昔話のネタに車内販売がなる日もやって来るのかもしれません。
私としては、10月末までにチャンスを見つけて東海道新幹線に「車内販売を利用するために」乗りに行こうかなどと考えています。そしてその時にはあの「シンカンセンスゴイカタイアイス」をぜひ車内で味わいたいなと思っています。
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青い森のヨッチン

車内販売のワゴンは帰省シーズンの超混雑中の車内でも以前は日食のお姉さんが根性で押してきたのをよく覚えています。
不用になったワゴンは鉄道オークションに出すと高く売れそう
by 青い森のヨッチン (2023-08-11 21:36) 

gonana

青い森のよっちんさん、こんばんは。
帰省シーズンの混雑をかき分けて進む車販のワゴン。
昔はこんな光景もよく見られたんでしょうね。
車販のワゴン、確かにオークションに出せば売れそうですね。
でもかなり重量のあるものなので、扱いには苦労しそうな気が…
by gonana (2023-08-11 23:13) 

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